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イージージェット株の魅力とリスク|holidays+32%と日本からの買い方【2026年】

イージージェット株の魅力とリスク|holidays+32%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • イージージェットは、格安航空とパッケージ旅行easyJet holidaysを運営するイギリスの会社です
  • 魅力の核心:会社発表によると、easyJet holidaysの税引前利益は2億5,000万ポンドで前年比+32%とされています
  • 最大のリスク:会社発表によると、上半期(2025年10月〜2026年3月)は税引前損失5億5,200万ポンドの構造的な赤字でした
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約1,467円から(推奨ロット60株が目安/1株だと手数料負担率は約48.85%と重く、60株単位が前提)

稼ぎ頭は航空券ではなく、パッケージ旅行です。イージージェットはイギリスの格安航空会社で、ロンドン近郊のルートンを本拠に欧州域内を飛ぶほか、パッケージ旅行のeasyJet holidaysも運営しています。会社発表によると、2025年9月期のeasyJet holidaysの税引前利益は2億5,000万ポンドで前年比+32%、顧客数は309万人で+20%でした。

株価は1年で+32.63%上昇し、52週レンジ332.60〜683.80ペンスのうち高値に近い675.60ペンスで推移しています(実測)。業績の伸びと株価上昇が同じ方向を向いているという事実を、まず押さえておく必要があります。

同業種の対比先としては、エールフランスKLM(仏)やルフトハンザ(独)がしばしば挙げられます。イージージェットの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

イージージェット株の基本データ(2026年8月26日時点)

株価675.60ペンス(6.76ポンド)(1株 約1,467円)
52週レンジ332.60〜683.80ペンス(3.3260〜6.8380ポンド)
時価総額約50.5億ポンド
PER約12.48倍(予想 約21.69倍)
配当利回り1.95%(1株配当 0.132ポンド)
上場市場ロンドン証券取引所
1年の株価騰落+32.63%

ロンドン証券取引所の株価はペンス(GBX)表示です。「675.60」と表示されていても6.76ポンドという意味で、100倍の誤認には注意してください。

holidays税引前利益+32%という事実|イージージェット株の魅力

easyJet holidaysの税引前利益は2億5,000万ポンドで前年比+32%

会社発表によると、2025年9月期のパッケージ旅行事業easyJet holidaysの税引前利益は2億5,000万ポンドで前年比+32%、顧客数は309万人で+20%でした(出典:報道・公式IR)。

投資家にとっては、格安航空会社という枠を超えて、パッケージ旅行事業が会社全体の成長をけん引しているという事実を確認できる材料です(今後の伸び率を保証するものではありません)。

航空券を除く収益は14億4,000万ポンドで前年比+27%

会社発表によると、2025年9月期の航空券を除く収益(holidaysなど)は14億4,000万ポンドで前年比+27%でした(出典:報道・公式IR)。

投資家にとっては、収益源が航空券の販売だけに偏っていないという事実を確認できます。

顧客数309万人(+20%)で、holidaysの利益目標を5年前倒しで達成

会社発表によると、当初2億5,000万ポンドとしていたeasyJet holidaysの利益目標を予定より5年早く達成し、新たな目標を2030年9月期までに4億5,000万ポンドに引き上げたとされています。これは会社が公表した目標であり、当サイトの予想ではありません(出典:報道)。

投資家にとっては、会社自身がholidays事業の成長速度を上方修正したという事実を確認できます(目標の達成を保証するものではありません)。

ヘッドライン税引前利益6億6,500万ポンド(+9%)で3年連続の増益

会社発表によると、2025年9月期の売上高は約101億ポンド(前年比+9%)、会社が使う利益指標であるヘッドライン税引前利益は6億6,500万ポンド(+9%)、ヘッドラインEBITは7億0,300万ポンド(+18%)でした(出典:公式IR・報道)。

投資家にとっては、holidaysだけでなく会社全体の利益指標も増加基調にあるという事実を確認できます。

上半期税引前損失5億5,200万ポンドという事実|先に知っておきたいリスク

上半期(2025年10月〜2026年3月)は税引前損失5億5,200万ポンドの構造的赤字

会社発表(2026年5月21日)によると、2026年9月期の上半期(2025年10月〜2026年3月)は売上39億5,000万ポンド(前年同期比+12%)、旅客数4,200万人(+6%)、座席供給+4%、搭乗率90%(+2pt)でしたが、税引前損失は5億5,200万ポンド(前年同期は3億9,400万ポンドの損失)でした(出典:報道)。欧州の航空会社は冬に赤字・夏に稼ぐ季節性があり、上半期の赤字自体は構造的なものです。

