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CIEオートモーティブ株の魅力とリスク|PER9.10倍と日本からの買い方【2026年】

CIEオートモーティブ株の魅力とリスク|PER9.10倍と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • CIEオートモーティブは鍛造・鋳造・プレス・樹脂成形など7つの加工技術を持つスペインの自動車部品メーカーです
  • 魅力の核心:PERは実績で約9.10倍(予想約8.14倍)という水準です
  • 最大のリスク:株価は1年で−4.61%、52週安値25.05ユーロのすぐ上の25.85ユーロで推移しています
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約4,798円から(推奨ロット25株が目安/1株だと手数料負担率は約21.28%と重く、25株単位が前提)

PERは実績で約9.10倍。それでも株価は52週安値のすぐ上にあります。CIEオートモーティブはスペインの自動車部品メーカーで、鍛造・鋳造・プレス・樹脂成形など7つの加工技術を使い、エンジンやシャシー、車体の部品を作っています。報道によると、2026年上半期の売上高は20億ユーロ超、EBITDA利益率は19.1%超で、純利益は前年同期比+2.9%でした。

一方で、関税政策を受けて北米事業では生産の一部をメキシコから米国へ移したことで、北米の売上が市場の伸びを下回っています。株価は1年で−4.61%、52週安値のすぐ上という水準です。

同業種の対比相手としては、ヴァレオ(仏)やコンチネンタル(独)、ピレリ(伊)がよく挙げられます。CIEオートモーティブの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

CIEオートモーティブ株の基本データ(2026年8月24日時点)

株価25.85ユーロ(1株 約4,798円)
52週レンジ25.05〜33.00ユーロ
時価総額約31.0億ユーロ
PER約9.10倍(予想 約8.14倍)
配当利回り3.64%(1株配当 0.94ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落−4.61%

PER9.10倍と上半期純利益+2.9%という事実|CIEオートモーティブ株の魅力

実績PERは約9.10倍、予想PERは約8.14倍という水準

実績PERは約9.10倍、予想PERは約8.14倍です(実測)。当サイトでは割安かどうかの判断はしておらず、数値をそのままお伝えします。

投資家にとっては、実績と予想の両方でPERの水準を確認できる数字です。

2026年上半期は売上高20億ユーロ超、EBITDA利益率19.1%超

報道によると、2026年上半期の売上高は20億ユーロ超、営業利益率は14%超、EBITDA利益率は19.1%超でした。営業利益の金額そのものは当サイトで確認できていません。

投資家にとっては、売上規模と利益率の両方の水準を確認できる数字です。

純利益は前年同期比+2.9%、2027年末までの中期目標は売上高約50億ユーロ

報道によると、2026年上半期の純利益は前年同期比+2.9%でした。また2027年末までの中期目標として、売上高約50億ユーロ、EBITDA利益率10%台前半から半ば、累積営業キャッシュフロー10億ユーロ超を掲げているとされています。

投資家にとっては、直近の増益と、会社側が示す中期目標の両方を確認できる材料です(目標の達成を保証するものではありません)。

2026年3月にAludec社を約2億ユーロで買収

報道によると、CIEオートモーティブは2026年3月、樹脂・金属部品メーカーのAludec(売上約1億6,000万ユーロ、従業員1,300人)を約2億ユーロで買収したとされています。

投資家にとっては、既存の加工技術に加えて事業領域を広げる動きがあることを確認できる材料です。

北米売上−3.4%と52週安値圏|先に知っておきたいリスク

北米事業の売上は−3.4%、市場の伸び−0.7%を下回る

報道によると、関税政策を受けて生産の一部をメキシコから米国へ移したことで、北米事業の売上は−3.4%となり、市場の伸び−0.7%を下回りました。会社側は改善を見込んでいると報じられていますが、当サイトでは実際に改善するかどうかは分析していません。

投資家にとっては、関税や生産拠点の移管が北米事業の数字にすでに表れている、という事実を踏まえておく必要がある、ということです。

株価は1年で−4.61%、52週安値25.05ユーロのすぐ上で推移

株価は1年で−4.61%下落し、52週安値25.05ユーロに対し25.85ユーロという水準にあります。この水準にある理由は当サイトでは確認できていません。また、自動車部品はEVへの転換や自動車生産台数の変動に左右されやすい事業でもあります。

投資家にとっては、直近の増益という材料があっても、株価はそれとは別に業種特有の要因の影響を受けている、という点を踏まえる必要がある、ということです(将来の株価を予測するものではありません)。

