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アクサ株の魅力とリスク|配当利回り5.31%と日本からの買い方【2026年】

アクサ株の魅力とリスク|配当利回り5.31%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • アクサはフランス最大級の保険グループ。日本でもアクサ生命・アクサダイレクトでおなじみです
  • 魅力の核心:直近12ヶ月の純利益は前年比+29.0%
  • 最大のリスク:株価は1年で+0.95%とほぼ横ばい(自然災害による保険金支払いの増加が構造的なリスク)
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約8,117円から(推奨ロット10株が目安/1株だと手数料負担率約5.03%とやや重い)

「アクサ」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのはアクサ生命やアクサダイレクトかもしれません。そのアクサの本体は、フランス最大級の保険グループです。生命保険・損害保険・資産運用を手がけ、日本の保険会社ともつながりの深い会社が、いま本国でどんな数字を出しているのかを見ていきます。

直近12ヶ月の純利益は98億8,000万ユーロで、前年比+29.0%の増益です。1株配当も2.32ユーロと、前年の2.15ユーロから+7.9%の増配になりました。配当利回りは5.31%と、欧州の大型保険株のなかでも高い水準にあります。

一方で株価は1年で+0.95%とほぼ横ばいです。増益・増配という業績の追い風が、株価にはまだ十分反映されていません。日本での知名度、業績、リスク、買い方の順に見ていきます。

目次

アクサ株の基本データ(2026年8月22日時点)

株価43.72ユーロ(1株 約8,117円)
52週レンジ36.55 〜 45.66ユーロ
時価総額約885億ユーロ
PER約11.8倍(予想 約10.1倍)
配当利回り約5.31%(1株配当 2.32ユーロ)
上場市場ユーロネクスト・パリ
1年の株価騰落+0.95%

アクサ株を買うメリット

配当利回り5.31%、前年から+7.9%の増配

2026年の1株配当は2.32ユーロで、前年の2.15ユーロから+7.9%の増配です。表面利回りは約5.31%で、欧州の大型保険株のなかでも高い水準にあります。

投資家にとっては、増益を伴う増配が続いている、株主還元の姿勢が数字として確認できる状態にある、ということです。

直近12ヶ月の純利益は+29.0%、上半期の基礎利益も+9%増

直近12ヶ月の純利益は98億8,000万ユーロで、前年比+29.0%の増益でした。2026年上半期の基礎利益は45億ユーロで、こちらも前年同期比+9%、1株利益成長は+8%です(出典:アクサ公式IR)。

投資家にとっては、単年の一時的な好調ではなく、複数の利益指標が同時に伸びている、ということです。

上半期の新規契約200万件は半年で通期実績を超え、ソルベンシーII比率は218%(会社発表)

会社発表によると、2026年上半期の新規契約は200万件で、過去の通期実績を半年で上回りました。また財務健全性を示すソルベンシーII比率は218%と高水準です。

投資家にとっては、契約獲得のペースが加速しているうえに、それを支える財務基盤にも余裕がある、ということです。

日本でもアクサ生命・アクサダイレクトで知られるフランス最大級の保険グループ

アクサはフランス最大級の保険グループで、生命保険・損害保険・資産運用を手がけています。日本ではアクサ生命・アクサダイレクトなどを展開しており、社名を目にしたことがある人も多いはずです。

投資家にとっては、名前を知っている会社の”本体”の業績を、本国の数字で直接確認できる、ということです。

アクサ株を買うデメリット・リスク

株価は1年で+0.95%とほぼ横ばい

2026年8月22日時点の株価は43.72ユーロで、1年間では+0.95%とほぼ横ばいです。52週レンジは36.55〜45.66ユーロで、業績の伸びに比べると株価の反応は限定的です。

投資家にとっては、増益・増配という好材料が出ていても、値上がり益はまだ限られている、ということです。

自然災害による保険金支払いの増加が構造的なリスク

損害保険事業を持つ保険会社に共通する構造として、自然災害による保険金支払いの増加が業績の下振れ要因になります。アクサも例外ではありません。

投資家にとっては、天候・災害という自社でコントロールできない要因が、業績を左右しうる、ということです。

サクソバンク証券はNISA非対応、フランスの源泉税10%でも非課税にはならない

フランスの配当源泉税は日仏租税条約の限度税率10%で、ドイツ(26.375%)やスイス(35%)に比べれば低い水準です。ただしサクソバンク証券はNISAに対応していないため、税率が低くても非課税で保有することはできません。

