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エンデサ株の魅力とリスク|純利益+41%と日本からの買い方【2026年】

エンデサ株の魅力とリスク|純利益+41%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • エンデサはスペイン最大の電力会社(発電・配電・小売)。イタリアのエネルが約70%を保有する子会社です
  • 魅力の核心:上半期純利益+41%(1株利益は+46%)
  • 最大のリスク:株価は1年で+54.7%と上昇し、52週高値圏にあります
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約7,655円から(推奨ロット20株が目安/1株では手数料負担率約13.34%と重い)

スペインの電力会社エンデサは、2026年上半期に純利益+41%という大幅増益を記録しました。1株利益(EPS)は+46%とさらに高い伸びです。牽引役は規制で守られた配電事業で、会社発表によると通期の経常純利益見通しを24億ユーロ超に上方修正しています。

株価も1年で+54.7%と大きく上昇しており、投資家からの評価は高まっています。イタリアの電力大手エネルが約70%を保有する子会社という立ち位置も含め、この会社の「今」を数字で見ていきます。

目次

エンデサ株の基本データ(2026年8月21日時点)

株価41.23ユーロ(1株 約7,655円)
52週レンジ25.25 〜 42.67ユーロ
時価総額約422億ユーロ
PER約16.3倍(予想 約17.5倍)
配当利回り約3.83%(1株配当 1.58ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落+54.7%

エンデサ株を買うメリット

上半期純利益+41%、1株利益(EPS)は+46%

2026年上半期のEBITDAは32億ユーロ(前年同期比+20%)、純利益は15億ユーロ(同+41%)、1株利益(EPS)は1.44ユーロ(同+46%)でした。会社発表によると、利益の伸びは規制で守られた配電事業の貢献増が主因です。

投資家にとっては、電力会社という規制業種でありながら、増益ペースが明確に加速していることが確認できる数字です。

配当利回り3.83%、2025年度から増配

1株配当は1.58ユーロで、表面利回りは約3.83%です。2025年度の1.32ユーロから増配しています。

投資家にとっては、増益局面で配当も引き上げられており、業績と株主還元が同じ方向を向いていることを示す数字です。

20億ユーロの自社株買い計画、半分超を実施済み(会社発表)

会社発表によると、エンデサは20億ユーロ規模の自社株買い計画を進めており、すでに半分超を実施済みとしています。

投資家にとっては、増配だけでなく自社株買いという形でも株主還元が実行段階にあることを意味します。

スペイン最大の電力会社、規制された配電事業が収益を下支え

エンデサはスペイン最大の電力会社で、発電・配電・小売を手がけています。増益の主因となった配電事業は規制料金にもとづく収益構造を持っています。

投資家にとっては、価格競争にさらされにくい規制事業を収益の柱の一つとして持っている、ということです。

エンデサ株を買うデメリット・リスク

株価は1年で+54.7%、52週レンジの上限に接近

2026年8月21日時点の株価は41.23ユーロで、1年間では+54.7%の上昇となっています。52週レンジは25.25〜42.67ユーロで、現在値はレンジの上限(42.67ユーロ)に近い水準です。

投資家にとっては、すでに評価が大きく進んだ後の株価であり、これから新規に買う場合は高値圏で購入することになる、ということです。

PERは実績16.3倍に対し予想17.5倍、予想の方が高い

実績PERは約16.3倍である一方、予想PERは約17.5倍と、予想の方が高くなっています。

投資家にとっては、直近の大幅増益(純利益+41%)と同じペースの利益成長が今後も続くとは市場が織り込んでいない可能性がある、ということです。

次期規制期間の報酬率次第、スペインの電力規制がリスク

エンデサの増益を支える配電事業は、スペインの電力規制のもとで報酬率(許容利益率)が定められています。次期規制期間の報酬率がどう決まるかが、今後の利益水準を左右します。

投資家にとっては、事業の安定性の裏返しとして、利益水準が自社の経営努力だけでなく規制当局の判断に左右される、ということです。

1株購入時の手数料負担率は13.34%

サクソバンク証券クラシックの手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株(約7,655円)を購入する場合、手数料負担率は約13.34%に達します。

投資家にとっては、少額で1株だけ試し買いする場合、株価変動よりも手数料負担の方が大きくなりかねない水準だ、ということです。

エンデサはどんな会社か

エンデサはスペイン最大の電力会社で、発電・配電・小売を手がけています。イタリアの電力大手エネルが議決権の約70%を保有する子会社です。エネル本体についてはエネル株の買い方と株価・業績で解説しています。

直近の決算では、2026年上半期のEBITDAが32億ユーロ(前年同期比+20%)、純利益が15億ユーロ(同+41%)、1株利益が1.44ユーロ(同+46%)でした。会社発表によると、利益の伸びは規制で守られた配電事業の貢献増が主因で、通期の経常純利益見通しは24億ユーロ超に上方修正されています。あわせて、20億ユーロ規模の自社株買い計画のうち半分超がすでに実施済みとされています(出典:会社発表)。

配当と税金

エンデサの1株配当は1.58ユーロ、表面利回りは約3.83%です。2025年度の1.32ユーロから増配しています。

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約の限度税率は5%とされていますが、実際に適用されるかどうかは証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.47%です(保守的に現地源泉税19%で計算。計算式:3.83% ×(1−0.19)× 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月21日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

エンデサ株の日本からの買い方

エンデサの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「ELE」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:ELEZY)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社エンデサ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「ELE」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約7,655円1,021円約13.34%
20株約153,100円1,021円約0.67%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株では手数料負担率が約13.34%と重くなるため、20株単位のまとめ買いにすると負担率は約0.67%まで下がります。

エンデサ株はどんな人に向くか

向く人理由
規制事業に守られた安定的な増益を評価したい人配電事業の貢献増で純利益+41%
増配・自社株買いによる株主還元を重視する人増配に加え20億ユーロの自社株買い計画を実行中
20株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.67%まで下がる
向かない人理由
割安な水準で新規に買いたい人株価は1年で+54.7%、52週高値圏
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
1株だけ試し買いしたい人手数料負担率が約13.34%と重い

よくある質問

エンデサ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(ELEZY)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約7,655円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約13.34%と重いため、20株単位(約153,100円)でのまとめ買いが目安です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

スペインの現地源泉税19%に加え、日本側でさらに20.315%が課税されます。日西租税条約の限度税率は5%とされますが、適用は証券会社の手続き次第のため口座開設時に確認が必要です。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.47%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国ADR(ELEZY)とエンデサ株は何が違いますか?

ELEZYはマドリード上場のエンデサ株を裏付けとする米国預託証券で、OTC(店頭市場)でのみ取引されています。ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していないため、日本の主要ネット証券では扱われていません。原株と値動きはほぼ連動しますが、表示通貨が米ドル建てになる点が異なります。

まとめ

  • メリット:上半期純利益+41%・EPS+46%/配当利回り3.83%で2025年度から増配/20億ユーロの自社株買い計画の半分超を実施済み
  • デメリット:株価は1年で+54.7%と上昇し52週高値圏/PERは実績16.3倍に対し予想17.5倍と予想の方が高い/1株購入時の手数料負担率は約13.34%
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約7,655円から。20株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.67%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月21日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はエンデサ社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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