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アブソルート・ウォッカ、ジェムソン、マーテルなどを傘下に持つフランスの酒類大手ペルノ・リカール(Pernod Ricard SA/ティッカー:RI)。株価は52週高値107.45ユーロから、現在68.58ユーロまで約36%下落しています。
この記事ではペルノ・リカール株の買い方と、なぜここまで下げたのかという理由を解説します。
結論:ペルノ・リカール株の買い方は実質2つ
| 方法 | 現物保有 | 必要資金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①サクソバンク証券で現物を買う | ◎ できる | 1株 約1万2,600円〜 | 長期で持ちたい人 |
| ②CFDで値幅を狙う | × できない | 数万円〜(レバレッジ) | 短期で売買したい人 |
なぜSBI・楽天・マネックスでは買えないのか
ペルノ・リカールが上場しているのはユーロネクスト・パリです。米国預託証券「PRNDY」はOTC銘柄で、楽天証券はOTC市場の銘柄について「新規の買付けは受け付けておりません」と明記しています。
方法①:サクソバンク証券で現物を買う
2026年8月13日時点の株価は68.58ユーロ。ユーロ円レート(約183.7円)で換算すると1株あたり約1万2,600円です。
- 52週レンジ:58.60ユーロ 〜 107.45ユーロ
- 時価総額:約173億ユーロ
- PER:約12.2倍
52週安値58.60ユーロに近い水準です。1株買いの手数料負担率は約3.2%(最低2.20ユーロ)です。
なぜ株価は36%も下がったのか
ペルノ・リカールの2025年度上半期決算では、売上高が前年比5.9%減、営業利益は同7.5%減という結果でした。要因は主力2市場での落ち込みです。
中国では売上高が前年比28%減となりました。規制環境の変化がマーテルやシーバスリーガルといった主力ブランドに打撃を与えたとされています。米国でも売上高が同15%減となり、蒸留酒需要の落ち込みに加え、卸売業者による在庫調整(ディストッキング)と、インフレを背景に消費者が割安な選択肢へ流れる動きが重なりました。
会社側は通期の業績見通しを売上高で前年比3〜4%減へ下方修正しています。「中国・米国という2大市場が同時に弱い」という状態からの回復が、この銘柄の焦点です。PER約12.2倍という低めの評価は、この逆風を市場がすでに織り込んでいることを示しています。
買う前に知っておくべきこと
サクソバンク証券はNISAに対応していません。フランス株の配当課税は限度税率10%と有利です。ユーロ建てなので為替の影響も受けます。この銘柄は「業績の底打ちに賭ける」性格が強く、中国・米国市場の回復が続くかどうかが判断材料になります。
最新の株価チャートで水準を確認する
本記事の株価は2026年8月13日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。
※下のチャートは米国ADR(PRNDY・米ドル建て)です。パリ上場の原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。
まとめ
- ペルノ・リカールはユーロネクスト・パリ上場。米国ADRはOTC銘柄で楽天証券は新規買付不可
- 現物を持つならサクソバンク証券が実質的な選択肢
- 1株約1万2,600円、52週高値からは約36%下落
- 中国売上−28%・米国売上−15%という2大市場同時の落ち込みが背景
- NISAは使えないが、配当課税はドイツ・スイスより有利
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月13日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値は公表資料に基づく概算です。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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