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SMI(スイス株価指数)とは|構成銘柄と買える5社【2026年】

SMI(スイス株価指数)とは|構成銘柄と買える5社【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • SMI(スイス・マーケット・インデックス)は、SIXスイス証券取引所に上場するわずか20銘柄で構成される、欧州の主要指数の中でも最少の構成銘柄数の指数です
  • 上位数銘柄(ネスレ・ロシュ・ノバルティス)で指数の約半分を占めるとされ、集中度が極めて高い構造です
  • 当サイトが個別記事で扱うスイス株5銘柄はすべてSMI構成銘柄です
  • スイス株は配当源泉税が35%と欧州最重量級で、SMI連動のETF・投資信託を買ってもこの税は基本的に避けられません

「SMIとは何か」「スイス株価指数にはどんな企業が入っているのか」を調べている人向けに、SMI(スイス・マーケット・インデックス)の基本情報と、当サイトが個別記事で扱っているSMI構成銘柄5社を一覧にまとめました。

SMIは欧州の主要株価指数の中でも構成銘柄数が際立って少なく、上位企業への集中度が高いという特徴があります。この記事では、その構造を他の欧州指数と比較しながら解説し、「指数に投資するか、構成銘柄を直接買うか」という判断のポイントまでまとめます。指数の現在値や過去のリターンは日々変動するため本記事では扱わず、指数運営会社の公表情報と当サイトの実測データに基づく内容のみを掲載しています。

目次

SMIとは

SMI(スイス・マーケット・インデックス)は、SIXスイス証券取引所に上場するスイスを代表する20銘柄で構成される株価指数です。算出方法はフリーフロート調整の時価総額加重で、個別銘柄の構成比には上限18%のルールが設けられています。算出開始は1988年6月30日(基準値1,500)で、構成銘柄の見直しは年1回(9月の第3金曜日)、運営はSIXスイス証券取引所が行っています。

SMI最大の特徴は、欧州の主要株価指数の中で最も構成銘柄数が少ないことです。当サイトですでに扱っているドイツのDAX(40銘柄)やフランスのCAC40(40銘柄)と比べても半分、イギリスのFTSE100(100銘柄)と比べると5分の1しかありません。

指数構成銘柄数対象市場
SMI(スイス)20銘柄SIXスイス証券取引所
DAX(ドイツ)40銘柄フランクフルト証券取引所
CAC40(フランス)40銘柄ユーロネクスト・パリ
FTSE100(イギリス)100銘柄ロンドン証券取引所
STOXX Europe 600600銘柄欧州17カ国

さらにSMIは、上位数銘柄(ネスレ・ロシュ・ノバルティス)で指数の約半分を占めるとされ、集中度が極めて高い指数です(正確な構成比は出典によって数値が食い違うため、本記事では掲載していません)。構成銘柄数が少ないうえに上位への偏りも大きいため、「スイス経済に幅広く分散投資する」というより「この数社に賭ける」に近い構造になっている点は、指数への投資を検討するうえで押さえておく必要があります。他の欧州指数との違いは欧州の主要株価指数まとめでも比較しています。

SMIに入っている、日本から買える企業

当サイトで個別記事にしているスイス株5銘柄は、すべてSMI構成銘柄です。1株の目安・PER・配当利回りは各記事で実測した2026年8月13〜14日時点の値です。企業名から個別記事に進むと、株価の推移や業績の詳細を確認できます。

企業業種1株の目安PER表面配当利回り
ネスレ食品約1万5,500円約27倍約3.92%
ロシュ製薬約7万2,000円約24.0倍約2.66%
リシュモンラグジュアリー約3万8,300円約35.6倍約1.7%
スイス再保険再保険約2万6,970円約10.6倍約4.6%
チューリッヒ保険保険約11万5,500円約14.8倍約5.09%

食品・製薬・ラグジュアリー・保険と業種は分かれていますが、SMIの上位を占めるとされるのはこの中ではネスレとロシュです。当サイトで扱う5銘柄すべての詳しい株価・PER・配当利回りを一覧で見たい場合は、スイス株の買い方まとめ記事にまとめています。

指数に投資するか、構成銘柄を直接買うか

SMIに連動するETFや投資信託が存在します。これらを1本買えば、SMI構成銘柄20社にまとめて分散投資できます。ただしSMIは、上位数銘柄で指数の約半分を占めるとされる集中度の高い指数です。20社に分散しているように見えても、実質的にはネスレ・ロシュ・ノバルティスといった数社の値動きに指数全体が大きく左右される構造であり、分散効果は限定的だといえます(※具体的な銘柄名・ティッカー・経費率は本記事では扱いません。欧州ETFおすすめ比較記事をご確認ください)。

「ネスレのような大型ディフェンシブ企業の安定性が欲しい」という方針であれば、SMI自体がネスレの値動きに近い動きをしやすいため、指数を買うのも個別株を買うのも結果的に近い選択になります。一方で「リシュモンのラグジュアリー需要に賭けたい」「スイス再保険の再保険事業に投資したい」というように特定のテーマに絞りたい場合は、指数を通した投資では期待するリターンが薄まってしまいます。個別企業を選びたいなら、指数ではなく個別株を直接買う必要があります。

