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カイシャバンク株の魅力とリスク|1年+48.68%・純利益+8.5%と買い方【2026年】

カイシャバンク株の魅力とリスク|1年+48.68%・純利益+8.5%と買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • カイシャバンクはスペイン最大級の銀行(個人向け金融と保険が中核)
  • 魅力の核心:1年で株価+48.68%
  • 最大のリスク:株価は52週高値13.47ユーロに接近(現在12.98ユーロ)
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約2,410円から(ただし1株の手数料負担率は42.37%と重く、現実的には50株単位・約12万0,500円が目安)

スペイン最大級の銀行、カイシャバンクの株価はこの1年で+48.68%上昇しています。会社発表によると、2026年上半期の純利益は32億300万ユーロで前年同期比+8.5%。スペイン・ポルトガルの顧客数は2,090万人、支店網は4,500超に達しています。

時価総額は約903億ユーロ規模。個人向け金融と保険を中核に据えるスペイン最大級の銀行が、この1年でどう評価を変えたのかを、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

カイシャバンク株の基本データ(2026年8月22日時点)

株価12.98ユーロ(1株 約2,410円)
52週レンジ8.38〜13.47ユーロ
時価総額約903億ユーロ
PER約15.7倍(予想 約12.9倍)
配当利回り3.85%(1株配当 0.5ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落+48.68%

為替は1ユーロ=185.66円(ECB参照レート、2026年8月22日時点)で換算しています。

カイシャバンク株を買うメリット

1年で株価+48.68%、52週高値圏で推移

2026年8月22日時点の株価は12.98ユーロで、1年間では+48.68%の上昇となっています。52週レンジは8.38〜13.47ユーロで、現在値はレンジの上寄りにあります。

投資家にとっては、この1年の評価の変化が株価の実数値としてはっきり確認できる状態にある、ということです。

2026年上半期純利益は前年同期比+8.5%の32億300万ユーロ

会社発表によると、2026年上半期の純利益は32億300万ユーロ(前年同期比+8.5%)でした。CET1比率は12.5%、流動性カバレッジ比率(LCR)は184%で最低要件100%を大きく上回っています。

投資家にとっては、増益が続いていることに加え、自己資本・流動性の両面で余裕を保ったまま利益を伸ばしている、ということです。

2025年の年間配当総額は35億ユーロ、株主還元を拡大

会社発表によると、2025年の年間配当総額は35億ユーロで、株主還元を拡大しています。1株配当は0.5ユーロ、表面利回りは3.85%です。

投資家にとっては、増益だけでなく株主還元そのものを広げる方向にあることが確認できる材料です。

スペイン・ポルトガルで顧客数2,090万人、支店網4,500超

会社発表によると、カイシャバンクはスペイン・ポルトガルで顧客数2,090万人支店網4,500超を持っています。

投資家にとっては、個人向け金融・保険を核とする事業基盤が、一部の都市圏に偏らない規模で成立している、ということです。

カイシャバンク株を買うデメリット・リスク

スペインの銀行課税が純金利収入と手数料を圧迫

スペインでは、銀行の純金利収入と手数料収入に対する銀行課税が課されています(報道)。この税負担は、他の欧州の銀行と比べたときの利益の押し下げ要因になっています。

投資家にとっては、増益基調であっても、スペイン特有の税制コストを織り込んだうえで収益力を見る必要がある、ということです。

金利低下局面では住宅ローン中心の収益構造が圧迫されやすい

報道によると、金利が低下する局面では、住宅ローンを中心とする収益構造が圧迫されやすいとされています。

投資家にとっては、直近の増益がここまでの金利環境に支えられてきた面があり、金利サイクルが反転すれば収益ペースが変わりうる、ということです。

株価は52週高値13.47ユーロに接近、1年+48.68%の上昇が一服するリスク

株価は1年で+48.68%上昇し、52週高値13.47ユーロに接近しています。現在値12.98ユーロは、レンジの上限に近い水準です。

投資家にとっては、ここまでの上昇分がすでに株価に織り込まれつつある可能性があり、新規に買うタイミングとしては高値圏であることを踏まえておく必要がある、ということです。