投資家にとっては、源泉税率自体は有利でも、非課税枠を使えない点は変わらない、ということです。

1株購入の手数料負担率は5.03%、現実的な最低ロットは10株

サクソバンク証券クラシックの手数料は約定金額の0.088%、最低2.2ユーロ(約408円)です。1株(約8,117円)を買う場合、手数料負担率は約5.03%に達します。10株(約8万1,200円)にすると0.50%まで下がります。

投資家にとっては、1株単位の少額購入では手数料負けしやすく、10株程度のまとまった株数での購入が前提になる、ということです。

アクサはどんな会社か

アクサはフランス最大級の保険グループです。生命保険、損害保険、資産運用の3つの事業を手がけ、フランス国内にとどまらず世界各地に展開しています。日本ではアクサ生命・アクサダイレクトなどを通じて事業を行っており、知名度は高い会社です。

直近の決算では、2026年上半期の保険料等収入は663億ユーロ(前年同期比+5%)、基礎利益は45億ユーロ(同+9%)、1株利益成長は+8%でした(出典:アクサ公式IR https://www.axa.com/en/news/half-year-earnings-2026-news)。会社発表によると、上半期の新規契約は200万件で過去の通期実績を半年で上回り、ソルベンシーII比率は218%です。直近12ヶ月の純利益は98億8,000万ユーロ(前年比+29.0%)でした。一方で損害保険事業には、自然災害による保険金支払いの増加という構造的なリスクがあります。

同業種としては、ドイツのアリアンツやイタリアのゼネラリが挙げられます。いずれも欧州最大級の保険グループで、比較しながら見ると特徴がつかみやすくなります。

配当と税金

アクサの1株配当は2.32ユーロ、表面利回りは約5.31%です。前年の2.15ユーロから+7.9%の増配となりました。

フランスの配当源泉税は日仏租税条約の限度税率10%で、ドイツ(26.375%)やスイス(35%)に比べると低い水準です。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約3.81%です(計算式:5.31% ×(1−0.10)× 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※下のチャートは米国ADR(AXAHY・米ドル建て)です。原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

アクサ株の日本からの買い方

アクサの上場市場はユーロネクスト・パリのみで、ティッカーは「CS」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:AXAHY)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社アクサ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「CS」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約8,117円408円約5.03%
10株約8万1,200円408円約0.50%

手数料は約定金額の0.088%、最低2.2ユーロ(約408円)です。1株では手数料負担率が約5.03%とやや重いため、10株単位のまとめ買いが目安です。

アクサ株はどんな人に向くか

向く人理由
保険という業種に高い配当利回りで分散投資したい人配当利回りは約5.31%
会社の増益・増配の勢いを重視する人純利益+29.0%・増配+7.9%
10株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.50%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
株価の値上がり益を重視する人1年の株価騰落は+0.95%とほぼ横ばい
少額の1株買いで済ませたい人手数料負担率は約5.03%とやや重い

よくある質問

アクサ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がユーロネクスト・パリのみのためです。米国預託証券(AXAHY)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約8,117円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約5.03%とやや重いため、10株単位(約8万1,200円)でのまとめ買いが目安です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

フランスの現地源泉税は日仏租税条約の限度税率10%です。日本側ではさらに20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約3.81%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国預託証券(ADR)との違いは何ですか?

本記事の株価・基本データはユーロネクスト・パリに上場する原株(ティッカー:CS)を基準にしています。チャートで使用している米国預託証券(AXAHY)はOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。米ドル建てのため、原株とは表示通貨が異なります。

まとめ

  • メリット:配当利回り5.31%、前年から+7.9%の増配/直近12ヶ月の純利益は+29.0%、上半期の基礎利益も+9%増/日本でもアクサ生命・アクサダイレクトで知られるフランス最大級の保険グループ
  • デメリット:株価は1年で+0.95%とほぼ横ばい/自然災害による保険金支払いの増加が構造的なリスク/1株購入の手数料負担率は約5.03%
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約8,117円から。10株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.50%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はアクサ社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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