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ロンドン証券取引所グループ株の魅力とリスク|既存事業+8.4%成長の買い方【2026年】

ロンドン証券取引所グループ株の魅力とリスク|既存事業+8.4%成長の買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • LSEG(ロンドン証券取引所グループ)はロンドン証券取引所そのものを運営する会社。日本でいえば日本取引所グループ(JPX)にあたる存在です
  • 魅力の核心:既存事業ベースの成長率は8.4%(前年6.9%)に加速
  • 最大のリスク:PERは実績約31.1倍、株価は1年で-9.93%
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約18,600円から(推奨ロット10株が目安/1株だと手数料負担率は約3.84%とやや重い)

日本取引所グループ(JPX)は、日本の証券会社で普通に買うことができます。では、ロンドン証券取引所を運営する会社の株を買ったことがある人はどれくらいいるでしょうか。取引所という「市場の仕組みそのもの」に投資できる銘柄は、実はそう多くありません。

ロンドン証券取引所グループ(LSEG)は、ロンドン証券取引所そのものに加えて、金融データのリフィニティブ、株価指数のFTSEラッセル、清算機関LCHを傘下に持つ会社です。会社発表によると、2026年上半期は既存事業ベースの成長率が8.4%(前年6.9%)に加速し、マーケッツ・リスク&インテリジェンス・FTSEラッセルの全部門で伸びました。

取引所という業態の強さと、株価・業績・買い方を順に見ていきます。

目次

LSEG(ロンドン証券取引所グループ)株の基本データ(2026年8月22日時点)

ロンドン株はペンス(GBX)建てで表示されます。「8,602」という数字を見ると8,602ポンドと誤解しがちですが、実際は100ペンス=1ポンドなので86.02ポンドです。100倍の誤認には注意してください。

株価8,602.00ペンス(86.02ポンド、1株 約18,600円)
52週レンジ6,684.00 〜 10,140.00ペンス
時価総額約417億ポンド
PER約31.1倍(予想 約16.9倍)
配当利回り約1.84%(1株配当 1.58ポンド)
上場市場ロンドン証券取引所
1年の株価騰落-9.93%

LSEG株を買うメリット

既存事業ベースの成長率は8.4%、前年6.9%から加速(会社発表)

会社発表によると、2026年上半期の既存事業ベースの成長率は8.4%で、前年同期の6.9%から加速しました。部門別ではマーケッツ+11.9%、リスク・インテリジェンス+9.7%、FTSEラッセル+9.1%と全部門で伸びています。

投資家にとっては、一部の事業だけが伸びているのではなく、会社全体の成長率そのものが加速しているという点が確認できる数字です。

調整後1株利益は244.9ペンスで+17.2%(会社発表)

会社発表によると、2026年上半期の調整後1株利益は244.9ペンスで前年比+17.2%でした。税引前利益は12億7,800万ポンド、調整後EBITDAは25億2,700万ポンドです(出典:LSEG公式)。

投資家にとっては、売上の伸び以上のペースで1株あたりの利益が増えている、ということです。

ロンドン証券取引所に加え、リフィニティブ・FTSEラッセル・LCHを傘下に持つ

LSEGは、ロンドン証券取引所そのものに加えて、金融データのリフィニティブ、株価指数のFTSEラッセル、清算機関LCHを傘下に持っています。2026年上半期の総収益は47億9,900万ポンドで、取引所単体にとどまらない収益源を持っています。

投資家にとっては、株式の売買手数料だけに依存しない、複数の収益源を持つ事業構造だということです。

LSEG株を買うデメリット・リスク

株価は1年で-9.93%、52週レンジの下半分

2026年8月22日時点の株価は8,602.00ペンスで、1年間では-9.93%の下落です。52週レンジは6,684.00〜10,140.00ペンスで、現在値はレンジの中央よりやや下に位置しています。

投資家にとっては、業績の伸びが必ずしも株価に反映されていない状態が続いている、ということです。

PERは実績31.1倍、予想16.9倍とのギャップは期待の先行

実績PERは約31.1倍である一方、予想PERは約16.9倍です。

投資家にとっては、市場がすでに将来の増益を織り込んで株価を評価しているということです。実際の増益ペースがこの期待に届かない場合、株価が調整する余地があります。

ブルームバーグやS&Pグローバルとの競争激化、規制対応負担も増(報道)

