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ダノン株の買い方と株価・業績|1年で−11%でも配当3.4%【2026年】

ダノン株の買い方と株価・業績|1年で−11%でも配当3.4%【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ダノン株はSBI・楽天・マネックスでは買えない(上場はユーロネクスト・パリのみ、米国ADRはOTC銘柄)
  • 現物を買うならサクソバンク証券が現実的(1株 約1万2,300円)
  • 最低手数料の関係で5株単位のまとめ買いが目安(1株買いだと手数料負担率は約3.32%)
  • 最大の注意点:NISA不可+フランスの配当源泉税は限度税率10%(独26.375%・瑞35%より有利)

エビアン、ボルヴィック、そしてダノンヨーグルト——。日本のスーパーでもおなじみのブランドを抱えるダノン(Danone/ティッカー:BN)は、ヨーグルト・乳製品・水・乳幼児栄養食を手がける食品大手です。

この記事では、株価・配当・業績・買い方を整理します。株価は52週高値から約17%下、1年では−11.0%となっており、決して好調な値動きではありません。結論から言うと、1株あたり約1万2,300円で買えますが、SBI証券にも楽天証券にも見当たりません。

目次

ダノン株の基本データ(2026年8月21日時点)

株価66.32ユーロ(1株 約1万2,300円)
52週レンジ60.64 〜 80.14ユーロ
時価総額約427億ユーロ
PER約22.0倍(予想 約16.3倍)
配当利回り約3.39%(1株配当 2.25ユーロ)
上場市場ユーロネクスト・パリ
過去1年の騰落率−11.0%

結論:ダノン株の買い方は実質2つ

方法現物保有必要資金の目安向いている人
①サクソバンク証券で現物を買う◎ できる1株 約1万2,300円〜長期で持ちたい人
②CFDで値幅を狙う× できない数万円〜(レバレッジ)短期で売買したい人

ダノンの株主になりたいなら、選択肢は①に絞られます。

なぜSBI・楽天・マネックスでは買えないのか

ダノンが上場しているのはユーロネクスト・パリ(フランス)で、ティッカーは「BN」です。ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

米国預託証券(ADR)として「DANOY」がありますが、これは取引所ではなくOTC(店頭市場)で取引される銘柄です。楽天証券はOTC市場の銘柄について「新規の買付けは受け付けておりません」と明記しており、ADR経由でも買えません。詳しい仕組みはなぜSBI・楽天では欧州株が買えないのかで解説しています。

同じ理由でフランスのLVMHも国内ネット証券では買えません。

方法①:サクソバンク証券で現物を買う

サクソバンク証券はデンマーク発のオンライン証券会社の日本法人で、ユーロネクスト・パリに直接つないでいる数少ない国内証券です。外国株の取扱いは11,000銘柄以上、うち欧州株は1,700銘柄以上あります。

手数料:1株買いだと負担率3.32%

サクソバンク証券クラシック(初期段階)の手数料は約定金額の0.088%、最低2.2ユーロ(約408円)です。フランス株の最低手数料は他国より低めですが、それでも約定金額が小さいと負担率は重くなります。

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約1万2,300円408円約3.32%
5株約6万1,600円408円約0.66%

1株だけ買うと手数料負担率は約3.32%。配当利回り3.39%の1年分近くが手数料で消える計算です。最低でも5株(約6万1,600円)単位でまとめて買うのが現実的な目安になります。

買うまでの流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「BN」で検索し、株数を指定して発注

ダノンの業績はどうなっているのか

2026年上半期(1〜6月)決算は、売上高139億ユーロ、既存事業ベースで前年同期比+3.5%の増収でした。営業利益は18億5,000万ユーロで、営業利益率は13.3%(前年比+0.12ポイント)とわずかに改善しています(出典:ダノン公式決算発表)。

直近12ヶ月の純利益は19億5,000万ユーロ(前年比+6.4%)、配当性向は73%です。利益の伸びに対して配当性向がすでに高めの水準にある点は、増配余地を見るうえで意識しておきたいところです。

事業面では、2026年にオーストラリアのメイド・グループ(ココナッツウォーター・タンパク質飲料)を買収しました。ヨーグルト・乳製品・水に加え、健康志向の高い飲料領域への事業ポートフォリオの転換を進めています。

配当はどうなっているのか

1株当たり配当金は2.25ユーロで、表面利回りは約3.39%です。

フランスの配当源泉税は、日仏租税条約の限度税率10%です。ドイツ(26.375%)やスイス(35%)と比べると有利な水準にあります。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に対して20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付の請求をしない場合の税引き後利回りの目安は、約2.43%です(3.39%×(1−0.1)×0.79685で計算)。他国の欧州株との比較は欧州株の配当税を国別に比較した記事で詳しく解説しています。

その他の注意点

NISAは使えない

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引になり、利益には約20.315%が課税されます。NISAの非課税で持ちたい場合は証券会社の比較記事もあわせてご覧ください。

株価は1年で−11.0%、52週高値からは約17%下

現在の66.32ユーロは、52週レンジ(60.64〜80.14ユーロ)のうち安値寄りの水準です。過去1年の騰落率は−11.0%で、52週高値からは約17%下げています。上半期の増収・営業利益率改善という業績と、株価の下落が並存している状態です。この差をどう見るかは、投資判断のポイントになります。

ユーロ建てなので為替が二重に効く

株価が上がっても円高ユーロ安が進めば円ベースの利益は削られ、逆に円安が進めば株価が横ばいでも円ベースでは増えます。株価と為替、2つの変動を同時に抱えることになります。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月21日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※下のチャートは米国ADR(DANOY・米ドル建て)です。原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

よくある質問

ダノン日本の商品を買っていますが、日本法人の株は買えますか?

ダノンジャパンは上場していないため、単独では買えません。投資対象になるのは、フランス本社であるダノンS.A.(BN)の株式です。

配当はいつ受け取れますか?

権利確定日は年によって変動するため、証券会社の銘柄情報で確認してください。フランス株の多くは年1回配当ですが、詳細は取引前に証券会社側で必ず確認してください。

ダノンのETFや投資信託で代用できますか?

ダノンを構成銘柄に含む欧州株ETFや生活必需品セクターETFであれば、SBI証券・楽天証券でも購入できます。ただしETFは分散商品なので、ダノン1社の値動きが資産に与える影響は小さくなります。「ダノンに投資したい」という意図とは噛み合わない点に注意してください。

まとめ

  • 株価は1株約1万2,300円、PER約22.0倍、配当利回り約3.39%
  • 2026年上半期は売上高139億ユーロ(既存事業ベース+3.5%)、営業利益率13.3%と業績は改善
  • 一方で株価は1年で−11.0%、52週高値からは約17%下と、業績と値動きが並存していない状態
  • 配当利回り3.39%はフランスの源泉税10%を含め実質約2.43%まで下がる
  • SBI・楽天では買えない。サクソバンク証券なら買えるがNISAは使えず、最低手数料のため5株単位が現実的
こんな人はやり方
5株単位でまとめ買いできるサクソバンク証券で現物
NISAの非課税で持ちたいIB証券という選択肢もある(比較記事へ)
短期の値動きだけ取りたいCFD(現物保有はできない)

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月21日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はダノン社の公表資料に基づきます。税額の計算は概算であり、実際の課税関係は個々の状況により異なります。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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