配当源泉税は19%、条約の限度税率5%の適用は証券会社の手続き次第

スペインの配当源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用を受けられるかは証券会社の手続き次第です。

投資家にとっては、口座開設時に必ず条約適用の可否を確認しておく必要がある、ということです。

CIEオートモーティブは7つの加工技術で自動車部品を作る会社

CIEオートモーティブは、鍛造・鋳造・プレス・樹脂成形など7つの加工技術を持つスペインの自動車部品メーカーです。エンジンやシャシー、車体の部品を手がけています。報道によると、2026年上半期の売上高は20億ユーロ超、営業利益率は14%超、EBITDA利益率は19.1%超、純利益は前年同期比+2.9%でした(出典:報道 https://www.investing.com/news/company-news/)。

報道によると、かつて資本関係のあったインドのマヒンドラ系は、2026年5月に残る持分を売却し、現在は資本関係がないとされています。当サイトでは最新の株主構成を公式資料で確認できておらず、この点は報道に基づく情報としてお伝えします。

同じ自動車部品業種としては、ヴァレオ(仏)、コンチネンタル(独)、ピレリ(タイヤ・伊)がしばしば比較対象になります。国・事業内容・配当方針は銘柄ごとに異なります。当サイトでは、CIEオートモーティブと日本の自動車メーカーとの取引関係は確認できていません。

1株配当0.94ユーロと、スペインの源泉税19%

CIEオートモーティブの1株配当は0.94ユーロ、表面利回りは約3.64%(配当性向32.32%)です。報道によると、配当性向は2026年42%、2027年50%を目指すとされています。

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合(保守的に19%で計算)、税引き後の実質利回りの目安は約2.35%です(計算式:3.64% ×(1−0.19)× 0.79685)。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月24日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料

CIEオートモーティブの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「CIE」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:CUOTF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社CIEオートモーティブ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「CIE」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約4,798円1,021円約21.28%
25株約119,900円1,021円約0.85%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと最低手数料がそのままかかるため負担率は約21.28%まで跳ね上がりますが、25株単位のまとめ買いにすると負担率は約0.85%まで下がります。1株単位での購入は現実的ではなく、25株単位(約11万9,900円)でのまとめ買いを前提に検討する必要があります。

CIEオートモーティブ株が向く人・向かない人

向く人理由
自動車部品というニッチな分野に分散投資したい人鍛造・鋳造・プレス・樹脂成形など7つの加工技術を持つ
PERの水準を自分で判断したい人実績PER約9.10倍・予想PER約8.14倍という数値をそのまま確認できる
25株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.85%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
1株単位で少額から買いたい人1株だと手数料負担率が約21.28%と重い
北米事業の直近の伸びを求める人北米売上は−3.4%と市場平均−0.7%を下回る

CIEオートモーティブ株のよくある質問

CIEオートモーティブ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(CUOTF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

配当にかかる税金はどうなりますか?

スペインの配当源泉税は19%です。日西租税条約の限度税率5%が適用されるかは証券会社の手続き次第です。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.35%です。

CIEオートモーティブは今もマヒンドラ傘下ですか?

いいえ、報道によると現在は資本関係がありません。かつてインドのマヒンドラ系がCIEオートモーティブの株式を保有していましたが、2026年5月に残る持分を売却したと報じられています。

株価が52週安値のすぐ上にあるのはなぜですか?

当サイトでは理由を確認できていません。株価は1年で−4.61%、52週安値25.05ユーロに対し25.85ユーロという水準にありますが、その要因を裏づける報道は見つかっていません。

北米事業の売上はなぜ市場平均を下回ったのですか?

報道によると、関税政策を受けて生産の一部をメキシコから米国へ移したことが背景とされ、北米事業の売上は−3.4%と市場の伸び−0.7%を下回りました。会社側は改善を見込んでいると報じられていますが、当サイトでは改善するかどうかは分析していません。

まとめ:PER9.10倍でも、株価は52週安値圏という現実

  • メリット:実績PERは約9.10倍、予想PERは約8.14倍/2026年上半期の売上高は20億ユーロ超・EBITDA利益率19.1%超、純利益は前年同期比+2.9%/2026年3月にAludec社を約2億ユーロで買収
  • デメリット:北米事業の売上は−3.4%と市場平均−0.7%を下回る/株価は1年で−4.61%、52週安値のすぐ上で推移(理由は不明)/1株買いの手数料負担率は約21.28%と重く25株単位が前提
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約4,798円から。25株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.85%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月24日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はCIEオートモーティブ社の公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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