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レイバン、オークリーを傘下に持つ世界最大の眼鏡企業エシロールルクソティカ(EssilorLuxottica SA/ティッカー:EL)。株価は52週高値323.80ユーロから、現在164.55ユーロまで大きく水準を切り下げています。
興味深いのは、業績そのものは好調だという点です。この記事ではエシロールルクソティカ株の買い方と、業績と株価が逆行している理由を解説します。
結論:エシロールルクソティカ株の買い方は実質2つ
| 方法 | 現物保有 | 必要資金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①サクソバンク証券で現物を買う | ◎ できる | 1株 約3万200円〜 | 長期で持ちたい人 |
| ②CFDで値幅を狙う | × できない | 数万円〜(レバレッジ) | 短期で売買したい人 |
なぜSBI・楽天・マネックスでは買えないのか
エシロールルクソティカが上場しているのはユーロネクスト・パリです。米国預託証券「ESLOY」はOTC銘柄で、楽天証券はOTC市場の銘柄について「新規の買付けは受け付けておりません」と明記しています。
方法①:サクソバンク証券で現物を買う
2026年8月13日時点の株価は164.55ユーロ。ユーロ円レート(約183.7円)で換算すると1株あたり約3万200円です。
- 52週レンジ:160.60ユーロ 〜 323.80ユーロ
- 時価総額:約765億ユーロ
- PER:約30.7倍
52週安値160.60ユーロのすぐ近くにあります。1株買いの手数料負担率は約1.34%です。
業績は好調なのに、なぜ株価は下がったのか
エシロールルクソティカの2026年上半期決算は、売上高が前年比9.7%増、フリーキャッシュフローは過去5年で最高水準という好内容でした。事業そのものは堅調です。
それでも株価が大きく下げた背景には、スマートグラス(AIメガネ)市場をめぐる競争激化への警戒感があります。同社はMeta社と提携し「レイバン・メタ」というAI搭載スマートグラスで市場をリードしてきましたが、GoogleやSamsungが同分野に参入する発表を行い、競争環境が大きく変わりつつあります。
一部のアナリストは、スマートグラスの普及が進めば従来型の眼鏡ビジネスモデルそのものへの構造的な脅威になりうると指摘しています。テック企業が独自の供給網を築き、既存の眼鏡ブランドを迂回する可能性があるという見方です。
「今の業績」と「将来の競争環境への懸念」が綱引きしている状態だと理解してください。目先の数字だけを見て判断すると、市場が織り込んでいる長期リスクを見落とすことになります。
買う前に知っておくべきこと
サクソバンク証券はNISAに対応していません。フランス株の配当課税は限度税率10%と有利ですが、この銘柄はスマートグラス市場の競争という新しい変数を抱えている点を理解したうえで判断してください。ユーロ建てなので為替の影響も受けます。
最新の株価チャートで水準を確認する
本記事の株価は2026年8月13日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。
※下のチャートは米国ADR(ESLOY・米ドル建て)です。パリ上場の原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。
まとめ
- エシロールルクソティカはユーロネクスト・パリ上場。米国ADRはOTC銘柄で楽天証券は新規買付不可
- 現物を持つならサクソバンク証券が実質的な選択肢
- 1株約3万200円、52週安値近辺
- 業績は好調(売上+9.7%)だが、AIスマートグラス市場の競争激化への警戒感で株価は下落
- NISAは使えないが、配当課税はドイツ・スイスより有利
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月13日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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