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ミケル・イ・コスタス株の魅力とリスク|配当利回り3.03%と日本からの買い方【2026年】

ミケル・イ・コスタス株の魅力とリスク|配当利回り3.03%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ミケル・イ・コスタスは、たばこ用の巻紙を大手たばこ会社に供給しながら、聖書やコーランの印刷用の極薄紙やフィルター紙にも事業を広げるスペインの製紙会社です
  • 魅力の核心:四半期ごとの配当で、直近1年の配当利回りは3.03%(1株配当合計0.40169ユーロ)です
  • 最大のリスク:時価総額は約4.98億ユーロと小さく、1株だと手数料負担率は約41.51%と重くなります
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約2,461円から(推奨ロット40株が目安/1株だと手数料負担率は約41.51%と重く、40株単位が前提)

四半期配当の利回りは3.03%。ミケル・イ・コスタスは、たばこ用の巻紙を大手たばこ会社に供給する一方で、聖書やコーランの印刷に使う極薄紙やフィルター紙、食品接触が認められた紙にも事業を広げてきたスペインの製紙会社です。会社発表によると、2025年12月期の売上高は3億1,606万ユーロ(前期比+1.76%)でした。

一方で、報道によると2025年12月期は2024〜2026年の投資計画に伴う設備の停止と立ち上げが響き、営業利益・純利益ともに前期を下回りました。時価総額も約4.98億ユーロと小さく、1株だけを買うと手数料負担率が重くなる点にも注意が必要です。

同業種の対比先としては、たばこ流通のロヒスタ(西)やたばこメーカーのインペリアル・ブランズ(英)がしばしば挙げられます。ミケル・イ・コスタスの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

ミケル・イ・コスタス株の基本データ(2026年8月26日時点)

株価13.25ユーロ(1株 約2,461円)
52週レンジ13.00〜14.75ユーロ
時価総額約4.98億ユーロ
PER約11.83倍
配当利回り3.03%(1株配当 0.40169ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落−6.69%

配当利回り3.03%という事実|ミケル・イ・コスタス株の魅力

事業は3本柱、たばこ用紙だけでなく聖書やコーランの印刷用の極薄紙にも広がる(会社発表)

会社発表によると、事業は3本柱です。①たばこ用紙(巻紙、チップ紙、喫煙用紙、麻・亜麻のパルプ)、②工業用特殊紙(フィルター紙、食品接触が認められた紙、セキュリティ用紙)、③印刷向け(医薬品の添付文書用紙、聖書やコーランの印刷に使う極薄紙)です(出典:同社IR https://miquelycostas.com/en/business-lines/)。事業別の売上構成は当サイトで確認できていません。

投資家にとっては、「たばこ用紙の会社」という一面だけでなく、宗教書の印刷や食品向けの紙にまで用途を広げてきたという事実を確認できる材料です(今後の事業比率を保証するものではありません)。

四半期ごとの配当は直近1年で合計0.40169ユーロ、利回り3.03%

実測の配当履歴によると、直近1年の権利落ちは2025年10月14日0.0923ユーロ、2025年12月15日0.09484ユーロ、2026年4月14日0.09949ユーロ、2026年7月14日0.11506ユーロで、合計0.40169ユーロでした。表面利回りは株価13.25ユーロに対し約3.03%です。

投資家にとっては、年1回ではなく四半期ごとに配当を受け取れるという実績を確認できる材料です(今後の配当額を保証するものではありません)。

PER約11.83倍、2025年12月期のEPSは1.19ユーロ

会社発表によると、2025年12月期の1株当たり利益(EPS)は1.19ユーロでした。株価13.25ユーロに対するPERは約11.83倍です。

投資家にとっては、現在の株価水準と直近の利益実績の関係を確認できる材料です(割安か割高かの判断を当サイトで下すものではありません)。

2024年に発行済み株式の約1%にあたる40万株を570万ユーロで自社株買い

報道によると、2024年に発行済み株式の約1%にあたる40万株を570万ユーロで自社株買いし、2025年6月の株主総会で新たなプログラムが承認され、2026年6月に完了したとされています。

