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テクノジム株の魅力とリスク|東京2020公式サプライヤーと日本からの買い方【2026年】

テクノジム株の魅力とリスク|東京2020公式サプライヤーと日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • テクノジムは東京2020オリンピック・パラリンピックの公式サプライヤーを務めたイタリアのフィットネス機器メーカーです(日本法人テクノジム・ジャパン株式会社は2003年設立)
  • 魅力の核心:報道によると2025年12月期の売上高は前年比+13.1%
  • 最大のリスク:株価は1年で-11.56%、52週安値12.92ユーロのすぐ上で推移
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約2,415円から(推奨ロット50株が目安/1株だと手数料負担率は約42.28%と重く、50株単位が前提)

報道によると2025年12月期の売上高は前年比+13.1%。東京2020オリンピック・パラリンピックの公式サプライヤーを務めたテクノジムは、報道によると15の練習会場に1,500台以上の機器を納入したとされています。日本法人テクノジム・ジャパン株式会社は2003年に設立されており、日本との接点は長期にわたります。

一方で、株価は1年で-11.56%下落し、52週安値12.92ユーロのすぐ上の13.01ユーロで推移しています。52週高値21.82ユーロからは約4割安い水準です。報道によると、業績の伸びに対して株価が高いという指摘が出て下落したとされています。

同じイタリアのフィットネス・ライフスタイル関連銘柄としては、アパレルのブルネロ・クチネリや家電のデロンギが比較対象としてよく挙げられます。テクノジムの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

テクノジム株の基本データ(2026年8月23日時点)

株価13.01ユーロ(1株 約2,415円)
52週レンジ12.92〜21.82ユーロ
時価総額約25.9億ユーロ
PER約22.25倍(予想 約19.85倍)
配当利回り2.92%(1株配当 0.38ユーロ)
上場市場イタリア証券取引所(ミラノ)
1年の株価騰落-11.56%

東京2020公式サプライヤーと、売上+13.1%という実績|テクノジム株の魅力

東京2020オリンピック公式サプライヤー、15会場に1,500台以上を納入(報道)

報道によると、テクノジムは東京2020オリンピック・パラリンピックの公式サプライヤーを務め、15の練習会場に1,500台以上の機器を納入したとされています。日本法人テクノジム・ジャパン株式会社は2003年に設立されており、日本とのつながりは長期にわたります。

投資家にとっては、単なる欧州の一メーカーではなく、日本の大型スポーツイベントに機器を供給した実績を持つ会社であることを確認できる材料です。

2025年12月期の売上高は10億2,000万ユーロ、前年比+13.1%(報道)

報道によると、2025年12月期の売上高は10億2,000万ユーロで、前年比+13.1%でした。

投資家にとっては、法人向けが中心の事業でありながら、売上が二桁の伸び率を維持していることを確認できる数字です。

営業利益は1億6,390万ユーロ、前年比+34.2%(報道)

報道によると、同期の営業利益は1億6,390万ユーロで、前年比+34.2%でした。調整後純利益も前年比+33%だったとされています。

投資家にとっては、売上の伸び率(+13.1%)を上回るペースで利益が伸びていることを確認できる数字です。

配当性向70.30%で1株配当0.38ユーロ(実測利回り2.92%)

実測の表面利回りは約2.92%(1株配当0.38ユーロ、配当性向70.30%)です。

投資家にとっては、配当性向が70.30%という水準で、1株配当0.38ユーロがどの程度純利益に対して支払われているかを確認できる数字です。

株価−11.56%という下落|先に知っておきたいリスク

株価は1年で-11.56%、業績の伸びに対して株価が高いという指摘も(報道)

株価は1年で-11.56%下落し、52週安値12.92ユーロのすぐ上の13.01ユーロで推移しています。52週高値は21.82ユーロで、そこから約4割下がった水準です。報道によると、業績の伸びに対して株価が高いという指摘が出て下落したとされています。

投資家にとっては、業績自体は伸びているものの、株価が高値圏からどの程度調整したのかを踏まえて判断する材料になります。

PERは約22.25倍

PERは約22.25倍(予想PERは約19.85倍)です。割高か割安かの判断はここでは行わず、数値をそのままお伝えします。

投資家にとっては、他の欧州株や同業種と比較しながら、この水準を自分自身で判断する材料になります。

配当は前期の0.80ユーロ(特別配当込み)から0.38ユーロへ

報道によると、前期(2024年12月期)の配当は通常配当0.30ユーロに特別配当0.50ユーロを加えた0.80ユーロでしたが、直近の1株配当0.38ユーロには特別配当は含まれていません。

投資家にとっては、前期との単純な金額比較だけで「減配」と捉えるのではなく、特別配当の有無を分けて見る必要がある、ということです。

法人向けが中心の事業構造、設備投資の動向に左右されうる

テクノジムの事業はジムやホテル、リハビリ施設向けの法人向けが中心です。個人向けの直販も行っていますが、法人向けの比重が大きい事業構造のため、取引先の設備投資が減れば受注に影響しうる面があります。

