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プロセグール株の魅力とリスク|配当4.52%と日本からの買い方【2026年】

プロセグール株の魅力とリスク|配当4.52%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • プロセグールは、施設への警備員派遣・現金輸送とATMの現金管理・家庭や店舗向けのアラーム監視を手がけるスペインの警備会社です
  • 魅力の核心:配当利回りは4.52%で、1株配当は0.12336ユーロから0.12903ユーロへ+4.6%の増配
  • 最大のリスク:中南米通貨の下落で、2025年通期の売上は報告ベースで+0.5%にとどまる(為替を除いたオーガニックベースでは+10%)
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約530円から(推奨ロット100株が目安/1株だと手数料負担率は約192.64%と重く、100株単位が前提)

報告ベースの売上は+0.5%にとどまるのに、為替の影響を除いたオーガニックベースでは+10%成長。プロセグールは、スペインの警備会社です。施設への警備員派遣、現金の輸送とATMの現金管理、家庭や店舗向けのアラーム監視の3つの事業を手がけています。

配当は2025年12月2日の権利落ちで1株0.12903ユーロとなり、前年の0.12336ユーロから+4.6%の増配でした(実測)。株価は1年で+8.75%上昇しています。

同業種の対比先としては、施設サービスのISS(丁)やフードサービスのソデクソ(仏)がしばしば挙げられます。プロセグールの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

プロセグール株の基本データ(2026年8月24日時点)

株価2.855ユーロ(1株 約530円)
52週レンジ2.440〜3.350ユーロ
時価総額約15.1億ユーロ
PER約12.31倍(予想 約10.75倍)
配当利回り4.52%(1株配当 0.12903ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落+8.75%

オーガニックベースで+10%成長という事実|プロセグール株の魅力

オーガニックベースの売上成長率は+10%、報告ベースの+0.5%との差は為替(報道)

報道によると、プロセグールの2025年通期の売上高は報告ベースで前年比+0.5%にとどまりましたが、為替とM&Aの影響を除いたオーガニックベースでは+10%の成長でした。差は主に中南米通貨(ブラジルレアル・アルゼンチンペソ)の対ユーロ下落によるものとされています。

投資家にとっては、事業自体は伸びているにもかかわらず、通貨換算の影響で報告される数字が小さく見えている、という事実を区別して見る必要がある、ということです(為替の今後の動きを当サイトで予測するものではありません)。

1株配当は0.12336ユーロから0.12903ユーロへ、+4.6%の増配(実測)

実測によると、プロセグールの1株配当は2024年12月2日の権利落ちの0.12336ユーロから、2025年12月2日の権利落ちでは0.12903ユーロへと増配されました。表面利回りは株価2.855ユーロに対し約4.52%です。特別配当は確認できていません。

投資家にとっては、通貨面での逆風があるなかでも配当額そのものは増えている、という事実を確認できる材料です(今後の増配を当サイトで保証するものではありません)。

2026年上半期の純利益は前年同期比+5.5%の5,700万ユーロ(報道)

報道によると、2026年上半期の売上高は25億9,400万ユーロ(前年同期比+5.2%)、純利益は5,700万ユーロ(同+5.5%)でした。

投資家にとっては、通期の報告ベース成長が鈍く見えるなかでも、直近の四半期ベースでは増収増益が続いている、という事実を確認できます(通期の着地を当サイトで予測するものではありません)。

純利益は前年比+52.8%の1億1,932万ユーロ(2025年12月期・実測)

実測によると、2025年12月期の純利益は前年の7,808万ユーロから1億1,932万ユーロへ、+52.8%増加しました。EPSは0.22ユーロです。

投資家にとっては、通貨の逆風を受けながらも最終的な利益は大きく伸びている、という事実を確認できる材料です(今後の利益動向を当サイトで予測するものではありません)。

中南米が売上の約47%を占める構造|先に知っておきたいリスク

中南米が売上の約47%を占め、通貨安が報告ベースの伸びを圧迫(報道)

報道によると、プロセグールの売上の約47%は中南米が占めており、アルゼンチンペソやブラジルレアルの対ユーロ下落が、報告ベースの売上成長率を圧迫しています。2025年通期の報告ベースの成長率は+0.5%にとどまりました。

投資家にとっては、事業の実態(オーガニックベース+10%)と、決算書に表れる数字(報告ベース+0.5%)にギャップがあり、このギャップが今後も為替次第で続き得る、という構造上のリスクを踏まえておく必要があります(為替の今後の動きを当サイトで予測するものではありません)。

2026年上半期のEBITDAマージンは6.9%から6.4%へ低下(報道)

報道によると、2026年上半期のEBITDAは1億6,700万ユーロ(前年同期比−1.8%)で、EBITDAマージンは6.9%から6.4%に低下しました。

投資家にとっては、売上・純利益は増加している一方で、収益性を示すマージン自体は悪化している、という事実を併せて見ておく必要があります。

営業利益率は6.54%と薄い水準(2025年12月期・実測)

