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この記事の結論
- リーガル&ジェネラル株はSBI・楽天・マネックスでは買えない(上場はロンドンのみ)
- 現物を買うならサクソバンク証券が現実的(1株 約615円)
- 1株買いは手数料負担率約116%と重く、200株単位のまとめ買いが目安
- 最大の注意点:NISA不可+英国の配当源泉税は当サイトで未確認(原則なしとされる)
英国最大級の資産運用規模を誇る保険・年金グループリーガル&ジェネラル(Legal & General Group plc/ティッカー:LGEN)。企業年金の引き受け(年金リスク移転)を主力とし、配当利回りは約7.3%と、当サイトで扱ってきた欧州株の中で最高水準です。
ただし株価はロンドン証券取引所でペンス(GBX)表示されており、表示を見誤ると発注額が100倍ズレる恐れがあります。この記事では株価・業績・買い方を、同業のチューリッヒ保険やアリアンツとの違いも踏まえて解説します。
リーガル&ジェネラル株の基本データ(2026年8月21日時点)
| 株価 | 284.00ペンス(2.84ポンド)(1株 約615円) |
| 52週レンジ | 217.20 〜 318.10ペンス |
| 時価総額 | 約155億ポンド |
| PER | 約24.8倍(予想 約11.7倍) |
| 配当利回り | 約7.31% |
| 上場市場 | ロンドン証券取引所 |
| 1年の株価騰落 | +9.0% |
結論:リーガル&ジェネラル株の買い方は実質2つ
| 方法 | 現物保有 | 現実的な必要資金 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①サクソバンク証券で現物を買う | ◎ できる | 約12万3,100円〜(200株単位が目安) | 長期で持ちたい人 |
| ②CFDで値幅を狙う | × できない | 数万円〜(レバレッジ) | 短期で売買したい人 |
なぜSBI・楽天・マネックスでは買えないのか
リーガル&ジェネラルが上場しているのはロンドン証券取引所のみです。米国預託証券「LGGNY」はOTC市場のみの銘柄で、楽天証券はOTC市場の銘柄について「新規の買付けは受け付けておりません」と明記しています。NYSE・NASDAQには上場していないため、SBI証券・楽天証券・マネックス証券のいずれでも取り扱いがありません。
方法①:サクソバンク証券で現物を買う
2026年8月21日時点の株価は284.00ペンス(2.84ポンド)。ロンドン株はペンス(GBX)表示のため、「284」と表示されていたら2.84ポンドを意味します。ポンドと誤認すると発注額が100倍ズレるため、必ず単位を確認してください。ポンド円レート(1ポンド=216.72円、ECB参照レート2026年8月21日時点)で換算すると1株あたり約615円です。
株価が安いぶん、1株買いの手数料負担は極端に重い
サクソバンク証券クラシックプランの手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ポンド(約715円)。リーガル&ジェネラルは1株あたりの単価が低いため、1株買いだと手数料負担率は約116.20%にもなります。約定金額(約615円)よりも手数料(約715円)のほうが高くなる計算です。この銘柄は200株単位のまとめ買いが前提です。200株なら約定金額は約12万3,100円、手数料は変わらず約715円のため、負担率は約0.58%まで下がります。
| 買う株数 | 約定金額の目安 | 手数料 | 負担率 |
|---|---|---|---|
| 1株 | 約615円 | 715円 | 116.20% |
| 200株 | 約123,100円 | 715円 | 0.58% |
コア営業利益+7%、コア営業EPS+11%の2026年上半期
リーガル&ジェネラルの2026年上半期決算は、コア営業利益9億1,800万ポンド(前年同期比+7%)、コア営業EPSは+11%という結果でした(出典:リーガル&ジェネラル公式発表)。直近12ヶ月の純利益は21億1,000万ポンドです。
事業は主に3つです。企業年金の引き受けを行う年金リスク移転、資産運用、個人向けの保険・年金。運用資産規模は英国最大級で、年金リスク移転が主力事業と位置づけられています。会社は2025〜2027年にかけて配当と自社株買いを合わせて50億ポンド超の株主還元を計画しています。
配当利回り7.3%は当サイト最高水準
リーガル&ジェネラルの2026年中間配当は1株あたり6.24ペンス(前年比+2%)で、現在の株価に対する利回りは約7.3%です。これは当サイトで扱ってきた欧州株の中で最高水準の利回りとなります。同業のチューリッヒ保険(約5.09%)と比べても高い水準です。
英国の配当源泉税は原則として現地源泉税はかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため口座開設時にご確認ください。そのため税引き後の実質利回りは本記事では計算していません。日本側では別途、配当に対して20.315%(所得税・住民税)が課税されます。
