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デロンギ株の魅力とリスク|コーヒーメーカー国内シェア1位と日本からの買い方【2026年】

デロンギ株の魅力とリスク|コーヒーメーカー国内シェア1位と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • デロンギは日本の家電量販店でおなじみの小型家電を作るイタリアの会社です(コーヒーメーカーやオイルヒーターのほか、業務用エスプレッソマシンとパーソナルブレンダーも手がけています)
  • 魅力の核心:コーヒーメーカーの国内金額シェア1位、オイルヒーターは18年連続1位(デロンギ・ジャパン発表)
  • 最大のリスク:株価は1年で+35.63%上昇し、52週高値42.00ユーロに迫る40.50ユーロと高値圏(PER約17.75倍)
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約7,519円から(推奨ロット15株が目安/1株だと手数料負担率は約13.58%と重く、15株単位が前提)

コーヒーメーカーの国内金額シェア1位、オイルヒーターは18年連続1位。デロンギ・ジャパンの発表によると、デロンギはこの2つの製品カテゴリーで日本トップの実績を持つイタリアの家電メーカーです。家庭用のコーヒーメーカーやオイルヒーターに加えて、業務用エスプレッソマシンとパーソナルブレンダーも手がけています。

欧州株のなかには日本での知名度が低い銘柄も多いなか、デロンギは家電量販店の売り場で実際に手に取れる数少ない存在です。同じイタリア株では、飲料のカンパリやアパレルのブルネロクチネリがしばしば比較対象になります。

デロンギの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

デロンギ株の基本データ(2026年8月23日時点)

株価40.50ユーロ(1株 約7,519円)
52週レンジ27.96〜42.00ユーロ
時価総額約60.6億ユーロ
PER約17.75倍(予想 約15.94倍)
配当利回り3.14%(1株配当 1.27ユーロ/特別配当とされる分を含みます。毎年出るとは限りません)
上場市場イタリア証券取引所(ミラノ)
1年の株価騰落+35.63%

日本でシェア1位という強み|デロンギ株の魅力

コーヒーメーカー国内シェア1位、オイルヒーターは18年連続1位(デロンギ・ジャパン発表)

デロンギ・ジャパン株式会社(東京都港区)は1995年に設立され、日本市場を担当しています。同社の発表によると、デロンギはコーヒーメーカーの国内金額シェア1位、オイルヒーターは販売台数・売上ともに18年連続1位とされています。

投資家にとっては、単なる欧州の家電メーカーというだけでなく、日本の消費者にも実際に選ばれ続けているブランドだという点が確認できる数字です。

2025年12月期は増収+8.7%、営業利益率12.1%(会社発表)

会社発表によると、2025年12月期の売上高は38億0,150万ユーロ(前年比+8.7%)、営業利益は4億5,810万ユーロ(売上高営業利益率12.1%)、純利益は3億1,630万ユーロでした。

投資家にとっては、増収が続いており、営業利益率も一定の水準を保っていることを確認できる決算です。

ラ・マルゾッコの持分を6割超に引き上げ、業務用機器が成長を牽引(報道)

報道によると、デロンギは2024年にエスプレッソマシンのラ・マルゾッコを買収して持分を6割超まで引き上げ、業務用機器の部門が成長を牽引しているとされています。

投資家にとっては、家庭用の小型家電だけでなく、業務用機器という別の収益源を広げている点が確認できる材料です。

2026年12月期はEBITDA見通しを6億7,000万〜6億9,000万ユーロへ引き上げ(報道)

報道によると、2026年12月期は売上が中1桁の成長、調整後EBITDAは6億7,000万〜6億9,000万ユーロへ見通しが引き上げられたとされています。

投資家にとっては、会社側が期中に見通しを上方修正したことは、直近の事業動向がプラスに推移していることを示す材料です。

高値圏と、配当に含まれる特別配当|先に知っておきたいリスク

配当利回り3.14%は特別配当とされる分を含む

デロンギの直近12か月の配当は1株あたり1.27ユーロ(2026年5月18日権利落ち0.85ユーロ+2025年9月22日権利落ち0.42ユーロ、実測)で、表面利回りは約3.14%です。報道によると、2025年9月に支払われた0.42ユーロは準備金からの特別配当とされています。この利回りには特別配当とされる分が含まれており、毎年出るとは限りません。

投資家にとっては、3.14%という数字をそのまま毎年続く水準として見るのではなく、特別配当を除いた場合の利回りが下がり得るという前提を持っておく必要がある、ということです。

株価は1年で+35.63%上昇、52週高値42.00ユーロに迫る高値圏

株価は1年で+35.63%上昇し、52週高値42.00ユーロに対し40.50ユーロと高値圏で推移しています。PERは約17.75倍(予想約15.94倍)です。

投資家にとっては、直近の上昇が業績の伸びとどこまで見合っているかを、この水準から自分自身で判断する必要がある、ということです。

小型家電は個人消費の動向に左右される事業

デロンギの主力は家庭用のコーヒーメーカーやオイルヒーターなどの小型家電です。小型家電は一般に、個人消費の動向に左右されやすい事業です。

投資家にとっては、家庭の消費支出が落ち込む局面では家電製品の販売にも影響が及びうるという業種特性を踏まえておく必要がある、ということです(将来の需要を予測するものではありません)。