投資家にとっては、通期の増益基調だけを見て判断するのではなく、期の途中では大きな赤字が出る期間があるという事実を踏まえておく必要があります(当サイトではこの先の損益の見通しは述べません)。

予想PERは21.69倍で、実績PER12.48倍から跳ね上がる

実測によると、実績PERは12.48倍ですが、予想PERは21.69倍です。同じ株価に対して、実績ベースと予想ベースでPERの水準が大きく異なります。

投資家にとっては、実績PERの水準だけでなく、予想PERが大きく上がっている点も確認しておく必要がある、ということです(当サイトでは今後の株価・業績の見通しは述べません)。

1株購入の手数料負担率は約48.85%、60株単位が前提

サクソバンク証券クラシックの手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ポンド(約716円)です。イージージェットは1株675.60ペンス(約1,467円)と単価が低いため、最低手数料が重くのしかかり、1株だと手数料負担率は約48.85%にもなります。推奨ロットとされる60株(約88,000円)なら0.81%まで下がります。

投資家にとっては、1株単位で買うと手数料負けしやすい銘柄だという事実を踏まえておく必要があります。

米国ADRはOTC市場のみで、SBI・楽天・マネックスでは買えない

イージージェットの米国ADR(ESYJY/EJTTF)はOTC市場でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

投資家にとっては、企業の規模ではなく上場している市場だけで買えるかどうかが決まるという事実を、購入前に確認しておく必要があります。

イージージェットは航空券ではなくholidaysで稼ぐ会社

イージージェットはイギリスの格安航空会社で、1995年設立、本拠地はロンドン近郊のルートンです。従業員は約1万9,000人とされています。事業は大きく2つあり、欧州域内を飛ぶ格安航空事業と、パッケージ旅行を手掛けるeasyJet holidaysです。上場市場はロンドン証券取引所(ティッカー:EZJ)で、時価総額は約50.5億ポンドです。

会社発表によると、2025年9月期の売上高は約101億ポンド(前年比+9%)、会社が使う利益指標であるヘッドライン税引前利益は6億6,500万ポンド(+9%)、ヘッドラインEBITは7億0,300万ポンド(+18%)でした。実測の年次損益では、売上高101億600万ポンド(前年比+8.56%)、営業利益7億300万ポンド、純利益4億9,400万ポンド、EPS0.65ポンドで、2024年9月期(売上93億900万ポンド、営業利益5億9,700万ポンド、純利益4億5,200万ポンド、EPS0.60ポンド)から増収増益でした。年間旅客数は9,340万人で前年比+4%とされています。

このうち、パッケージ旅行のeasyJet holidaysは税引前利益2億5,000万ポンドで前年比+32%、顧客数309万人で+20%、航空券を除く収益は14億4,000万ポンドで+27%と、会社の成長をけん引しています。会社発表によると、当初2億5,000万ポンドとしていたholidaysの利益目標を予定より5年早く達成し、新たな目標を2030年9月期までに4億5,000万ポンドに引き上げたとされています(これは会社の目標であり、当サイトの予想ではありません)。

一方、2026年9月期の上半期(2025年10月〜2026年3月)は売上39億5,000万ポンド(前年同期比+12%)、旅客数4,200万人(+6%)、座席供給+4%、搭乗率90%(+2pt)でしたが、税引前損失は5億5,200万ポンド(前年同期は3億9,400万ポンドの損失)でした。欧州の格安航空会社は冬に赤字・夏に稼ぐ季節性があり、上半期の赤字自体は構造的なものです(詳しくは前述のリスク節をご覧ください)。

配当方針はヘッドライン税引後利益の20%を配当に充てるというもので、2025年9月期の1株配当は13.2ペンス(前年12.1ペンス)、配当総額は約1億ポンドでした。報道では、株価が1年で+32.63%上昇した理由として、holidaysの急成長、3年連続の増益、座席供給を無理に増やさない規律の3点が挙げられています。一方で中東情勢による燃料費の上振れは逆風とされています(出典:報道)。

競合はライアンエアー(規模で最大)、ウィズエアー、IAG傘下のブエリングなどです。報道によると、イージージェットは主要空港の発着枠と南欧のレジャー路線に強みを持つとされています。日本路線はなく、日本との接点は当サイトで確認できていません。