買う前に知っておくべきこと
サクソバンク証券はNISAに対応していません。株価表示はポンドではなくペンスである点にも重ねて注意してください(100倍の誤認に注意)。ポンド建てのため為替の影響も受けます。
配当方針にも変化があります。リーガル&ジェネラルは2026年から年2%の増配を目標に掲げていますが、これは従来の年5%目標からの引き下げです。都合の悪い数字ではありますが、増配ペースが鈍る点は事前に把握しておく必要があります。また、PERは実績ベースで約24.8倍である一方、予想PERは約11.7倍と差があります。市場は増益を織り込んでいるとみられますが、実現するかは今後の決算で確認が必要です。
最新の株価チャートで水準を確認する
本記事の株価は2026年8月21日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。
※下のチャートは米国ADR(LGGNY・米ドル建て)です。原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。
よくある質問
配当利回り7.3%は本当に高いのですか?
当サイトで扱ってきた欧州株の中では最高水準です。同業のチューリッヒ保険(約5.09%)と比べても高い水準にあります。ただし英国の配当源泉税は原則なしとされるものの当サイトでは未確認であり、税引き後の実質利回りは本記事では計算していません。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時にご確認ください。
増配目標が年5%から2%に引き下げられたのはなぜですか?
リーガル&ジェネラルは2026年から年2%の増配を目標に掲げており、これは従来の年5%目標からの引き下げです。当サイトが確認できた公式資料には引き下げの背景についての詳しい説明は含まれていないため、理由については同社のIR資料で直接ご確認ください。なお会社は2025〜2027年で配当と自社株買いを合わせて50億ポンド超の株主還元を計画しており、増配率だけでなく総還元額もあわせて確認しておくとよいでしょう。
英国株は配当源泉税がかからないと聞きましたが本当ですか?
原則として現地源泉税はかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時に証券会社へご確認ください。なお日本側では別途、配当に対して20.315%(所得税・住民税)が課税されます。
まとめ
- リーガル&ジェネラルはロンドン証券取引所上場のみ。米国ADR(LGGNY)はOTC銘柄で楽天証券は新規買付不可
- 現物を持つならサクソバンク証券が実質的な選択肢。1株約615円
- 2026年上半期はコア営業利益+7%、コア営業EPS+11%
- 配当利回りは約7.3%と当サイト最高水準。ただし増配目標は年5%→2%に引き下げ
- 株価表示はペンス。1株買いの手数料負担率は約116%と極端に重く、200株単位が前提
- 英国の配当源泉税は原則なしとされるが当サイトでは未確認。NISAは使えない
| こんな人は | やり方 |
|---|---|
| 200株単位でまとめ買いできる | サクソバンク証券で現物 |
| NISAの非課税で持ちたい | IB証券という選択肢もある(比較記事へ) |
| 短期の値動きだけ取りたい | CFD(現物保有はできない) |
この記事の検証方法
- 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
- 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
- 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)のみを出典としています
- 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています
この記事を書いた人:Kawa
ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール
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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月21日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はリーガル&ジェネラル社の公表資料(決算発表・IR資料)に基づきます。英国の配当源泉税の取扱いは当サイトで未確認であり、実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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