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マタス株の魅力とリスク|配当据え置きと日本からの買い方【2026年】

マタス株の魅力とリスク|配当据え置きと日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • マタスは、デンマークで「Matas」「KICKS」の店名を使い、化粧品・日用品チェーンを運営するデンマークの会社です
  • 魅力の核心:1株配当2.00クローネを2021年から2026年まで6年連続で据え置きています
  • 最大のリスク:株価は1年で−37.78%下落し、52週安値83.80クローネのすぐ上にあります
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約2,222円から(推奨ロット30株が目安/1株だと手数料負担率は約43.02%と重く、30株単位が前提)

1株配当2.00クローネを2021年から2026年まで6年連続で据え置き。マタスは、デンマークで「Matas」の店名で、スウェーデンなどでは「KICKS」の店名で化粧品・日用品チェーンを運営する会社です。実店舗に加えてネット通販も手がけています。

一方で、株価は89.50クローネと、52週安値83.80クローネのすぐ上まで下がっています。1年の株価騰落は−37.78%と大きく下げており、2025/26年度(2026年3月期)第3四半期のトレーディングアップデートでは業績のガイダンスも引き下げられました。

同業種の対比先としては、小売のマークス&スペンサー(英)やセインズベリー(英)がしばしば挙げられます。マタスの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

マタス株の基本データ(2026年8月24日時点)

株価89.50デンマーククローネ(1株 約2,222円)
52週レンジ83.80〜144.80クローネ
時価総額約32.5億クローネ
PER約17.08倍(予想 約8.49倍)
配当利回り2.23%(1株配当 2デンマーククローネ)
上場市場ナスダック・コペンハーゲン証券取引所
1年の株価騰落−37.78%

6年連続で1株2.00クローネの配当を維持|マタス株の魅力

1株配当2.00クローネを2021年から2026年まで6年連続で据え置き(実測)

実測(stockanalysis.comの配当履歴)によると、マタスの1株配当は2021年から2026年まで6年連続で2.00クローネのまま据え置かれています。増配も減配もありません。株価89.50クローネに対する表面利回りは約2.23%です。

投資家にとっては、配当額そのものが何年も変わっていないという事実を確認できる、ということです(今後も据え置かれることを保証するものではありません)。

実績PER17.08倍に対し予想PER8.49倍(実測)

実績PERは約17.08倍ですが、予想PERは約8.49倍まで下がります(実測)。これは市場が今期以降の利益回復を織り込んでいることを意味しますが、その回復が実現するかは当サイトでは分かりません

投資家にとっては、実績と予想でPERに大きな差があるという事実を、自分自身の判断材料として確認しておく必要がある、ということです。

「Matas」264店舗・「KICKS」236店舗、グループで約500店舗の規模(報道)

報道によると、マタスはグループ全体で約500店舗を運営し、内訳は「Matas」が264店舗、「KICKS」が236店舗とされています。会社発表によると2023年8月31日にスウェーデンのKICKSグループの買収を完了し、現金対価は11億スウェーデンクローナ(6億9,200万デンマーククローネ)でした(出典:同社IR)。

投資家にとっては、デンマーク一国だけでなく、スウェーデンなど複数国に店舗網を広げた規模のあるチェーンであることを確認できる材料です。

株価−37.78%と1株買いの手数料負担率43.02%|先に知っておきたいリスク

株価は1年で−37.78%、52週安値83.80クローネのすぐ上(実測)

株価は89.50クローネで、52週安値83.80クローネのすぐ上という水準にあります(実測)。1年の株価騰落は−37.78%と大きく下げており、52週高値144.80クローネからは大きく離れています。

投資家にとっては、配当が据え置かれている一方で、株価自体はこの1年で大きく値下がりしているという事実を踏まえておく必要がある、ということです(将来の株価を予測するものではありません)。

2025/26年度第3四半期にガイダンスを引き下げ、純利益も2億8,200万クローネから2億4,300万クローネへ減少

報道によると、マタスは2025/26年度(2026年3月期)第3四半期のトレーディングアップデートで業績のガイダンスを引き下げました。売上成長率の見通しは3〜7%から3〜4%(通貨中立ベース)へ、EBITDAマージンは「約15%」から14.0〜14.5%へ修正されています。主因はスウェーデンでの高価格帯ビューティ製品の消費落ち込みとされ、KICKSの売上の約75%が高価格帯製品とされています(出典:報道)。

実測の年次損益でも、2025/26年度の純利益は前年の2億8,200万クローネから2億4,300万クローネへ減少しています。直近12か月(2026年6月末まで)では純利益1億9,800万クローネ、2026年4〜6月期の調整後EBITDAマージンは12.2%と、前年同期の14.5%から低下しています(出典:報道)。

投資家にとっては、ガイダンス引き下げと利益率の低下が実際の数字として表れているという事実を、株価下落の背景として確認しておく必要がある、ということです。

1株買いの手数料負担率は約43.02%と極端に重い

株価89.50クローネ(約2,222円)に対し、1株を買うときの手数料は最低38.50クローネ(約956円)で、負担率は約43.02%に達します。当サイトが扱う銘柄の中でも極端に重い水準で、30株単位でまとめて買うことが前提になります。