報道によると、金融データ事業ではブルームバーグやS&Pグローバルなど大手との競争が激しく、金融インフラ企業としての規制対応の負担も増えているとされています。

投資家にとっては、既存事業ベースの成長率が加速している一方で、競争環境や規制コストが利益率を圧迫する余地がある、ということです。

手数料負担率は1株で約3.84%、10株単位が前提

サクソバンク証券クラシックの手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ポンド(約715円)です。1株(約18,600円)だと手数料負担率は約3.84%とやや重くなります。

投資家にとっては、まとまった株数を前提に買わないと手数料負けしやすい銘柄だということです。

LSEG(ロンドン証券取引所グループ)はどんな会社か

LSEGは、ロンドン証券取引所そのものを運営する会社です。日本でいえば、東京証券取引所を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)にあたる存在にあたります。事業は取引所の運営にとどまらず、金融データのリフィニティブ、株価指数のFTSEラッセル、清算機関LCHにも広がっています。

直近の決算では、2026年上半期の総収益は47億9,900万ポンド、調整後EBITDAは25億2,700万ポンド、税引前利益は12億7,800万ポンドでした(出典:LSEG公式 https://www.lseg.com/en/media-centre/press-releases/2026/london-stock-exchange-group-plc-h1-2026-interim-results)。会社発表によると、既存事業ベースの成長率は8.4%(前年6.9%)に加速し、マーケッツ・リスク&インテリジェンス・FTSEラッセルの全部門で伸びています。調整後1株利益は244.9ペンスで前年比+17.2%でした。

配当と税金

LSEGの1株配当は1.58ポンド(158ペンス)、表面利回りは約1.84%です。

イギリスは原則として配当源泉税がかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時にご確認ください。日本側では、受け取った配当に対してさらに20.315%が課税されます。

最新の株価チャートで水準を確認する

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※下のチャートは米国ADR(LDNXF・米ドル建て)です。原株とほぼ同じ値動きをしますが、表示通貨が異なります。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

LSEG株の日本からの買い方

LSEGの上場市場はロンドン証券取引所のみで、ティッカーは「LSEG」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:LDNXF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社LSEG(ロンドン証券取引所グループ)株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ポンドに両替する
  5. ティッカー「LSEG」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約18,600円715円約3.84%
10株約186,400円715円約0.38%

手数料は約定金額の0.088%、最低3.3ポンド(約715円)です。1株だと手数料負担率は約3.84%とやや重くなりますが、10株単位のまとめ買いにすると負担率は約0.38%まで下がります。

LSEG株はどんな人に向くか

向く人理由
取引所・金融インフラそのものに投資したい人ロンドン証券取引所に加え、リフィニティブ・FTSEラッセル・LCHを傘下に持つ
全部門の成長を確認してから投資したい人既存事業ベースの成長率が8.4%と全部門で加速
10株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.38%まで下がる
向かない人理由
高い配当利回りを狙う人配当利回りは約1.84%と高くない
割安なPERを重視する人PERは実績約31.1倍と高い水準にある
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある

よくある質問

LSEG(ロンドン証券取引所グループ)株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がロンドン証券取引所のみのためです。米国預託証券(LDNXF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

最低いくらから買えますか?

1株約18,600円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約3.84%とやや重いため、10株単位(約186,400円)でのまとめ買いが目安です。

配当にかかる税金はどうなりますか?

イギリスは原則として配当源泉税がかからないとされますが、当サイトでは未確認です。証券会社によって扱いが異なる可能性があるため、口座開設時にご確認ください。日本側では受け取った配当に20.315%が課税されます。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

ADR(LDNXF)と現物株(LSEG)の違いは何ですか?

ADR(LDNXF)は米国OTC市場で米ドル建てで取引される預託証券で、原株とほぼ同じ値動きをしますが表示通貨が異なります。サクソバンク証券で購入するのはロンドン証券取引所に上場する現物株(LSEG、ポンド建て)で、ADRとは別の銘柄として発注します。

まとめ

  • メリット:既存事業ベースの成長率は8.4%(前年6.9%)に加速し全部門で成長/調整後1株利益は244.9ペンスで+17.2%/ロンドン証券取引所に加えリフィニティブ・FTSEラッセル・LCHを傘下に持つ
  • デメリット:株価は1年で-9.93%と52週レンジの下半分/PERは実績31.1倍で予想16.9倍との差は期待の先行/手数料負担率は1株で約3.84%とやや重い
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約18,600円から。10株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.38%

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はロンドン証券取引所グループplc社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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