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パートナーズ・グループ株の魅力とリスク|配当6.43%と日本からの買い方【2026年】

パートナーズ・グループ株の魅力とリスク|配当6.43%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • パートナーズ・グループは未公開株・未公開債・インフラなど「非上場資産」に投資するスイスの運用会社です(報道によると、東京にも拠点があります)
  • 魅力の核心:配当利回り6.43%
  • 最大のリスク:株価は1年で−35.75%
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約142,100円から(推奨ロット2株が目安/1株からでも手数料負担率は約0.77%と軽い)

配当利回り6.43%——これは当サイトが扱うスイス株の中でも高水準です。ただし同じ会社の株価は、直近1年で−35.75%と大きく下げています。プライベート資産運用大手のパートナーズ・グループに、いま何が起きているのかを見ていきます。

パートナーズ・グループは、未公開株・未公開債・インフラなど、証券取引所に上場していない「非上場資産」に投資するスイスの運用会社です。会社発表によると、2026年上半期の運用資産残高は1,860億米ドルに拡大し、新規募集額は160億米ドルに達しています。同業にはプライベートバンクのジュリアス・ベア(スイス)などがありますが、パートナーズ・グループは非上場資産の運用そのものを本業とする点が異なります。

高い配当利回りと大きな株価下落という、一見矛盾する2つの数字を同時に抱えるこの会社を、業績・配当・買い方の順に見ていきます。

目次

パートナーズ・グループ株の基本データ(2026年8月22日時点)

株価715.80スイスフラン(1株 約142,100円)
52週レンジ632.40〜1,158.00スイスフラン
時価総額約185億スイスフラン
PER約14.8倍(予想 約16.5倍)
配当利回り6.43%(1株配当 46スイスフラン)
上場市場SIXスイス証券取引所
1年の株価騰落−35.75%

パートナーズ・グループ株を買うメリット

配当利回り6.43%、前年比+10%の増配(1株配当46スイスフラン)

1株配当は46.00スイスフランで、前年比+10%の増配となりました。表面利回りは6.43%で、当サイトで扱うスイス株の中でも高水準です。

投資家にとっては、配当を積み増しながら支払い続けているという実績が、数字として確認できるということです。

会社発表によると運用資産残高は1,860億米ドルに拡大(2026年上半期)

会社発表によると、2026年上半期の新規募集額は160億米ドル、運用資産残高は1,860億米ドルに達しています。

投資家にとっては、運用会社としての収益の元手にあたる残高そのものが、直近でも積み上がり続けていることを示す数字です。

2025年通期は総収益+20%・純利益+12%の増収増益

2025年通期の総収益は25億6,300万スイスフラン(前年比+20%)、純利益は12億6,100万スイスフラン(同+12%)でした(出典:パートナーズ・グループ公式)。

投資家にとっては、株価が下げている局面でも、直近の通期決算そのものは増収増益で着地しているという事実です。

EBITDA利益率63%の高い収益性

2025年通期のEBITDAは16億1,100万スイスフラン(前年比+19%)で、利益率は63%でした(出典:パートナーズ・グループ公式)。

投資家にとっては、収益に対して費用構造が軽く、稼いだ収益の多くが利益として残る事業モデルであることを示す数字です。

パートナーズ・グループ株を買うデメリット・リスク

株価は1年で−35.75%、空売り業者のレポート公表が報じられた

株価は1年で−35.75%と大きく下げています。報道によると、利益が市場予想に届かなかったことに加え、空売り業者のリサーチ会社が資産評価に関する疑義を指摘したレポートを公表したことが、下落要因の一つとして挙げられています。これは空売り業者側の主張であり、その内容の当否を当サイトは検証していません。

投資家にとっては、株価が大きな下落局面にあること自体は実測値として押さえつつ、指摘の中身が正しいかどうかは自分で判断できる材料ではない、という点に留意が必要です。

予想PER16.5倍は実績14.8倍より高く、運用資産の伸び鈍化を織り込む

実績PERは約14.8倍である一方、予想PERは約16.5倍です。会社発表によると、満期を迎えるファンドの償還が増加することで、今後の運用資産残高の伸びが鈍化する見通しが示されています。

