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この記事の結論
- イギリス株はロンドン証券取引所に上場。サクソバンク証券で購入でき、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では米国市場に上場していないイギリス企業は買えない
- 最大の注意点は株価がポンドではなくペンス(GBX=100分の1ポンド)で表示されること。見誤ると発注額の見積もりが100倍ずれる
- テスコ・バーバリーなど1株の目安が安い銘柄もあるが、最低手数料3.30ポンド(約712円)があるため1株買いは手数料負担率が跳ね上がる(テスコは実測で約71.7%)
- 配当は現地源泉税なしとされるが当サイトでは未確認。日本側は20.315%が課税される
「イギリス株を買ってみたいけど、どこで買えるのか分からない」「板を見たら数字が思っていたのと違う」——イギリス株には、ドイツ株やフランス株にはない独特の落とし穴があります。それが株価のペンス(GBX)表示です。
この記事では、イギリス株がどこで買えるか、当サイトで扱う4銘柄の株価・PER・配当利回り、そして初めて英国株の板を見る人が必ずつまずくGBX表示の注意点を、実測値とともにまとめます。
イギリス株はどこで買えるのか
イギリスの主要企業はロンドン証券取引所(LSE)に上場しています。当サイトが案内しているサクソバンク証券では、クラシックプランで約定金額の0.088%、最低手数料3.30ポンド(約712円)でイギリス株を売買できます。
一方、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では、米国市場に上場していないイギリス企業は買えません。これらの証券会社は米国株の取扱いが中心で、ロンドン証券取引所に直接アクセスする手段を持っていないためです。イギリスの優良企業に投資したい場合は、サクソバンク証券のように欧州の取引所に直接アクセスできる証券会社を選ぶ必要があります。
当サイトで扱うイギリス株の一覧
当サイトで個別に解説しているイギリス株4銘柄です。「現地表示(ペンス)」と「1株の目安(円)」を並べているので、実際の板の数字と日本円換算のギャップを確認してください。
| 銘柄 | 現地表示(GBX) | 1株の目安 | PER | 配当利回り | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロールス・ロイス | 1,525.00ペンス | 約3,280円 | 約42.7倍 | 実績ベース約0.62% | 航空機エンジンが主力。高級車の「ロールス・ロイス・モーターズ」とは別会社(車の方はBMW傘下で非上場) |
| バーバリー | 1,098.00ペンス | 約2,360円 | 約187倍 | 無配(2024/25期・2025/26期とも配当停止) | ラグジュアリーブランド。高PERは無配・薄利益局面が背景 |
| BAEシステムズ | 2,236.00ペンス | 約4,820円 | 約32.0倍 | 約1.69% | 防衛大手。米国では正式にはPink Sheets(OTC)扱いで、NASDAQ上場ではない |
| テスコ | 460.60ペンス | 約991円 | 約17.0倍 | 約3.15% | 英国最大手スーパー。1株の値段が安い分、1株買いは手数料負担率が高くなりやすい |
※株価・PER・配当利回りは当サイト個別記事の実測値(2026年8月13〜14日時点)です。ロンドン証券取引所はTradingViewの配信対象外のため、各個別記事のチャートは米国ADR(米ドル建て)を表示しています。
イギリス株の買い方(4ステップ)
- 口座開設:サクソバンク証券の口座を開設します
- 入金:日本円を証券口座に入金します
- 両替:入金した円をポンド(GBP)に両替します
- 発注:買いたい銘柄を検索し、ティッカーを確認したうえで発注します。発注画面の表示単位がペンス(GBX)かポンド(GBP)かを必ず確認してください
イギリス株ならではの注意点
株価はポンドではなくペンス(GBX)表示
これがイギリス株で最も重要な注意点です。ロンドン証券取引所の株価は、ポンドではなくペンス(GBX)=100分の1ポンドで表示されます。たとえば板に「1,542.00」と表示されていた場合、これは1,542ポンドではなく15.42ポンドです。ポンドと誤認すると、発注額の見積もりが100倍ずれます。初めて英国株の板を見る人が必ずつまずくポイントなので、発注前に表示単位が「GBX」か「GBP」かを必ず確認してください。
配当の現地源泉税は未確認
イギリスは配当の現地源泉税が原則としてかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時に必ずご確認ください。なお、現地源泉税とは別に、日本側では配当に20.315%が課税されます。
1株買いは手数料負担率が跳ね上がる
サクソバンク証券の最低手数料は3.30ポンド(約712円)です。テスコ(1株の目安約991円)を1株だけ買うと、手数料負担率は約71.7%にもなります。1株の値段が安いイギリス株は少額から試しやすい反面、1株買いだと手数料で大きく目減りするため、まとめ買いを前提に考える必要があります。
よくある質問
イギリス株はどこで買えますか?
サクソバンク証券などロンドン証券取引所に直接アクセスできる証券会社で購入できます。SBI証券・楽天証券・マネックス証券では、米国市場に上場していないイギリス企業は買えません。
GBX表示とは何ですか?
ロンドン証券取引所で使われる株価の表示単位で、1GBX=100分の1ポンド(1ペンス)です。板に表示される数字をそのままポンドだと思って発注すると、実際の発注額が100倍になってしまうため、発注前に単位(GBXかGBPか)を必ず確認してください。
イギリス株の配当に税金はかかりますか?
現地源泉税は原則としてかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時に必ずご確認ください。現地源泉税とは別に、日本側では配当に20.315%が課税されます。
まとめ
- イギリス株はロンドン証券取引所に上場。サクソバンク証券で購入でき、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では買えない
- 最大の注意点は株価がペンス(GBX)表示であること。100分の1を見落とすと発注額が100倍ずれる
- 当サイトで扱う4銘柄はロールス・ロイス、バーバリー、BAEシステムズ、テスコ。銘柄ごとの詳細は個別記事で解説
- テスコ・バーバリーなど1株の値段が安い銘柄もあるが、最低手数料3.30ポンド(約712円)があるため1株買いは手数料負担率が高くなりやすい(テスコは約71.7%)
- 配当の現地源泉税は原則なしとされるが当サイトでは未確認。日本側は20.315%が課税される
こんな人にはこのやり方がおすすめ
| こんな人は | やり方 |
|---|---|
| 少額からイギリス株を試したい | テスコやバーバリーなど1株の目安が安い銘柄から検討する |
| 手数料負担率を抑えたい | 1株だけでなくまとめて発注し、最低手数料3.30ポンドの負担割合を下げる |
| 防衛関連に関心がある | BAEシステムズを検討する(防衛株の比較記事も参照) |
| GBX表示の仕組みに不安がある | 発注前に為替リスクの解説記事で仕組みを確認する |
この記事の検証方法
- 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
- 各銘柄の株価・PER・配当利回りは当サイトの個別記事で実測した値です(基準日は各記事に記載)
- イギリスの配当源泉税については当サイトでは未確認です。証券会社の公式情報でご確認ください
- 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています
この記事を書いた人:Kawa
ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール
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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や証券会社の利用を推奨するものではありません。記載の株価・手数料・税制は2026年8月15日時点で当サイトが確認した情報に基づいており、変更される場合があります。特にイギリスの配当源泉税の取扱いについては当サイトで未確認のため、証券会社によって扱いが異なる可能性があります。各証券会社の取扱商品・税制の取扱いは変更される可能性があるため、口座開設および取引の前に必ず公式サイトでご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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