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アスピリンで知られる製薬・農薬大手バイエル(Bayer AG/ティッカー:BAYN)の株価が、過去1年でおよそ2倍近くになっています。
ところが、SBI証券にも楽天証券にも取扱いがありません。この記事ではバイエル株の買い方を、なぜここまで下げてなぜ戻したのかという背景とあわせて解説します。1株あたり約8,800円と、当サイトで扱った銘柄のなかでも入りやすい価格帯です。
結論:バイエル株の買い方は実質2つ
| 方法 | 現物保有 | 現実的な必要資金 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①サクソバンク証券で現物を買う | ◎ できる | 約9万円〜(10株単位が目安) | 長期で持ちたい人 |
| ②CFDで値幅を狙う | × できない | 数万円〜(レバレッジ) | 短期で売買したい人 |
なぜSBI・楽天・マネックスでは買えないのか
バイエルが上場しているのはフランクフルト証券取引所(Xetra)で、ティッカーは「BAYN」です。ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。
米国預託証券(ADR)は存在しますがOTC(店頭市場)での取引です。楽天証券はOTC市場の銘柄について「新規の買付けは受け付けておりません」と明記しています。
同じ構造で、アディダス、BMW、ラインメタルも国内ネット証券では買えません。
方法①:サクソバンク証券で現物を買う
2026年8月12日終値時点の株価は48.00ユーロ。ユーロ円レート(約183.7円)で換算すると1株あたり約8,820円です。
- 52週レンジ:25.49ユーロ 〜 53.92ユーロ
- 時価総額:約471億ユーロ
- 配当利回り:約0.23%(低水準)
52週安値25.49ユーロから見ると、株価はほぼ2倍になっています。手数料はドイツ株共通で最低3.30ユーロ(約606円)。1株買いだと負担率は約6.9%になるため、10株単位でのまとめ買いが現実的です。
なぜ株価は暴落し、そしてなぜ戻したのか
バイエルは2018年に米モンサント社を買収しました。これにより除草剤「ラウンドアップ」の発がん性をめぐる大量の集団訴訟を米国で抱えることになり、株価は長期にわたって低迷しました。配当利回りが0.23%と極端に低いのも、この訴訟リスクに備えて配当を大幅に絞ってきたためです。
直近1年での株価回復は、訴訟の一部で和解や有利な判決が積み重なったことへの市場の反応だとみられています。ただし訴訟は完全には終わっておらず、今後の司法判断次第で再び大きく動く可能性があるという点は押さえておく必要があります。
この銘柄は「訴訟リスクが晴れるかどうか」に賭ける性格が強く、安定配当を狙う銘柄とは異なります。
買う前に知っておくべきこと
サクソバンク証券はNISAに対応していません。また配当利回りが低いため、ドイツの配当源泉税26.375%の影響はほぼ無視できます。この銘柄の判断材料は配当ではなく、訴訟の行方と業績です。
最新の株価チャートで水準を確認する
本記事の株価は2026年8月12日終値時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。
まとめ
- バイエルはフランクフルト上場。米国ADRはOTC銘柄で楽天証券は新規買付不可
- 現物を持つならサクソバンク証券が実質的な選択肢
- 1株約8,820円。52週安値からほぼ2倍に回復
- 背景はモンサント買収に伴う訴訟リスクの後退。配当は0.23%と低く、配当目的の銘柄ではない
- 訴訟の帰趨によって今後も大きく動く可能性がある
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月13日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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