1株買いの手数料負担率は13.58%と重い

サクソバンク証券クラシックコースで1株(約7,519円)を購入すると、最低手数料の1,021円が適用され、手数料負担率は約13.58%になります。

投資家にとっては、少額の1株買いでは手数料の負担が大きく、まとめ買いを前提に考える必要がある、ということです。

デロンギはコーヒーメーカーとオイルヒーターで稼ぐ会社

デロンギは、コーヒーメーカーやオイルヒーターなどの小型家電を作るイタリアの会社です。家庭用家電のほか、業務用エスプレッソマシンとパーソナルブレンダーも手がけています。

会社発表によると、2025年12月期の売上高は38億0,150万ユーロ(前年比+8.7%)、営業利益は4億5,810万ユーロ(売上高営業利益率12.1%)、純利益は3億1,630万ユーロでした(出典:デロンギ公式 https://www.delonghigroup.com/sites/default/files/DeLonghi%20-%20press%20release%20FY%202025%20results.pdf)。報道によると、2026年12月期は売上が中1桁の成長、調整後EBITDAは6億7,000万〜6億9,000万ユーロへ見通しが引き上げられたとされています。

デロンギ・ジャパン株式会社(東京都港区)は1995年に設立され、日本市場を担当しています。同社の発表によると、コーヒーメーカーの国内金額シェア1位、オイルヒーターは販売台数・売上ともに18年連続1位とされています(出典:デロンギ・ジャパン https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000005925.html)。なお、日本での売上規模そのものは公表されていません。

同じイタリア株では、飲料のカンパリやアパレルのブルネロクチネリがしばしば比較対象になります。業種・規模・配当方針は銘柄ごとに異なります。

配当利回り3.14%の中身と、イタリアの源泉税

デロンギの直近12か月の配当は1株あたり1.27ユーロで、実測の表面利回りは約3.14%です。この配当には2026年5月18日権利落ち0.85ユーロと2025年9月22日権利落ち0.42ユーロが含まれており(実測)、報道によると2025年9月に支払われた0.42ユーロは準備金からの特別配当とされています。3.14%という利回りには特別配当とされる分が含まれており、毎年出るとは限りません。

イタリアの配当源泉税は最大26%とされ、日伊租税条約を適用できる場合は15%とされています。ただし実際にどちらの税率が適用されるかは証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。現地源泉税率が未確定のため、税引き後の実質利回りはここでは計算していません。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料

デロンギの上場市場はイタリア証券取引所(ミラノ)のみで、ティッカーは「DLG」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:DELHF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社デロンギ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「DLG」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約7,519円1,021円約13.58%
15株約112,800円1,021円約0.91%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと手数料負担率は約13.58%と重く、現実的には15株単位(約11万2,800円)でのまとめ買いが前提になります。15株まとめると負担率は約0.91%まで下がります。

デロンギ株が向く人・向かない人

向く人理由
日本でもおなじみのブランドに投資したい人コーヒーメーカー国内シェア1位、オイルヒーターは18年連続1位
増収基調の欧州企業に投資したい人2025年12月期は売上高+8.7%、営業利益率12.1%
15株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.91%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
少額の1株買いをしたい人手数料負担率が約13.58%と重い
配当利回り3.14%がそのまま将来も続くと考えたい人この利回りには特別配当とされる分が含まれ、毎年出るとは限らない

デロンギ株のよくある質問

デロンギ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がイタリア証券取引所(ミラノ)のみのためです。米国預託証券(DELHF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

1株買いの手数料負担率はどれくらいですか?

1株約7,519円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約13.58%と重いため、15株単位(約11万2,800円)でのまとめ買いが前提です。

配当利回り3.14%は本当ですか?

実測値としては本当ですが、この利回りには特別配当とされる分が含まれており、毎年出るとは限りません。報道によると、直近12か月の配当1.27ユーロのうち、2025年9月に支払われた0.42ユーロは準備金からの特別配当とされています。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国ADR(DELHF)と何が違いますか?

DELHFはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。原株が上場するイタリア証券取引所(ミラノ)とは別の枠組みで、日本の証券会社での取扱いはありません。

まとめ:日本の売り場で見かける会社を、株で持つということ

  • メリット:コーヒーメーカー国内シェア1位・オイルヒーターは18年連続1位(デロンギ・ジャパン発表)/2025年12月期は増収+8.7%・営業利益率12.1%(会社発表)/ラ・マルゾッコ買収で業務用機器が成長を牽引(報道)
  • デメリット:配当利回り3.14%は特別配当とされる分を含み、毎年出るとは限らない/株価は1年で+35.63%上昇し52週高値に迫る高値圏(PER約17.75倍)/1株買いの手数料負担率は約13.58%と重い
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約7,519円から。15株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.91%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はユーロ圏在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はデロンギの公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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