投資家にとっては、会社が継続的に自社株買いのプログラムを実施してきたという事実を確認できる材料です(今後のプログラムを保証するものではありません)。

純利益4,508万ユーロ(前期比−7.4%)という数字|先に知っておきたいリスク

売上の柱はたばこ用紙。たばこ消費の長期的な減少と規制強化が直接効く事業構造

報道によると、同社はたばこ消費の長期的な減少と規制強化に直面しており、食品・医療・工業用紙への多角化を進めているとされています。2025年12月期の売上高3億1,606万ユーロの柱はたばこ用紙であり、たばこ規制の強化や消費の減少が業績に直接効く事業構造です。なお、加熱式たばこ向けの紙についての公式な説明は当サイトで確認できていません。

投資家にとっては、多角化を進めているとはいえ、依然として主力の収益源がたばこ業界の規制動向に左右されるという事実を踏まえておく必要がある、ということです(当サイトでは今後の規制動向についての見通しは述べません)。

2025年12月期は営業利益−11.3%・純利益−7.4%、投資計画に伴う設備停止が要因

実測の年次損益によると、2025年12月期の営業利益は5,576万ユーロ(2024年12月期6,283万ユーロから約−11.3%)、純利益は4,508万ユーロ(同4,870万ユーロから約−7.4%)、EPSは1.19ユーロ(同1.28ユーロから約−7.0%)でした。報道によると、この減益は2024〜2026年の投資計画に伴う設備の停止と立ち上げによって稼働効率が一時的に低下したことが要因とされ、ドル安や需要の変動、地政学的な状況も挙げられています。直近12か月では売上高3億379万ユーロ(−4.74%)、純利益4,218万ユーロ、EPS1.12ユーロとさらに減少しています。

投資家にとっては、減益が需要の急激な悪化だけでなく、自社の設備投資計画に伴う一時的な要因も含まれているという背景を踏まえておく必要がある、ということです(投資計画の完了後の業績を当サイトで予測するものではありません)。

時価総額は約4.98億ユーロと小さく、浮動株比率は約40.0%

時価総額は約4.98億ユーロで、実測の発行済み株式3,756万株のうち浮動株は1,502万株(約40.0%)です。株価は1年で−6.69%、52週レンジは13.00〜14.75ユーロと値幅も狭くなっています。

投資家にとっては、中〜小型株特有の値動きや、浮動株比率が相対的に低い点を踏まえておく必要がある、ということです。

1株13.25ユーロに対し、1株買いの手数料負担率は約41.51%と重い

株価13.25ユーロ(約2,461円)に対し、1株だけを買うときの手数料は最低5.50ユーロ(約1,021円)で、負担率は約41.51%に達します。時価総額が小さく1株あたりの株価も低いため、まとめ買いをしないと手数料負けしやすい銘柄です(詳しくは後段の手数料表で解説します)。

投資家にとっては、1株単位ではなく一定のロットでまとめて購入する前提で資金計画を立てる必要がある、ということです。

ミケル・イ・コスタスはたばこ用紙と特殊薄葉紙で稼ぐ会社

ミケル・イ・コスタスはスペインの製紙会社で、たばこ用の巻紙を大手たばこ会社に供給する一方、フィルター紙や食品接触が認められた紙、聖書やコーランの印刷に使う極薄紙も手がけています。上場市場はマドリード証券取引所(BME、ティッカー:MCM)のみで、時価総額は約4.98億ユーロです。

会社発表によると、事業は①たばこ用紙、②工業用特殊紙、③印刷向け(医薬品の添付文書用紙や聖書・コーランの印刷用の極薄紙を含む)の3本柱です(出典:同社IR https://miquelycostas.com/en/business-lines/)。2025年12月期の売上高は3億1,606万ユーロ(前期比+1.76%)でしたが、営業利益・純利益は前期を下回りました。詳しい要因は前段のリスク節で解説しています。