実測によると、2025年12月期の営業利益率は6.54%です。株価は1年で+8.75%上昇していますが、利益率自体は薄い水準にとどまっています。

投資家にとっては、増収・増益が続いていても、収益性の低さが今後の業績変動に対する余裕の少なさにつながり得る、という事実を踏まえておく必要があります。

1株購入時の手数料負担率は約192.64%と重く、100株単位が前提

1株2.855ユーロ(約530円)を買う場合、サクソバンク証券の最低手数料5.50ユーロ(約1,021円)がかかり、負担率は約192.64%に達します。100株(約53,000円)まとめて買うと負担率は約1.93%まで下がります。

投資家にとっては、少額で1株だけ試し買いする方法には向かず、まとまった株数を前提に検討する必要がある、という事実です。

プロセグールは警備員派遣と現金輸送で稼ぐスペインの会社

プロセグールは、スペインの警備会社です。事業は3つに分かれており、施設への警備員派遣(Security)、現金の輸送とATMの現金管理(Cash)、家庭や店舗向けのアラーム監視(Alarms)を手がけています。

報道によると、2025年の事業別売上はSecurity(警備)26億0,400万ユーロ、Cash(現金輸送)19億8,700万ユーロ、Alarms(アラーム)2億3,400万ユーロ超でした。地域別では欧州20億1,200万ユーロ、中南米23億1,000万ユーロ、その他6億0,700万ユーロと、中南米が最大の地域になっています。

注意点として、同じマドリード証券取引所には、子会社のプロセグール・キャッシュ(Prosegur Cash、ティッカー:CASH)も別途上場しています。本記事で扱うのは親会社のプロセグール(ティッカー:PSG)で、子会社とは異なる銘柄です。

同業種の対比先としては、施設サービスのISS(丁)やフードサービスのソデクソ(仏)がしばしば挙げられます。事業内容や上場市場は銘柄ごとに異なります。

1株配当0.12903ユーロと、スペインの源泉税19%

プロセグールの1株配当は0.12903ユーロ、表面利回りは株価2.855ユーロに対し約4.52%です(実測)。2025年12月2日の権利落ちで、前年の0.12336ユーロから+4.6%増配されました。年1回の配当で、特別配当は確認できていません。

スペイン株の配当源泉税率は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合の税引き後の目安は2.92%です(4.52%×(1−0.19)×0.79685で計算、保守的に19%で計算)。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月24日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料負担率192.64%

プロセグールの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「PSG」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:PGCSF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社プロセグール株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「PSG」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約530円1,021円約192.64%
100株約53,000円1,021円約1.93%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.50ユーロ(約1,021円)です。1株だと手数料負担率は約192.64%と重く、100株単位が前提です。100株(約53,000円)まとめると0.132%=約1.93%まで下がります。

プロセグール株が向く人・向かない人

向く人理由
増配を重視する人1株配当は0.12336ユーロから0.12903ユーロへ+4.6%増配
事業の実態成長を見たい人オーガニックベースの売上成長率は+10%
直近の増益を確認したい人2026年上半期の純利益は前年同期比+5.5%の5,700万ユーロ
向かない人理由
少額で1株だけ試したい人1株購入時の手数料負担率は約192.64%と重い
為替リスクを避けたい人中南米が売上の約47%を占め、通貨安が報告ベースの伸びを圧迫
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある

プロセグール株のよくある質問

プロセグール株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(PGCSF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

プロセグール(PSG)とプロセグール・キャッシュ(CASH)は同じ会社ですか?

別の銘柄です。プロセグール・キャッシュ(Prosegur Cash、ティッカー:CASH)は子会社で、同じマドリード証券取引所に別途上場しています。本記事で扱うのは親会社のプロセグール(ティッカー:PSG)です。

報告ベースとオーガニックベースの成長率が違うのはなぜですか?

報道によると、2025年通期の売上高は報告ベースで前年比+0.5%でしたが、為替とM&Aの影響を除いたオーガニックベースでは+10%でした。差は主に中南米通貨(ブラジルレアル・アルゼンチンペソ)の対ユーロ下落によるものとされています。

配当は今後も増配しますか?

2025年12月2日の権利落ちでは前年から+4.6%の増配でした。ただし、これは過去の実績であり、当サイトでは今後の増配を保証するものではありません。

まとめ:オーガニックでは伸びているのに、為替が数字を隠す

  • メリット:オーガニックベースの売上成長率は+10%(報告ベースは+0.5%)/1株配当は0.12336ユーロから0.12903ユーロへ+4.6%増配/2026年上半期の純利益は前年同期比+5.5%の5,700万ユーロ
  • デメリット:中南米が売上の約47%を占め、通貨安が報告ベースの伸びを圧迫/2026年上半期のEBITDAマージンは6.9%から6.4%へ低下/1株購入時の手数料負担率は約192.64%と重く、100株単位が前提
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約530円から。100株まとめると手数料負担率は約1.93%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月24日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はプロセグールの公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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