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ダンスケ銀行株の魅力とリスク|利回り6.31%は特別配当込み【2026年】

ダンスケ銀行株の魅力とリスク|利回り6.31%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ダンスケ銀行はデンマーク最大手の銀行です(個人向け融資・法人金融・資産運用を柱に北欧4か国で事業展開)
  • 魅力の核心:配当利回り6.31%(特別配当を含む数字で、特別配当は毎年出るとは限りません)
  • 最大のリスク:株価は1年で+35.01%上昇した一方、直近12ヶ月の純利益の伸びは+1.46%にとどまります
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約9,139円から(推奨ロット12株が目安/1株だと手数料負担率は約10.46%と重く、12株単位が前提)

配当利回り6.31%。デンマーク最大手の銀行であるダンスケ銀行は、個人向け融資・法人金融・資産運用を柱に北欧4か国で事業を展開しています。ただし、この利回りには特別配当が含まれており、特別配当は毎年出るとは限りません。報道によると2025年通期の配当は通常配当16.94クローネと特別配当5.78クローネの組み合わせで、会社が示す普通配当性向の方針は60〜70%とされています。

一方で、株価は1年で+35.01%上昇し、52週高値379.50クローネに迫る367.90クローネと高値圏で推移しています。これに対して直近12ヶ月の純利益の伸びは+1.46%にとどまり、株価の上昇率と利益の伸びには差があります。同行はかつてエストニア支店をめぐるマネーロンダリング問題も抱えましたが、報道によると2022年に米国・デンマーク当局との和解が成立し、支払いは完了したとされています。

北欧の銀行株としては、同じデンマークのユスケ銀行やスペインのバンキンテルが比較対象としてよく挙げられます。ダンスケ銀行の「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

ダンスケ銀行株の基本データ(2026年8月23日時点)

株価367.90デンマーククローネ(1株 約9,139円)
52週レンジ257.40〜379.50クローネ
時価総額約2,967億クローネ
PER約12.7倍(予想 約11.7倍)
配当利回り6.27%(1株配当 23.08デンマーククローネ)
上場市場ナスダック・コペンハーゲン証券取引所
1年の株価騰落+35.01%

ダンスケ銀行株を買うメリット

配当利回り6.31%、ただし特別配当を含む数字

実測の表面利回りは約6.31%(配当性向98.92%)です。報道によると2025年通期の配当は通常配当16.94クローネと特別配当5.78クローネの組み合わせで、この利回りには特別配当が含まれており、特別配当は毎年出るとは限りません。会社が示す普通配当性向の方針は60〜70%とされています。

投資家にとっては、直近の利回りの高さをそのまま将来も続く水準として見るのではなく、通常配当と特別配当を分けて捉える必要がある、ということです。

2026年上半期の純利益119億クローネ、前年同期比+6%(会社発表)

会社発表によると、2026年上半期の営業収益は291億クローネ、純利息収入は187億クローネ(前年同期比+3%)、純手数料収入は80億クローネ(同+13%)、純利益は119億クローネ(同+6%)でした。

投資家にとっては、貸出だけでなく手数料収入も伸びており、収益の柱が複数あることを示す数字です。

自己資本利益率(ROE)14.8%で通期目標14%を上回る(会社発表)

会社発表によると、自己資本利益率(ROE)は14.8%で、会社が掲げる通期目標14%を上回る水準にあります。経費を収益で割った比率は44.4%です。

投資家にとっては、自己資本に対してどれだけ利益を生み出せているかという収益効率の指標が、会社自身の目標を上回って推移していることを確認できる材料です。

資産運用事業は1年で24%増加、45億クローネ規模の自社株買いも実施中(会社発表)

会社発表によると、資産運用事業は1年で24%増加しました。あわせて、45億クローネ規模の自社株買いを実施中とされています。

投資家にとっては、貸出・手数料収入に加えて資産運用という第三の収益源が伸びていること、また株主還元の一環として自社株買いが進行中であることが確認できます。

ダンスケ銀行株を買うデメリット・リスク

配当利回り6.31%は特別配当込み、実際の配当性向は98.92%

表面利回り6.31%は、通常配当16.94クローネに特別配当5.78クローネを加えた金額から計算されています。特別配当は毎年出るとは限りません。実際の配当性向は98.92%と、会社が示す普通配当性向の方針60〜70%を大きく上回っています。

投資家にとっては、特別配当が出なかった年は、利回りが通常配当ベースの水準まで下がり得るという前提を持っておく必要がある、ということです。

株価は1年で+35.01%上昇も、純利益の伸びは+1.46%にとどまる

株価は1年で+35.01%上昇し、52週高値379.50クローネに対し367.90クローネと高値圏にあります。これに対して直近12ヶ月の純利益の伸びは+1.46%と小さく、株価の上昇率と利益の伸びには差があります。

投資家にとっては、株価の上昇が業績の伸びにどこまで裏付けられているかを、この数字の差から自分自身で判断する必要がある、ということです。

エストニア支店のマネーロンダリング問題、2022年に和解・支払いは完了(報道)

報道によると、ダンスケ銀行はエストニア支店をめぐるマネーロンダリング問題で米国・デンマーク当局の捜査を受け、2022年に和解が成立し、総額155億クローネ規模(約21億ドル)の支払いは完了したと報じられています。フランス当局にも支払いを行い解決したと報じられています。当サイトでは和解内容の詳細までは確認しておらず、再発の有無についても推測しません。