1株配当13.2ペンスと、イギリスの源泉税は原則なし

イージージェットの1株配当は13.2ペンス(前年12.1ペンス)で、表面利回りは株価675.60ペンスに対し1.95%です。配当方針はヘッドライン税引後利益の20%を配当に充てるというもので、権利落ち日は2026年2月19日、支払いは2026年3月27日、年1回の配当です。

イギリス株の配当については、原則として現地源泉税はかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時にご確認ください。日本側ではさらに、受け取った配当に20.315%が課税されます。現地の源泉税率が未確定のため、税引き後の目安金額はここでは計算していません。

チャートでEZJの今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月26日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※下のチャートは米国ADR(ESYJY/EJTTF・米ドル建て)です。原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料負担率48.85%

イージージェットの上場市場はロンドン証券取引所のみで、ティッカーは「EZJ」です。米国預託証券(ADR)はESYJY/EJTTF(OTC)で取引されていますが、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社イージージェット株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. 英ポンドに両替する
  5. ティッカー「EZJ」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約1,467円716円約48.85%
60株約88,000円716円約0.81%

手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ポンド(約716円)です。イージージェットは1株675.60ペンス(約1,467円)と単価が低い銘柄ですが、最低手数料が一定額かかるため、1株だと手数料負担率は約48.85%と重く、推奨ロットとされる60株(約88,000円)なら約0.81%まで下がります。

イージージェット株が向く人・向かない人

向く人理由
パッケージ旅行事業の伸びに関心がある人easyJet holidaysの税引前利益は2億5,000万ポンドで前年比+32%(会社発表)
会社全体の増益基調を評価したい人ヘッドライン税引前利益6億6,500万ポンド(+9%)で3年連続の増益
座席供給を抑える規律を評価する人報道では座席供給を無理に増やさない規律が株価上昇の要因の一つに挙げられている
向かない人理由
通期を通じた業績の安定を求める人上半期(2025年10月〜2026年3月)は税引前損失5億5,200万ポンドの構造的赤字
割安なPERを重視する人予想PERは21.69倍で、実績PER12.48倍から跳ね上がる
少額から始めたい人1株だと手数料負担率は約48.85%と重く、60株単位が前提(IB証券という選択肢もある

イージージェット株のよくある質問

イージージェット株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がロンドン証券取引所のみのためです。米国預託証券(ESYJY/EJTTF)もOTC市場での取引のみで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

上半期(10〜3月)の赤字は毎年起こる構造ですか?

会社発表によると、2026年9月期上半期(2025年10月〜2026年3月)の税引前損失は5億5,200万ポンドで、前年同期も3億9,400万ポンドの損失でした。欧州の航空会社には冬に赤字・夏に稼ぐという季節性があり、上半期に赤字が出ること自体は構造的なものとされています(当サイトでは来期以降の損益の見通しは述べません)。

チャートに表示されるADR(ESYJY)と、実際に買う株は違いますか?

表示通貨が異なります。本文のチャートは米国ADR(ESYJY/EJTTF・米ドル建て)を表示しています。原株とほぼ同じ値動きをしますが、サクソバンク証券で実際に買うのはロンドン証券取引所に上場する原株(ティッカー:EZJ・ポンド建て)です。

なぜ株価は1年で32.63%も上がったのですか?

報道では、easyJet holidaysの急成長、3年連続の増益、座席供給を無理に増やさない規律の3点が理由として挙げられています。一方で中東情勢による燃料費の上振れは逆風とされています(当サイトではこの先の株価の見通しは述べません)。

まとめ:稼ぎ頭は航空券ではなく、holidaysという事実

  • メリット:easyJet holidaysの税引前利益は2億5,000万ポンドで前年比+32%(会社発表)/顧客数309万人(+20%)でholidaysの利益目標を5年前倒しで達成/ヘッドライン税引前利益6億6,500万ポンド(+9%)で3年連続の増益
  • デメリット:上半期(2025年10月〜2026年3月)は税引前損失5億5,200万ポンドの構造的赤字/予想PERは21.69倍で実績PER12.48倍から跳ね上がる/1株だと手数料負担率は約48.85%と重く、60株単位が前提
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約1,467円から。1株だと手数料負担率は約48.85%と重いため、60株単位(約88,000円)が前提

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月26日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はイージージェットの公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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