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マプフレ株の魅力とリスク|配当利回り4.13%と日本からの買い方【2026年】

マプフレ株の魅力とリスク|配当利回り4.13%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • マプフレは、中南米事業に強いスペインの保険会社です
  • 魅力の核心:配当利回り4.13%
  • 最大のリスク:純利益の約28%をブラジル一国が占め、レアル安がユーロ換算の業績を押し下げる
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約809円から(推奨ロット150株が目安/1株だと手数料負担率は約126.15%と重く、150株単位が前提)

配当利回り4.13%。スペインの保険会社マプフレは、損害保険と生命保険を扱いながら、中南米、とくにブラジルでの事業比率が高いことで知られています。会社発表によると、損害率と経費率を合わせたコンバインド・レシオは92.2%で、100%を下回っています。100%未満は保険引受そのもので利益が出ている状態です。

一方で、純利益の約28%をブラジル一国が稼ぐ構造は、成長の源であると同時に、為替変動の影響を強く受ける要因でもあります。同業種の対比相手としては、スペインのカイシャバンク(金融)やイタリアのゼネラリ(保険)がよく挙げられます。

報道によると、2026年7月には米国の保険会社セーフティ・インシュアランス・グループの買収を発表したともされています。中南米への依存という最大の特徴を軸に、マプフレの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

マプフレ株の基本データ(2026年8月23日時点)

株価4.36ユーロ(1株 約809円)
52週レンジ3.520〜4.616ユーロ
時価総額約133億ユーロ
PER約11.2倍(予想 約10.4倍)
配当利回り4.13%(1株配当 0.18ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落+12.78%

マプフレ株を買うメリット

配当利回り4.13%、配当性向37.55%で増配余地も

2026年8月23日時点の配当利回りは4.13%、1株配当は0.18ユーロです。配当性向は37.55%にとどまっています。

投資家にとっては、利益に対して配当に回す割合がまだ低く、増配の余地を残したまま一定水準の利回りを確保できているということです。

コンバインド・レシオ92.2%、保険引受そのもので黒字(会社発表)

会社発表によると、損害率と経費率を合わせたコンバインド・レシオは92.2%で、100%を下回っています。

投資家にとっては、運用収益に頼らず、保険を引き受ける本業そのもので利益が出ている状態にあるということです。保険会社の収益体質を測るうえで基本となる指標です。

純利益は2024年+30%、2025年は+19.6%見込みと増益基調(会社発表)

会社発表によると、2024年12月期の純利益は9億200万ユーロで前年比+30%、2025年12月期の純利益は11億ユーロで同+19.6%の見込みとされています。

投資家にとっては、単年の一過性ではなく、複数期にわたって増益が続いている点が確認できるということです。

中南米事業が利益の柱、保険料はブラジルが中南米の約48%を占める(会社発表)

会社発表によると、中南米全体の利益は4億800万ユーロで、うちブラジルが2億5,500万ユーロを占めます。保険料でもブラジルは48億ユーロと、中南米全体100億ユーロの約48%にのぼります。

投資家にとっては、スペイン国内だけにとどまらない収益源を持ち、とくにブラジルが事業の中核を担う成長エンジンになっているということです。

マプフレ株を買うデメリット・リスク

純利益の約28%をブラジル一国が占め、レアル安が業績を押し下げる(会社発表)

2024年12月期の純利益9億200万ユーロのうち、ブラジルの利益は2億5,500万ユーロで、全体の約28%を占めます。会社発表によると、ブラジルの通貨(レアル)が下がると、ユーロに換算した業績が押し下げられます。保険料が数量ベースでは伸びていても、為替の影響でマイナスになる年があるとされています。

投資家にとっては、事業そのものが好調でも、レアルの動き次第で決算上の数字が下振れし得るということです。中南米への依存は、成長の源であると同時に、為替リスクの発生源でもあります。将来の為替の動きは当サイトでは予測しません。

報道による米セーフティ・インシュアランス買収、金額・完了時期は不透明

報道によると、マプフレは2026年7月に米国の保険会社セーフティ・インシュアランス・グループ(NASDAQ上場)の買収を発表したとされています。買収するのはマプフレ側であり、マプフレが買収されるわけではありません。

