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スイス・ライフ株の魅力とリスク|配当利回り4.01%と日本からの買い方【2026年】

スイス・ライフ株の魅力とリスク|配当利回り4.01%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • スイス・ライフは生命保険と資産管理を手がける、スイス最大級の生命保険会社です
  • 魅力の核心:配当利回り4.01%
  • 最大のリスク:配当性向82%(利益の大半を配当に回す水準)
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約18万500円から(推奨ロット2株が目安/1株からでも手数料負担率は約0.60%と軽い)

スイス・ライフは、生命保険と資産管理を手がけるスイス最大級の生命保険会社です。会社発表によると、2025年通期の自己資本利益率(ROE)は17.2%(前年16.6%)で、配当利回りは4.01%と、欧州の生命保険株の中でも高い水準にあります。

1株配当は36.50スイスフランで、前年比+4.3%の増配でした。2025年通期の純利益は12億6,000万スイスフラン、営業利益は18億3,000万スイスフラン(前年比+3%)で、保険料・手数料・預り金の合計は209億スイスフラン(同+3%)です。生命保険と資産管理を軸にした収益構造と株主還元の実績を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

スイス・ライフ株の基本データ(2026年8月22日時点)

株価909.20スイスフラン(1株 約18万500円)
52週レンジ793.00 〜 962.20スイスフラン
時価総額約254億スイスフラン
PER約20.9倍(予想 約19.2倍)
配当利回り約4.01%(1株配当 36.5スイスフラン)
上場市場SIXスイス証券取引所
1年の株価騰落+0.22%

スイス・ライフ株を買うメリット

配当利回り4.01%、欧州の生保株でも高水準

2026年8月22日時点の株価909.20スイスフランに対し、1株配当36.5スイスフランから計算した配当利回りは4.01%です。

投資家にとっては、生命保険という景気変動を受けにくい事業から、比較的高い水準の配当を受け取れる、ということです。

1株配当は前年比+4.3%の増配、36.50スイスフランに

会社発表によると、1株配当は前年比+4.3%増配の36.50スイスフランでした。

投資家にとっては、増配を続けてきた実績があること自体が、株主還元を重視する姿勢の裏づけになります。

ROEは17.2%、前年16.6%から改善(会社発表)

会社発表によると、2025年通期の自己資本利益率(ROE)は17.2%で、前年の16.6%から改善しています。

投資家にとっては、株主資本をどれだけ効率よく利益に変えているかという指標が、悪化ではなく改善方向にあるということです。

保険料・手数料・預り金の合計209億スイスフラン、前年比+3%

2025年通期の保険料・手数料・預り金の合計は209億スイスフランで、前年比+3%でした。会社発表によると、手数料・コミッション収入は+5%です。

投資家にとっては、生命保険の元受け保険料だけでなく、資産管理事業の手数料収入も伸びており、収益源が一本足ではないことを示す数字です。

スイス・ライフ株を買うデメリット・リスク

株価は1年で+0.22%とほぼ横ばい

2026年8月22日時点の株価は909.20スイスフランで、1年間の騰落率は+0.22%とほぼ横ばいです。52週レンジは793.00〜962.20スイスフランで、現在値はレンジの中央からやや上に位置しています。

投資家にとっては、配当利回りの高さとは裏腹に、直近1年では値上がり益をほとんど得られなかった水準だということです。

配当性向82%、増配の余地は限定的

1株配当36.50スイスフラン(前年比+4.3%増配)に対し、配当性向は82%です。

投資家にとっては、すでに利益の大半を配当に回している水準であり、今後の大幅な増配は利益成長そのものが伴わないと続きにくい、ということです。

配当源泉税35%、欧州の中でも最重量級

スイスの配当源泉税は35%です。日瑞租税条約の限度税率10%を超える25%分はスイス税務当局(ESTV)へ直接請求する必要があります。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

投資家にとっては、表面利回り4.01%がそのまま手取りになるわけではなく、還付請求をしなければ税負担が重くのしかかる、ということです。

スイス・ライフはどんな会社か

スイス・ライフは、生命保険と資産管理を手がけるスイス最大級の生命保険会社です。個人・法人向けの生命保険に加え、資産運用会社としての事業も展開しています。

直近の決算では、2025年通期の純利益は12億6,000万スイスフラン、営業利益は18億3,000万スイスフラン(前年比+3%)でした。保険料・手数料・預り金の合計は209億スイスフラン(同+3%)、会社発表によると手数料・コミッション収入は+3%(出典:スイス・ライフ公式 https://www.swisslife.com/en/home/media/media-releases/newsfeed-eqs/adhoc/2026/20260312_0600.html)。会社発表によるROEは17.2%(前年16.6%)です。

同じスイスの保険セクターには、損害保険大手のチューリッヒ保険や、再保険大手のスイス再保険があります。生命保険・損害保険・再保険とそれぞれ立ち位置が異なるため、業種の違いを踏まえて比較すると理解しやすくなります。

配当と税金

スイス・ライフの1株配当は36.5スイスフラン、表面利回りは約4.01%です。

スイスの現地源泉税は35%で、欧州の中でも最も重い水準です。日瑞租税条約の限度税率10%を超える25%分は、日本の外国税額控除の対象外となります。この分の還付を受けるには、スイス税務当局(ESTV)へ直接請求する必要があります。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.08%です(計算式:4.01% ×(1−0.35)× 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

スイス・ライフ株の日本からの買い方

スイス・ライフの上場市場はSIXスイス証券取引所のみで、ティッカーは「SLHN」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:SZLMY)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社スイス・ライフ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. スイスフランに両替する
  5. ティッカー「SLHN」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約18万500円1,092円約0.60%
2株約36万1,000円1,092円約0.30%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5スイスフラン(約1,092円)です。1株からでも手数料負担率は約0.60%と軽く済みますが、2株単位のまとめ買いにすると負担率はさらに下がります。

スイス・ライフ株はどんな人に向くか

向く人理由
高い配当利回りを重視する人配当利回り4.01%は欧州の生保株でも高水準
スイスフラン建てで資産を分散したい人SIXスイス証券取引所上場・スイスフラン建て
2株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.30%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
値上がり益を重視する人1年の株価騰落は+0.22%とほぼ横ばい
増配ペースの加速を期待する人配当性向は82%とすでに高く、増配余地は限定的

よくある質問

スイス・ライフ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がSIXスイス証券取引所のみのためです。米国預託証券(SZLMY)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約18万500円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約0.60%のため、2株単位(約36万1,000円)でのまとめ買いが目安です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

スイスの現地源泉税35%に加え、日本側でさらに20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.08%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国ADR(SZLMY)との違いは何ですか?

SZLMYはOTC(店頭市場)でのみ取引される米国預託証券で、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。楽天証券などの国内ネット証券はOTC銘柄の新規買付けを扱っていないため、サクソバンク証券でSIXスイス証券取引所の本国株(SLHN)を直接買う方法が現実的です。

まとめ

  • メリット:配当利回り4.01%は欧州の生保株でも高水準/1株配当は前年比+4.3%増配/ROEは17.2%で前年16.6%から改善
  • デメリット:株価は1年で+0.22%とほぼ横ばい/配当性向82%で増配余地は限定的/配当源泉税35%は欧州の中でも最重量級
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約18万500円から。2株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.30%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はスイス・ライフ・ホールディング社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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