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ハイデルベルク・マテリアルズ株の魅力とリスク|配当2.28%と買い方【2026年】

ハイデルベルク・マテリアルズ株の魅力とリスク|配当2.28%と買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ハイデルベルク・マテリアルズは世界有数のセメント・建材メーカー。インドネシアなど新興国にも展開しています
  • 魅力の核心:2026年上半期の純利益は前年同期比+7.5%
  • 最大のリスク:株価は1年で-21.69%
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約29,600円から(推奨ロット3株が目安/1株からでも手数料負担率は約2.07%と軽い)

世界有数のセメント・建材メーカー、ハイデルベルク・マテリアルズが節目を迎えています。会社発表によると、2026年第2四半期は「4年以上ぶりのプラス体積四半期」となり、欧州のコア市場に回復の初期兆候が見え始めました。

2026年上半期の純利益は前年同期比+7.5%、売上高も同+6%と伸びています。建材需要という景気敏感な事業を持つ会社の、底打ちの動きを株価・業績・買い方の順に見ていきます。

同じドイツの素材・化学系銘柄としては、BASF株も比較対象になります。

目次

ハイデルベルク・マテリアルズ株の基本データ(2026年8月22日時点)

株価159.60ユーロ(1株 約29,600円)
52週レンジ155.50 〜 241.80ユーロ
時価総額約280億ユーロ
PER約13.9倍(予想 約11.6倍)
配当利回り約2.28%(1株配当 3.6ユーロ)
上場市場フランクフルト証券取引所(Xetra)
1年の株価騰落-21.69%

ハイデルベルク・マテリアルズ株を買うメリット

4年以上ぶりのプラス体積四半期、欧州コア市場に回復の初期兆候(会社発表)

会社発表によると、2026年第2四半期は「4年以上ぶりのプラス体積四半期」となり、欧州のコア市場には回復の初期兆候が見られたとしています。

投資家にとっては、長く落ち込んでいた建材需要が底を打ちつつある可能性を示す、具体的な四半期区切りの数字だということです。

2026年上半期の純利益は前年同期比+7.5%

2026年上半期の売上高は60億4,400万ユーロ(前年同期比+6%)、経常事業利益(RCO)は10億8,600万ユーロ(同+4%)、純利益は7億3,800万ユーロ(同+7.5%)でした(出典:ハイデルベルク・マテリアルズ公式IR)。

投資家にとっては、売上・利益・純利益のいずれもが前年を上回っており、増収増益の実数が確認できる状態にある、ということです。

2025年の1株配当は3.60ユーロ、前年比+9%の増配

2025年の1株配当は3.60ユーロで、前年比+9%の増配となりました(出典:ハイデルベルク・マテリアルズ公式IR)。

投資家にとっては、建材需要が伸び悩んでいた局面でも配当を積み増してきた実績がある、ということです。

北米・トルコで買収を進め、事業ポートフォリオの入れ替えを継続(会社発表)

会社発表によると、北米のBURNCO・AmeriTex、トルコのAkçansaの買収を進める一方、カザフスタンからは撤退しています。

投資家にとっては、成長が見込める地域に資源を振り向け、事業ポートフォリオを能動的に組み替えている最中である、ということです。

ハイデルベルク・マテリアルズ株を買うデメリット・リスク

株価は1年で-21.69%、52週レンジの下寄りに位置

2026年8月22日時点の株価は159.60ユーロで、1年間では-21.69%の下落となっています。52週レンジは155.50〜241.80ユーロで、現在値はレンジの下寄りにあります。

投資家にとっては、業績の増収増益とは裏腹に、株価そのものはこの1年で大きく値を下げている、という事実を把握しておく必要がある、ということです。

エネルギーコスト高騰で通期利益見通しに下振れ警告(会社発表)