投資家にとっては、景気や取引先業界の設備投資動向によって受注が変動しうる事業構造であることを踏まえておく必要がある、ということです(将来の受注動向を予測するものではありません)。

テクノジムはジム・ホテル向けのトレーニング機器で稼ぐイタリアの会社

テクノジムは、ジムやホテル、リハビリ施設に置くトレーニング機器を作るイタリアの会社です。法人向けが中心の事業ですが、個人向けの直販も行っています。

同社は東京2020オリンピック・パラリンピックの公式サプライヤーを務め、報道によると15の練習会場に1,500台以上の機器を納入したとされています。日本法人テクノジム・ジャパン株式会社は2003年に設立されています。なお、日本での売上規模は公表されていません。

直近の決算では、報道によると2025年12月期の売上高は10億2,000万ユーロ(前年比+13.1%)、営業利益は1億6,390万ユーロ(同+34.2%)、調整後純利益は前年比+33%でした(出典:報道 https://in.marketscreener.com/news/technogym-revenues-top-1-billion-in-2025-adjusted-net-profit-jumps-33-ce7e5ededd8ef42c)。

同じイタリアのフィットネス・ライフスタイル関連銘柄としては、アパレルのブルネロ・クチネリや家電のデロンギがしばしば比較対象になります。事業内容や収益源はそれぞれ異なります。

1株配当0.38ユーロと、イタリアの源泉税(最大26%)

テクノジムの1株配当は0.38ユーロ、実測の表面利回りは約2.92%(配当性向70.30%)です。報道によると、前期(2024年12月期)の配当は通常配当0.30ユーロに特別配当0.50ユーロを加えた0.80ユーロでしたが、直近の0.38ユーロには特別配当は含まれていません。

イタリアの配当源泉税は最大26%とされ、日伊租税条約を適用できる場合は15%とされています。ただし、実際にどちらが適用されるかは証券会社の手続きによるため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。現地の源泉税率が確定していないため、税引き後の実質利回りはここでは計算していません。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料負担率42.28%

テクノジムの上場市場はイタリア証券取引所(ミラノ)のみで、ティッカーは「TGYM」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:TCCHF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダック本体にも上場していません。

証券会社テクノジム株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「TGYM」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約2,415円1,021円約42.28%
50株約120,800円1,021円約0.85%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと手数料負担率は約42.28%と重く、現実的には50株単位(約12万800円)でのまとめ買いが前提になります。50株まとめると負担率は約0.85%まで下がります。

テクノジム株が向く人・向かない人

向く人理由
東京2020の公式サプライヤーという実績に関心がある人報道によると15会場に1,500台以上を納入
法人向けフィットネス市場の成長に注目したい人2025年12月期の売上高は前年比+13.1%(報道)
50株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.85%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
少額の1株買いをしたい人手数料負担率が約42.28%と重い
配当の実額を前期と単純比較したい人前期は特別配当込みの0.80ユーロ、直近は特別配当なしの0.38ユーロ

テクノジム株のよくある質問

テクノジム株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がイタリア証券取引所(ミラノ)のみのためです。米国預託証券(TCCHF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約2,415円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約42.28%と重いため、50株単位(約12万800円)でのまとめ買いが前提です。

東京2020オリンピックとの関わりはどんなものですか?

報道によると、テクノジムは東京2020オリンピック・パラリンピックの公式サプライヤーを務め、15の練習会場に1,500台以上の機器を納入したとされています。日本法人テクノジム・ジャパン株式会社は2003年に設立されており、日本とのつながりは長期にわたります。なお、日本での売上規模は公表されていません。

配当が前期の0.80ユーロから0.38ユーロに減ったのは減配ですか?

単純な金額比較だけで「減配」と捉えるのは早計です。報道によると、前期(2024年12月期)の配当は通常配当0.30ユーロに特別配当0.50ユーロを加えた0.80ユーロでしたが、直近の1株配当0.38ユーロには特別配当は含まれていません。特別配当の有無を分けて見る必要があります。

米国ADR(TCCHF)とイタリア本国上場株の違いは?

TCCHFは米国のOTC市場でのみ取引される預託証券で、ニューヨーク証券取引所やナスダックには上場していません。日本の主要ネット証券がOTC銘柄の新規買付けを扱っていないため、イタリア証券取引所(ミラノ)に上場する本国株をサクソバンク証券などで購入する必要があります。

まとめ:業績は伸びても、株価は高値から4割安い水準

  • メリット:東京2020オリンピック公式サプライヤーで15会場に1,500台以上を納入(報道)/2025年12月期の売上高は10億2,000万ユーロ・前年比+13.1%(報道)/営業利益は前年比+34.2%(報道)
  • デメリット:株価は1年で-11.56%、52週高値から約4割安い水準で業績の伸びに対して株価が高いという指摘も/配当は前期の特別配当込み0.80ユーロから0.38ユーロへ/法人向けが中心のため設備投資の動向に左右されうる
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約2,415円から。50株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.85%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績は報道を、配当実績は企業の公式配当履歴ページを出典としています
  • 筆者はユーロ圏在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はテクノジムに関する報道および同社の公式配当履歴ページに基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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