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バンズル株の魅力とリスク|32年連続増配と日本からの買い方【2026年】

バンズル株の魅力とリスク|32年連続増配と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • バンズル(Bunzl)はレストランや病院で使う使い捨て容器・手袋・清掃用品を届ける、業務用消耗品の流通大手です
  • 魅力の核心:報道によると32年連続の増配
  • 最大のリスク:報道によると2025年4月に業績見通しを下方修正(北米事業の不振、直近12ヶ月の純利益は−8.2%)
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約5,968円から(推奨ロット20株が目安/1株だと手数料負担率は約11.98%と重く、20株単位が前提)

レストランの厨房や病院の現場で使われる使い捨て容器、手袋、清掃用品――こうした「なくては困るが目立たない」業務用消耗品を、世界中に届けているのがイギリスのバンズル(Bunzl)です。報道によると、同社は32年連続で増配を続けているとされています。

同じイギリスの流通・サービス企業には給食大手のコンパス・グループもありますが、バンズルは消耗品の調達・物流という地味な領域に特化しています。ただし2025年4月には、報道によると北米事業の不振を理由に業績見通しを下方修正したとも報じられています。長期の増配実績と直近の下方修正、両方の数字を株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

バンズル株の基本データ(2026年8月23日時点)

バンズルの株価はロンドン証券取引所でペンス(GBX)建てで表示されます。「2,754」と表示されていたら27.54ポンド(100で割った値)です。ペンスとポンドを混同すると100倍の誤差が生まれるため注意してください。

株価2,754.00ペンス(27.54ポンド、1株 約5,968円)
52週レンジ1,981.00 〜 2,886.00ペンス
時価総額約88億ポンド
PER約19.6倍(予想 約15.1倍)
配当利回り約2.69%(1株配当 0.74ポンド)
上場市場ロンドン証券取引所
1年の株価騰落+16.60%

バンズル株を買うメリット

報道によると32年連続増配、1株配当は74.1ペンス

報道によると、バンズルは32年連続で増配を続けているとされています。1株配当は74.1ペンスです(出典:報道)。

投資家にとっては、業績の波があっても配当を減らさず増やし続けてきたという長期の実績が、経営の体力を示す数字になっている、ということです。

1年で株価+16.60%上昇

2026年8月23日時点の株価は2,754.00ペンスで、1年間では+16.60%の上昇となっています。52週レンジは1,981.00〜2,886.00ペンスです。

投資家にとっては、後述する業績見通しの下方修正が報じられた後も、株価は1年単位で見ればプラス圏を維持している、ということです。

2024年12月期の営業利益は+3.4%、営業利益率は8.0%から8.3%へ改善(会社発表)

2024年12月期の営業利益は9億7,610万ポンド(報告ベース+3.4%)でした。会社発表によると、営業利益率は8.0%から8.3%へ改善しています(出典:バンズル公式)。

投資家にとっては、売上高が報告ベースでほぼ横ばい(−0.2%)でも、利益率を改善させる収益力があることを示す数字です。

報道によると2億ポンド規模の自社株買いを実施

報道によると、バンズルは2億ポンド規模の自社株買いを実施しています(出典:報道)。

投資家にとっては、増配に加えて自社株買いという株主還元の手段も併用していることが確認できる材料です。

バンズル株を買うデメリット・リスク

報道によると2025年4月に業績見通しを下方修正、北米事業が不振

報道によると、バンズルは2025年4月に業績見通しを下方修正しました。北米事業における外食向け需要の低迷と価格の下落が理由とされ、営業利益率の見通しを8.0%未満に引き下げたと報じられています。さらに翌期の利益率も前年をやや下回る見通しと報じられています。当サイトでは最終的な着地は確認できていません。

投資家にとっては、32年連続増配という実績の裏で、直近では北米事業の減速という具体的な下方修正材料が報じられている、ということです。増配の実績だけを見て楽観視するのは危険です。