1株買いの手数料負担率は42.37%、50株単位が前提

サクソバンク証券クラシックプランの手数料は最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株(約2,410円)を買うと、手数料負担率は42.37%にもなります。

投資家にとっては、カイシャバンク株は1株単位で気軽に買う銘柄ではなく、50株単位(約12万0,500円)でまとめて買うことを前提にする必要がある、ということです。

カイシャバンクはどんな会社か

カイシャバンクはスペイン最大級の銀行で、個人向け金融と保険を中核とする事業を展開しています。スペイン・ポルトガルで顧客数2,090万人、支店網4,500超を持つ、地域に根ざした金融グループです。

直近の決算では、2026年上半期の純利益は32億300万ユーロ(前年同期比+8.5%)でした。CET1比率は12.5%、流動性カバレッジ比率(LCR)は184%で最低要件100%を大きく上回っています(出典:カイシャバンク公式 https://www.caixabank.com/en/headlines/news/caixabank-profit-3203-million-euros-june-2026-commercial-growth)。会社発表によると、2025年の年間配当総額は35億ユーロで、株主還元を拡大しています(出典:カイシャバンク公式 https://www.caixabank.com/en/headlines/news/2026-caixabank-general-shareholders-meeting-approves-a-final-dividend-of-2-320-million-euros-and-increases-total-annual-dividend-to-3-500-million-euros)。

一方で、スペインの銀行課税や金利低下局面での収益圧迫といった構造的なリスクも抱えています(報道)。

配当と税金

カイシャバンクの1株配当は0.5ユーロ、表面利回りは3.85%です。

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をせず、保守的に現地源泉税19%で計算した場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.49%です(計算式:3.85% ×(1−0.19)× 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

カイシャバンク株の日本からの買い方

カイシャバンクの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「CABK」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:CAIXY)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社カイシャバンク株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「CABK」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約2,410円1,021円42.37%
50株約120,500円1,021円0.85%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株では手数料負担率が42.37%と重いため、50株単位のまとめ買いが現実的な最低ロットです。

カイシャバンク株はどんな人に向くか

向く人理由
スペイン最大級の銀行に投資したい人顧客数2,090万人・支店網4,500超
増益と株主還元拡大の両方を確認したい人純利益+8.5%、2025年配当総額35億ユーロ
50株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が0.85%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
1株単位の少額から気軽に買いたい人1株の手数料負担率は42.37%と重い
52週高値圏を避けて買いたい人株価は1年+48.68%で52週高値13.47ユーロに接近

よくある質問

カイシャバンク株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(CAIXY)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約2,410円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で42.37%と重いため、50株単位(約12万0,500円)が現実的な最低ロットです。

配当にかかる税金はどうなりますか?

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に確認が必要です。日本側ではさらに現地源泉後の金額に20.315%が課税され、保守的に19%で計算した税引き後の実質利回りの目安は約2.49%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国ADR(CAIXY)と原株(CABK)はどう違いますか?

米国ADR(CAIXY)はOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。原株(CABK)はマドリード証券取引所(BME)に上場しており、日本からサクソバンク証券で買えるのはこの原株です。

まとめ

  • メリット:1年で株価+48.68%上昇/2026年上半期純利益は前年同期比+8.5%の32億300万ユーロ/2025年の年間配当総額35億ユーロで株主還元を拡大
  • デメリット:スペインの銀行課税と金利低下局面が収益を圧迫するリスク/株価は52週高値13.47ユーロに接近/1株買いの手数料負担率は42.37%で50株単位が前提
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約2,410円から。50株単位のまとめ買いで手数料負担率は0.85%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はカイシャバンク社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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