会社発表によると、エネルギーコストの高騰により、通期の利益見通しに下振れの可能性があるとしています。

投資家にとっては、セメント製造という電力・燃料を多く使う事業特性上、外部要因のコスト変動が業績に直接響きやすい、ということです。

配当源泉税26.375%、日本の外国税額控除の対象外は11.375%分

ドイツの配当源泉税は26.375%です。日独租税条約の限度税率15%を超える11.375%分は日本の外国税額控除の対象外で、還付を受けるにはドイツ税務当局(BZSt)へ直接請求する必要があります。

投資家にとっては、配当利回り約2.28%のうち、一部が控除されない税負担として差し引かれる仕組みがある、ということです。

ハイデルベルク・マテリアルズはどんな会社か

ハイデルベルク・マテリアルズは世界有数のセメント・建材メーカーで、ドイツ国内にとどまらず、インドネシアなど新興国にも事業を展開しています。

直近の決算では、2026年上半期の売上高は60億4,400万ユーロ(前年同期比+6%)、経常事業利益(RCO)は10億8,600万ユーロ(同+4%)、純利益は7億3,800万ユーロ(同+7.5%)でした(出典:ハイデルベルク・マテリアルズ公式IR https://www.heidelbergmaterials.com/en/pr-2026-07-30)。

会社発表によると、2026年第2四半期は「4年以上ぶりのプラス体積四半期」となり、欧州コア市場には回復の初期兆候が見られたとしています。一方で、北米(BURNCO・AmeriTex)・トルコ(Akçansa)の買収を進める一方、カザフスタンからは撤退するなど、事業ポートフォリオの入れ替えも継続しています。

配当と税金

ハイデルベルク・マテリアルズの1株配当は3.6ユーロ、表面利回りは約2.26%です。2025年の配当は前年比+9%の増配でした。

ドイツの現地源泉税は26.375%です。日独租税条約の限度税率15%を超える11.375%分は、日本の外国税額控除の対象外となります。この分の還付を受けるには、ドイツ税務当局(BZSt)へ直接請求する必要があり、2023年以降は電子提出が必須、請求期限は暦年末から4年以内です。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約1.32%です(計算式:2.26% ×(1−0.26375) × 0.79685)。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

ハイデルベルク・マテリアルズ株の日本からの買い方

ハイデルベルク・マテリアルズの上場市場はフランクフルト証券取引所(Xetra)のみで、ティッカーは「HEI」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:HDLMY)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社ハイデルベルク・マテリアルズ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「HEI」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約29,600円613円約2.07%
3株約88,900円613円約0.69%

手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ユーロ(約613円)です。1株からでも手数料負担率は約2.07%と軽く済みますが、3株単位のまとめ買いにすると負担率はさらに下がります。

ハイデルベルク・マテリアルズ株はどんな人に向くか

向く人理由
建材需要の底打ちに注目したい人会社発表で4年以上ぶりのプラス体積四半期を記録
増配の実績を重視したい人2025年配当は前年比+9%の増配
3株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.69%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
直近1年の株価の強さを求める人株価は1年で-21.69%
業績見通しの下振れリスクを避けたい人エネルギーコスト高騰で通期利益見通しに下振れ警告(会社発表)

よくある質問

ハイデルベルク・マテリアルズ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がフランクフルト証券取引所(Xetra)のみのためです。米国預託証券(HDLMY)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約29,600円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約2.07%のため、3株単位(約88,900円)でのまとめ買いが目安です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

ドイツの現地源泉税26.375%に加え、日本側でさらに20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約1.32%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国ADR(HDLMY)との違いは何ですか?

HDLMYは米国のOTC(店頭市場)でのみ取引される預託証券で、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。本記事で解説しているのは、フランクフルト証券取引所(Xetra)に上場する原株(ティッカー:HEI)です。

まとめ

  • メリット:会社発表で4年以上ぶりのプラス体積四半期を記録/2026年上半期の純利益は前年同期比+7.5%/2025年配当は前年比+9%の増配
  • デメリット:株価は1年で-21.69%/エネルギーコスト高騰で通期利益見通しに下振れ警告(会社発表)/配当源泉税26.375%のうち11.375%は外国税額控除の対象外
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約29,600円から。3株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.69%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はハイデルベルク・マテリアルズ社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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