日本との接点については、当サイトで確認できていません。同業種の対比先としては、たばこ流通のロヒスタ(西)やたばこメーカーのインペリアル・ブランズ(英)がしばしば挙げられます。国・事業内容・配当方針は銘柄ごとに異なります。

1株配当0.40169ユーロと、スペインの源泉税19%

ミケル・イ・コスタスは四半期ごとに配当を支払っており、直近1年の1株配当合計は0.40169ユーロです。権利落ちは2025年10月14日0.0923ユーロ、2025年12月15日0.09484ユーロ、2026年4月14日0.09949ユーロ、2026年7月14日0.11506ユーロと推移し、実測の表面利回りは約3.03%です。

スペイン株の配当源泉税率は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、源泉税19%で保守的に計算した税引き後の目安は1.96%です(3.03%×(1−0.19)×0.79685で計算)。

チャートでMCMの今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月26日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料負担率41.51%

ミケル・イ・コスタスの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「MCM」です。米国預託証券(ADR)の存在は当サイトでは確認できていません。ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社ミケル・イ・コスタス株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「MCM」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約2,461円1,021円約41.51%
40株約98,400円1,021円約1.04%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと手数料負担率は約41.51%と重く40株(約98,400円)まとめると約1.04%まで下がります。

ミケル・イ・コスタス株が向く人・向かない人

向く人理由
四半期配当を受け取りたい人直近1年の配当利回りは3.03%で、年4回に分けて支払われる
たばこ以外への多角化に注目する人フィルター紙・食品接触紙・聖書やコーランの印刷用の極薄紙にも事業を展開
まとめ買いで手数料を抑えられる人40株(約98,400円)なら手数料負担率は約1.04%
向かない人理由
たばこ規制のニュースに影響されたくない人売上の柱はたばこ用紙で、消費減少と規制強化が直接効く事業構造
1株単位の少額投資を好む人1株だと手数料負担率は約41.51%と重く、40株単位が前提
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある

ミケル・イ・コスタス株のよくある質問

ミケル・イ・コスタス株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券の存在は当サイトでは確認できておらず、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

サクソバンク証券なら理論上は1株(約2,461円)から購入できます。ただし1株だと手数料負担率が約41.51%と重くなるため、40株(約98,400円)程度をまとめて買うことが前提になります。

なぜ1株ではなく40株単位が勧められているのですか?

手数料が約定金額の0.132%・最低5.5ユーロ(約1,021円)のため、株価13.25ユーロの1株だけを買うと手数料負担率が約41.51%に達してしまいます。40株(約98,400円)まとめると負担率は約1.04%まで下がるため、40株単位が目安として示されています。

2025年12月期の減益の理由は何ですか?

報道によると、2024〜2026年の投資計画に伴う設備の停止と立ち上げによって稼働効率が一時的に低下したことが主な要因とされ、ドル安や需要の変動、地政学的な状況も挙げられています。投資計画の完了後の業績を当サイトで予測するものではありません。

たばこ用紙以外にはどんな事業をしていますか?

会社発表によると、フィルター紙や食品接触が認められた紙、セキュリティ用紙といった工業用特殊紙のほか、医薬品の添付文書用紙、聖書やコーランの印刷に使う極薄紙といった印刷向けの紙も手がけています。事業別の売上構成は当サイトで確認できていません。

まとめ:たばこ用紙で稼ぎながら、聖書用紙にも広げる会社

  • メリット:四半期配当で直近1年の利回りは3.03%/たばこ用紙以外にフィルター紙・食品接触紙・聖書やコーランの印刷用の極薄紙にも多角化/PER約11.83倍
  • デメリット:売上の柱はたばこ用紙で消費減少と規制強化が直接効く/2025年12月期は営業利益−11.3%・純利益−7.4%(投資計画に伴う設備停止が要因)/時価総額約4.98億ユーロと小さく1株買いの手数料負担率は約41.51%
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約2,461円から。40株まとめると手数料負担率は約1.04%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月26日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はミケル・イ・コスタスの公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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