投資家にとっては、買収金額や完了時期がまだ確定情報として示されていないということです。当サイトでは本件の完了を確認しておらず、今後の続報を待つ必要があります。

スペイン源泉税19%で税引き後利回りは2.66%目安まで低下

スペインの現地源泉税は19%です。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は2.66%まで下がります。

投資家にとっては、表面利回り4.13%をそのまま手取りとして受け取れるわけではなく、税負担を差し引いた実質の水準で判断する必要があるということです。

1株買いの手数料負担率は126.15%、150株単位が前提

サクソバンク証券クラシックの手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株(約809円)だけを買うと、手数料負担率は約126.15%に達します。

投資家にとっては、1株単位での購入は手数料だけで元本を上回るほど非現実的で、150株単位(約121,400円)でのまとめ買いが前提になる、ということです。

マプフレはどんな会社か

マプフレは、スペインの保険会社です。損害保険と生命保険を扱い、中南米、とくにブラジルでの事業比率が高いことが特徴です。上場市場はマドリード証券取引所(BME)で、ティッカーはMAPです。

直近の決算では、2024年12月期の営業収益(保険料を含む)は332億ユーロ、純利益は9億200万ユーロ(前年比+30%)でした。2025年12月期の純利益は11億ユーロ(同+19.6%)の見込みとされています(出典:マプフレ公式 https://www.mapfre.com/en/communicate/corporate-communicate/)。

会社発表によると、中南米全体の利益は4億800万ユーロで、うちブラジルが2億5,500万ユーロを占めます。保険料でもブラジルは48億ユーロと、中南米全体100億ユーロの約48%にのぼります。損害率と経費率を合わせたコンバインド・レシオは92.2%で、100%を下回っています(出典:報道)。

報道によると、2026年7月には米国の保険会社セーフティ・インシュアランス・グループ(NASDAQ上場)の買収を発表したとされています。買収するのはマプフレ側であり、金額や完了時期は断定されておらず、当サイトでは完了を確認していません。

同じ保険業種の比較対象としては、金融業のカイシャバンク(スペイン)や、保険業のゼネラリ(イタリア)がよく挙げられます。

配当と税金

マプフレの1株配当は0.18ユーロ、表面利回りは4.13%です。配当性向は37.55%です。

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、現地源泉税19%で計算した税引き後の実質利回りの目安は約2.66%です(計算式:4.13% ×(1−0.19)× 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

マプフレ株の日本からの買い方

マプフレの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「MAP」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:MPFRY・MPFRF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社マプフレ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「MAP」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約809円1,021円約126.15%
150株約121,400円1,021円約0.84%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと手数料負担率は約126.15%と極めて重く、現実的には150株単位のまとめ買いが前提になります。150株まとめると負担率は約0.84%まで下がります。

マプフレ株はどんな人に向くか

向く人理由
高い配当利回りを狙いたい人配当利回りは4.13%、配当性向は37.55%と余裕がある
中南米の成長を取り込みたい人利益4億800万ユーロを中南米が稼ぎ、うちブラジルが2億5,500万ユーロ
150株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.84%まで下がる
向かない人理由
為替変動を避けたい人純利益の約28%をブラジルが占め、レアル安が業績を押し下げる
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
少額の1株買いをしたい人手数料負担率が約126.15%と極めて重い

よくある質問

マプフレ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(MPFRY・MPFRF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約809円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約126.15%と極めて重いため、150株単位(約121,400円)でのまとめ買いが前提です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

スペインの現地源泉税は19%です(日西租税条約の限度税率5%の適用は証券会社の手続き次第)。これに加えて日本側でさらに20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.66%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国預託証券(MPFRY・MPFRF)とマプフレ株(MAP)の違いは何ですか?

MPFRY・MPFRFは米国のOTC市場でのみ取引される預託証券で、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。本記事で扱うMAPはマドリード証券取引所に上場する原株で、日本からはサクソバンク証券などでこちらを直接購入することになります。

まとめ

  • メリット:配当利回り4.13%、配当性向37.55%で余裕あり/コンバインド・レシオ92.2%で保険引受そのものが黒字/純利益は2024年+30%・2025年は+19.6%見込みと増益基調
  • デメリット:純利益の約28%をブラジル一国が占め、レアル安が業績を押し下げるリスクがある/報道による米セーフティ・インシュアランス買収は金額・完了時期が不透明/1株買いの手数料負担率は126.15%と極めて重い
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約809円から。150株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.84%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はマプフレ社の公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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