投資家にとっては、直近までの増益ペースがそのまま続くとは市場も見ておらず、成長率の鈍化を前提に評価する必要がある局面だということです。

スイスの配当源泉税35%は欧州株の中でも最重量級

スイスの配当源泉税は35%で、当サイトが扱う国の中でも最も重い水準です。日瑞租税条約の限度税率10%を超える25%分は、スイス税務当局(ESTV)へ直接請求しない限り戻ってきません。

投資家にとっては、表面利回り6.43%という数字がそのまま手元に残るわけではなく、税負担を差し引いた実質利回りで判断する必要がある、ということです。

パートナーズ・グループはどんな会社か

パートナーズ・グループは、未公開株(プライベートエクイティ)・未公開債(プライベートデット)・インフラなど、証券取引所に上場していない「非上場資産」に投資するスイスの運用会社です。年金基金や機関投資家から資金を預かり、これらの非上場資産に振り分けて運用することが本業にあたります。

報道によると、東京にも拠点を置いているとされ、日本の機関投資家とも接点を持つ会社です。

直近の決算では、2025年通期の総収益が25億6,300万スイスフラン(前年比+20%)、EBITDAが16億1,100万スイスフラン(同+19%、利益率63%)、純利益が12億6,100万スイスフラン(同+12%)でした(出典:パートナーズ・グループ公式 https://www.partnersgroup.com/news-and-views/press-releases/corporate-news/)。会社発表によると、2026年上半期の運用資産残高は1,860億米ドル、新規募集額は160億米ドルです。

配当と税金

パートナーズ・グループの1株配当は46.00スイスフラン、表面利回りは6.43%です。前年比+10%の増配となりました。

スイスの現地源泉税は35%です。日瑞租税条約の限度税率10%を超える25%分は、日本の外国税額控除の対象外となります。この分の還付を受けるには、スイス税務当局(ESTV)へ直接請求する必要があります。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約3.33%です(計算式:6.43% ×(1−0.35)× 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

パートナーズ・グループ株の日本からの買い方

パートナーズ・グループの上場市場はSIXスイス証券取引所のみで、ティッカーは「PGHN」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:PGPHF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社パートナーズ・グループ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. スイスフランに両替する
  5. ティッカー「PGHN」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約142,100円1,092円約0.77%
2株約284,200円1,092円約0.38%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5スイスフラン(約1,092円)です。1株からでも手数料負担率は約0.77%と軽く、2株単位にするとさらに約0.38%まで下がります。

パートナーズ・グループ株はどんな人に向くか

向く人理由
高い配当利回りを重視する人配当利回り6.43%はスイス株でも高水準
非上場資産(プライベートエクイティ等)に分散投資したい人未公開株・未公開債・インフラを本業とする運用会社
2株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.38%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
株価の下落局面を避けたい人1年で−35.75%と大きく下げている
配当への税負担を抑えたい人スイスの配当源泉税35%は欧州株の中でも最重量級

よくある質問

パートナーズ・グループ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がSIXスイス証券取引所のみのためです。米国預託証券(PGPHF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約142,100円から購入できます。手数料負担率は1株でも約0.77%と軽く済みますが、2株単位(約284,200円)にするとさらに負担率が下がります。

配当にかかる税金はどうなりますか?

スイスの現地源泉税35%に加え、日本側でさらに20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約3.33%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国預託証券(ADR)との違いは何ですか?

米国預託証券(ティッカー:PGPHF)はOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。スイス本国のSIXスイス証券取引所に上場する原株(ティッカー:PGHN)とは別の扱いで、日本のネット証券からは原株・ADRのどちらも購入できません。

まとめ

  • メリット:配当利回り6.43%で前年比+10%の増配/会社発表によると運用資産残高は1,860億米ドルに拡大/2025年通期は総収益+20%・純利益+12%の増収増益
  • デメリット:株価は1年で−35.75%、空売り業者のレポート公表が報じられた(内容の当否は当サイト未検証)/予想PER16.5倍は実績14.8倍より高く運用資産の伸び鈍化を織り込む/スイスの配当源泉税35%は欧州株の中でも最重量級
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約142,100円から。2株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.38%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はパートナーズ・グループ社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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