投資家にとっては、この問題自体は過去の事案として決着済みとされているものの、大手銀行がこうした重大な当局対応を経験した経緯があることは、投資判断の材料として知っておく必要がある、ということです。

金利が下がれば利ざやが縮む可能性がある

銀行業は一般に、金利水準によって収益が変わりやすい業種です。金利が下がれば、貸出と調達の利ざやが縮む可能性があります。純利息収入は現状伸びていますが、この構造そのものは変わりません。

投資家にとっては、現在の収益の伸びが今後の金利環境によって変わり得る、という一般的な業種リスクを踏まえておく必要がある、ということです(将来の金利水準を予測するものではありません)。

ダンスケ銀行はどんな会社か

ダンスケ銀行は、デンマーク最大手の銀行です。個人向け融資、法人金融、資産運用を柱に、北欧4か国で事業を展開しています。

直近の決算では、2026年上半期の営業収益は291億クローネ、純利息収入は187億クローネ(前年同期比+3%)、純手数料収入は80億クローネ(同+13%)、純利益は119億クローネ(同+6%)でした(出典:ダンスケ銀行公式 https://danskebank.com/news-and-insights/news-archive/press-releases/2026/pr17072026)。

会社発表によると、自己資本利益率(ROE)は14.8%で通期目標14%を上回り、経費を収益で割った比率は44.4%です。資産運用事業は1年で24%増加し、45億クローネ規模の自社株買いも実施中とされています。

報道によると東京に拠点があるとされていますが、規模や業務内容について当サイトでは確認できていません。日本で銀行サービスを提供しているという意味ではない点にご注意ください。

同じ北欧の銀行株としては、デンマークのユスケ銀行やスペインのバンキンテルがしばしば比較対象になります。国・規模・配当方針は銀行ごとに異なります。

配当と税金

ダンスケ銀行の1株配当は23.08デンマーククローネ、実測の表面利回りは約6.31%(配当性向98.92%)です。報道によると2025年通期の配当は通常配当16.94クローネと特別配当5.78クローネの組み合わせで、この利回りには特別配当が含まれており、特別配当は毎年出るとは限りません。会社が示す普通配当性向の方針は60〜70%とされています。

デンマークの配当源泉税率は当サイトでは未確認です。口座開設時および配当受取前に、必ず証券会社にご確認ください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。現地源泉税率が未確定のため、税引き後の実質利回りはここでは計算していません。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

ダンスケ銀行株の日本からの買い方

ダンスケ銀行の上場市場はナスダック・コペンハーゲン証券取引所のみで、ティッカーは「DANSKE」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:DNKEY/DNSKF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダック本体にも上場していません。

証券会社ダンスケ銀行株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. デンマーククローネに両替する
  5. ティッカー「DANSKE」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約9,139円956円約10.46%
12株約109,700円956円約0.87%

手数料は約定金額の0.132%、最低38.5デンマーククローネ(約956円)です。1株だと手数料負担率は約10.46%と重く、現実的には12株単位(約10万9,700円)でのまとめ買いが前提になります。12株まとめると負担率は約0.87%まで下がります。

ダンスケ銀行株はどんな人に向くか

向く人理由
高い配当利回りを狙いたい人配当利回りは6.31%(特別配当込み)
北欧の金融株に興味がある人個人向け融資・法人金融・資産運用を柱に北欧4か国で事業展開
12株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.87%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
少額の1株買いをしたい人手数料負担率が約10.46%と重い
特別配当込みの利回りをそのまま将来も続くと考えたい人特別配当は毎年出るとは限らず、会社の普通配当性向方針は60〜70%

よくある質問

ダンスケ銀行株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がナスダック・コペンハーゲン証券取引所のみのためです。米国預託証券(DNKEY/DNSKF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約9,139円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約10.46%と重いため、12株単位(約10万9,700円)でのまとめ買いが前提です。

配当利回り6.31%は本当ですか?

実測値としては本当ですが、この利回りには特別配当が含まれており、特別配当は毎年出るとは限りません。報道によると2025年通期の配当は通常配当16.94クローネと特別配当5.78クローネの組み合わせで、会社が示す普通配当性向の方針は60〜70%とされています。実際の配当性向は98.92%と方針を大きく上回っています。

エストニアのマネーロンダリング問題は大丈夫ですか?

報道によると、ダンスケ銀行はエストニア支店をめぐるマネーロンダリング問題で米国・デンマーク当局の捜査を受けましたが、2022年に和解が成立し、支払いは完了したと報じられています。フランス当局にも支払いを行い解決したとされます。当サイトでは和解内容の詳細までは確認しておらず、再発の有無についても推測しません。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

まとめ

  • メリット:配当利回り6.31%(特別配当込み、特別配当は毎年出るとは限らない)/2026年上半期の純利益119億クローネ・前年同期比+6%/ROE14.8%で通期目標14%を上回る
  • デメリット:株価は1年で+35.01%上昇も純利益の伸びは+1.46%にとどまる/過去にエストニア支店のマネーロンダリング問題(2022年に和解・支払い完了と報道)/1株買いの手数料負担率は10.46%と重い
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約9,139円から。12株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.87%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はダンスケ銀行の公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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