投資家にとっては、配当利回り2.23%が魅力に見えても、1株単位で買うと手数料でその大部分が相殺されかねない、ということです。

マタスは「Matas」と「KICKS」で稼ぐ会社

マタスは、デンマークでは「Matas」、スウェーデンなどでは「KICKS」の店名で化粧品・日用品チェーンを運営する会社です。実店舗に加えてネット通販も手がけています。報道によると、グループ全体で約500店舗を運営し、内訳は「Matas」が264店舗、「KICKS」が236店舗とされています。

会社発表によると、2023年8月31日にスウェーデンのKICKSグループの買収を完了しました。現金対価は11億スウェーデンクローナ(6億9,200万デンマーククローネ)でした(出典:マタス公式IR https://matasgroup.com/news/completion-of-the-acquisition-of-kicks-group-ab-kicks-group-and-update-of-financial-expectations-for-2023-24/)。

マタスは3月期決算です。実測の年次損益では、2025/26年度(2026年3月期)の売上高は87億7,600万クローネ(前年比+4.74%)、営業利益5億7,000万クローネ、純利益2億4,300万クローネ(前年2億8,200万クローネ)、EPS 6.41クローネでした。直近12か月(2026年6月末まで)では売上高88億6,300万クローネ、純利益1億9,800万クローネです。

会社発表によると、2026/27年度の見通しは売上成長2〜6%(通貨中立ベース)、EBITDAマージン14.0〜14.5%とされ、新しい運営体制の導入に伴う特別項目として7,000万〜1億500万クローネを見込んでいます。報道によると、2026年4〜6月期(2026/27年度第1四半期)の売上高は21億6,100万クローネ(通貨中立ベース+3.4%)、調整後EBITDAマージンは12.2%(前年同期14.5%)とされています。

同業種の対比先としては、小売のマークス&スペンサー(英)やセインズベリー(英)がしばしば挙げられます。国・事業内容・配当方針は銘柄ごとに異なります。

1株配当2.00クローネと、デンマークの源泉税は要確認

マタスの1株配当は2.00クローネで、実測の表面利回りは約2.23%です。実測(stockanalysis.comの配当履歴)によると、この2.00クローネという金額は2021年から2026年まで6年連続で据え置かれており、増配も減配もありません。

デンマークの配当源泉税率は、当サイトでは確認できていません。具体的な税率は本記事では断定せず、口座開設時および配当受取前に必ず証券会社にご確認ください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月24日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

※このチャートは招待リンク付きで表示しています

日本から買う方法と、1株あたりの手数料負担率43.02%

マタスの上場市場はナスダック・コペンハーゲン証券取引所のみで、ティッカーは「MATAS」です。米国預託証券(ADR)の存在は当サイトでは確認できていません。ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していないため、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では買えません。

証券会社マタス株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. デンマーククローネに両替する
  5. ティッカー「MATAS」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約2,222円956円約43.02%
30株約66,700円956円約1.43%

手数料は約定金額の0.132%、最低38.50デンマーククローネ(約956円)です。1株だと手数料負担率は約43.02%と極端に重く30株(約66,700円)までまとめると約1.43%まで下がります。

マタス株が向く人・向かない人

向く人理由
配当の安定性を重視する人1株配当2.00クローネを2021年から2026年まで6年連続で据え置き
予想PERの低さに注目したい人予想PER約8.49倍(実績17.08倍)
規模の大きいチェーンに関心がある人グループで約500店舗(Matas264・KICKS236、報道)
向かない人理由
株価の下落リスクを避けたい人株価は1年で−37.78%
1株単位でコストを抑えて買いたい人1株だと手数料負担率は約43.02%
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある)

マタス株のよくある質問

マタス株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がナスダック・コペンハーゲン証券取引所のみのためです。ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場しておらず、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

6年連続で据え置いている配当は今後も続きますか?

1株配当2.00クローネは2021年から2026年まで6年連続で据え置かれています(実測)。ただし、これは過去の実績であり、今後も同じ金額が続くかは当サイトでは分かりません

株価が1年で−37.78%下がったのはなぜですか?

報道によると、2025/26年度第3四半期のトレーディングアップデートで、売上成長率とEBITDAマージンのガイダンスが引き下げられました。主因はスウェーデンでの高価格帯ビューティ製品の消費落ち込みとされ、KICKSの売上の約75%が高価格帯製品とされています。実測の純利益も前年の2億8,200万クローネから2億4,300万クローネへ減少しています。

予想PER8.49倍は実績PER17.08倍よりだいぶ低いですが、どういう意味ですか?

実績PER17.08倍に対し予想PERは8.49倍です(実測)。これは市場が今期以降の利益回復を織り込んでいることを意味しますが、その回復が実現するかどうかは当サイトでは分かりません

まとめ:配当は据え置き、株価は1年で−37.78%

  • メリット:1株配当2.00クローネを2021年から2026年まで6年連続で据え置き/予想PER8.49倍で市場は利益回復を織り込んでいる(実現は不明)/「Matas」264店舗・「KICKS」236店舗、グループで約500店舗の規模(報道)
  • デメリット:株価は1年で−37.78%、52週安値83.80クローネのすぐ上/2025/26年度第3四半期にガイダンス引き下げ、純利益も2億8,200万クローネから2億4,300万クローネへ減少/1株買いの手数料負担率は約43.02%と極端に重く30株単位が前提
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約2,222円から。30株まとめると手数料負担率は約1.43%まで下がる

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月24日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はマタスの公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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