個別株を直接買う場合は、上記の5銘柄がいずれもSIXスイス証券取引所に上場しているため、この市場に対応した証券会社が必要です。日本の大手ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券など)では取り扱いがなく、当サイトが案内しているサクソバンク証券のような欧州株に対応した証券会社での口座開設が必要になります。証券会社ごとの違いは欧州株の証券会社比較記事を参照してください。

SMIの注意点

上位数銘柄への集中度が極めて高い

SMIは構成銘柄数が20と少ないうえ、上位数銘柄(ネスレ・ロシュ・ノバルティス)で指数の約半分を占めるとされ、集中度が極めて高い指数です。当サイトの米国株と欧州株どちらを買うべきか記事で検証したS&P500も、上位10銘柄で指数の40.8%を占める(2026年5月、J.P.モルガン調べ)集中度の高さが指摘されていますが、SMIはさらに少ない銘柄数で約半分という水準です。「20社に分散している」という数字だけを見て安心せず、実質的には数社への集中投資に近い構造だと理解しておく必要があります。

配当源泉税35%は指数連動でも避けられない

スイス株の配当には35%という欧州最重量級の源泉税がかかります。これはSMI連動のETFや投資信託を買った場合でも基本的に変わりません。表面配当利回りが高く見えても、現地源泉税が差し引かれることで手取りは大きく減ります。国別の配当税の違いは欧州株の配当税比較記事、スイス株特有の税の壁についてはスイス株の買い方まとめ記事で詳しく解説しています。

スイスフラン建てで為替の影響を受ける

SMI構成銘柄はスイスフラン建てで取引されます。スイスフランはいわゆる「安全通貨」とされ、当サイトの為替リスク記事では対円で10年で約1.8倍になったと解説しています。指数に投資する場合も個別株を直接買う場合も、この通貨の動きから逃れることはできません。詳しくは欧州株の為替リスク記事を参照してください。

よくある質問

SMIとは何ですか?初心者向けに教えてください。

SMIは、SIXスイス証券取引所に上場するスイスの主要企業20社で構成される株価指数です。日本の日経平均株価のスイス版のような位置づけで、フリーフロート調整の時価総額加重方式(個別銘柄の上限18%)で算出されています。1988年6月30日に算出が始まり、運営はSIXスイス証券取引所が行っています。

SMIはなぜ他の欧州指数より構成銘柄数が少ないのですか?

SMIは20銘柄で構成されており、DAX(40銘柄)やCAC40(40銘柄)の半分、FTSE100(100銘柄)の5分の1しかありません。これはSMIの銘柄選定基準によるもので、当サイトでは選定基準の詳細までは検証していません。事実として言えるのは、欧州の主要株価指数の中でSMIが最も構成銘柄数が少ないという点です。

当サイトで扱う5銘柄以外にもSMI構成銘柄はありますか?

あります。SMIは20銘柄で構成されており、当サイトで個別記事にしているのはそのうち5銘柄です。SMIの上位はネスレ・ロシュ・ノバルティスなどが占めているとされていますが、ノバルティスなど当サイトで個別記事にしていない銘柄については本記事では扱っていません。

まとめ

  • SMIはSIXスイス証券取引所に上場する20銘柄で構成される、欧州の主要指数の中で最も構成銘柄数が少ない指数
  • 上位数銘柄(ネスレ・ロシュ・ノバルティス)で指数の約半分を占めるとされ、集中度が極めて高い
  • 当サイトで個別記事にしているスイス株5銘柄は、すべてSMI構成銘柄
  • 指数連動のETF・投資信託を買っても分散効果は限定的で、配当源泉税35%も基本的に避けられない
  • 特定企業に投資したいなら、SIXスイス証券取引所に対応したサクソバンク証券などで個別株を直接買う

用途別:こんな人はこう買う

こんな人はやり方
ネスレのような大型ディフェンシブ企業の安定性が欲しいSMI連動のETF・投資信託を検討する(取扱いは各証券会社でご確認ください)
リシュモンのラグジュアリー需要など特定企業に投資したい個別株をサクソバンク証券などで直接買う
スイス株5銘柄の株価・特徴を先に知りたいスイス株の買い方まとめ記事の一覧表を確認する
配当源泉税や為替の影響を先に把握したい配当税比較記事為替リスク記事を確認する

この記事の検証方法

  • 指数の構成銘柄数・算出方法・開始年は指数運営会社の公表情報で確認しています
  • 構成比率(ウェイト)は日々変動し、出典によって数値が食い違うため本記事では掲載していません
  • 個別銘柄の株価・配当は当サイトの個別記事で実測した値です(基準日は各記事に記載)
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の指数・銘柄・証券会社の利用を推奨するものではありません。記載の指数情報は指数運営会社の公表情報に基づき、個別銘柄の株価は2026年8月13〜14日時点で当サイトが確認した情報に基づいており、いずれも変更される場合があります。各証券会社の取扱商品は変更される可能性があるため、口座開設および取引の前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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