直近12ヶ月の純利益は−8.2%

直近12ヶ月の純利益は−8.2%です。

投資家にとっては、業績見通しの下方修正が報じられたとおり、実際に利益が減少方向にある、ということです。

1株の手数料負担率は約11.98%、20株単位が前提

サクソバンク証券クラシックで1株だけ購入すると、手数料負担率は約11.98%に達します。20株(約11万9,400円)にすると約0.60%まで下がります。

投資家にとっては、1株単位での購入は現実的でなく、20株単位のまとまった資金を用意する必要がある、ということです。

配当源泉税は当サイト未確認、サクソバンク証券はNISA非対応

イギリスは配当への現地源泉税が原則としてかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時に確認が必要です。また、サクソバンク証券はNISAに対応していません。

投資家にとっては、税制面を自分で確認する手間がかかるうえ、非課税での保有もできない、ということです。

バンズルはどんな会社か

バンズルは、レストランや病院、ホテルなどが使う使い捨て容器・手袋・清掃用品といった業務用消耗品を調達し届ける、流通大手です。事業内容自体は地味ですが、「なくては困る」領域に特化しています。

直近の決算では、2024年12月期の売上高は117億7,640万ポンド(報告ベース−0.2%、為替一定ベースでは+3.1%)、営業利益は9億7,610万ポンド(報告ベース+3.4%)、純利益は5億40万ポンドでした(出典:バンズル公式 https://www.bunzl.com/newsroom/annual-results-for-2024/)。会社発表によると、営業利益率は8.0%から8.3%へ改善しています。

一方で報道によると、2025年4月には北米事業の不振を理由に業績見通しを下方修正したとされ、直近12ヶ月の純利益は−8.2%となっています。長期の増配実績と直近の下方修正、両方の側面を持つ会社です。

配当と税金

バンズルの1株配当は0.74ポンド(74ペンス)、表面利回りは約2.69%です。

イギリスの配当源泉税は原則としてかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時にご確認ください。日本側では、受け取った配当に20.315%が課税されます。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※下のチャートは米国ADR(BZLFY・米ドル建て)です。原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

バンズル株の日本からの買い方

バンズルの上場市場はロンドン証券取引所のみで、ティッカーは「BNZL」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:BZLFY)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社バンズル株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. 英ポンドに両替する
  5. ティッカー「BNZL」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約5,968円715円約11.98%
20株約11万9,400円715円約0.60%

手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ポンド(約715円)です。1株だと手数料負担率は約11.98%と重く、20株単位のまとめ買いが前提になります。

バンズル株はどんな人に向くか

向く人理由
長期の増配実績を重視する人報道によると32年連続増配
20株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.60%まで下がる
業績の下方修正材料も含めて評価したい人北米不振による下方修正が報じられている
向かない人理由
1株単位の少額から始めたい人1株だと手数料負担率が約11.98%と重い
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある
足元の業績が上向いている銘柄を求める人直近12ヶ月の純利益は−8.2%

よくある質問

バンズル株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がロンドン証券取引所のみのためです。米国預託証券(BZLFY)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約5,968円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約11.98%と重いため、20株単位(約11万9,400円)でのまとめ買いが前提です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

イギリスの配当源泉税は原則としてかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時にご確認ください。日本側ではさらに20.315%が課税されます。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

チャートに表示されているADR(BZLFY)と実際の株(BNZL)はどう違いますか?

本記事のチャートは米国ADR(BZLFY)で、米ドル建て表示です。原株(BNZL、ロンドン証券取引所・ポンド建て)とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なるため、実際に発注する際は本文記載のペンス/ポンド建ての株価を基準にしてください。

まとめ

  • メリット:報道によると32年連続増配/1年で株価+16.60%上昇/2024年12月期の営業利益は+3.4%で営業利益率は8.0%から8.3%へ改善(会社発表)
  • デメリット:報道によると2025年4月に業績見通しを下方修正(北米事業の不振)/直近12ヶ月の純利益は−8.2%/1株の手数料負担率は約11.98%と重い
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約5,968円から。20株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.60%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はバンズル社の公表資料または報道に基づき、本文中に出典を明記しています。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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