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欧州の株価指数一覧|DAX・CAC40・FTSE100など6指数を比較【2026年】

欧州の株価指数一覧|DAX・CAC40・FTSE100など6指数を比較【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • 欧州の代表的な株価指数は6つ。ユーロストックス50はユーロ圏のみ、STOXX Europe 600は17カ国と、カバー範囲が指数ごとにまったく違う
  • 当サイトが扱う42銘柄は、DAX・CAC40・FTSE100・SMI・ユーロストックス50・STOXX Europe 600のいずれかに広く含まれる
  • 指数連動のETF・投資信託は分散できるが、「この企業に投資したい」という個別の選択はできない
  • 個別株は現地取引所に上場しているため、サクソバンク証券など欧州株を扱う証券会社の口座が必要

「DAXが最高値」「CAC40が下落」——ニュースでこうした見出しを見ても、それぞれの指数が具体的に何を指しているのか、実はあいまいなまま読んでいる人が多いのではないでしょうか。「欧州の指数」と一括りにされがちですが、対象とする国も銘柄数もまったく違います。

この記事では、欧州の主要株価指数DAX・CAC40・FTSE100・SMI・ユーロストックス50・STOXX Europe 600の6つを、構成銘柄数・対象市場・特徴で横並びに比較します。指数の現在値や過去のリターン、構成比率(ウェイト)の数値は、日々変動し出典によって食い違うため本記事では扱いません。運営会社が公表している構成の事実だけを整理します。

あわせて、当サイトが扱う42銘柄がそれぞれどの指数に含まれるかも整理します。個別株記事とセットで読むことで、「この指数のどの部分に投資しているか」がはっきりします。

目次

欧州の主要株価指数6つを比較

まずは6指数を一覧で比較します。数値は指数運営会社が公表している構成銘柄数・対象市場に限定し、構成比率や現在値は含めていません。

指数名国・地域構成銘柄数対象市場特徴
DAXドイツ40銘柄フランクフルト証券取引所(Prime Standard/Xetra)上位はSAP・シーメンス・アリアンツ・ドイツテレコムなどが占める
CAC40フランス40銘柄ユーロネクスト・パリラグジュアリー関連(LVMH・エルメス・ケリング・ロレアル)の比重が大きい指数として知られる
FTSE100イギリス100銘柄ロンドン証券取引所構成企業の売上の大半が英国外で稼がれているとされ、ポンド安が指数の追い風になりやすい構造
SMIスイス20銘柄SIXスイス証券取引所上位数銘柄(ネスレ・ロシュ・ノバルティス)で指数の約半分を占めるとされ、集中度が高い
ユーロストックス50ユーロ圏50銘柄ユーロ圏の主要企業(単一の取引所に限定されない)ユーロ圏限定のため、スイス(ネスレ・ロシュ等)とイギリス(ロールス・ロイス等)は対象外
STOXX Europe 600欧州17カ国600銘柄欧州17カ国の主要企業(11業種)ユーロ圏に限らずスイス・イギリス・北欧も含み、欧州株全体を最も広くカバーする

この記事の価値は、この比較表に尽きます。あとの章では「なぜカバー範囲がここまで違うのか」「当サイトの銘柄はどこに入るのか」を掘り下げていきます。

「欧州の指数」と一括りにされるが、カバー範囲がまったく違う

6指数は大きく3つの階層に分けられます。この違いを知らずに指数名だけを比較すると、話がかみ合いません。

  • ユーロストックス50=ユーロ圏のみ——ユーロを法定通貨とする国の主要企業50銘柄。スイス・イギリスの企業はどれだけ大きくても対象外です
  • STOXX Europe 600=17カ国600銘柄——ユーロ圏に限らず、スイス・イギリス・北欧の国々も含む、6指数の中で最も広いカバー範囲を持つ指数です
  • 国別指数(DAX・CAC40・FTSE100・SMI)=その国だけ——それぞれ自国の取引所に上場する企業だけで構成される、最も対象が狭い指数です

たとえば「ユーロストックス50が上昇した」というニュースを見ても、それはネスレやロシュ、ロールス・ロイスの値動きを反映していません。逆に「欧州株全体の動き」を見たいなら、国別指数よりもSTOXX Europe 600の方が実態に近いことになります。

指数ごとの「顔つき」の違い

構成銘柄数や対象国だけでなく、指数ごとに「何色が強いか」という性格も異なります。ここでは比率の数値は使わず、定性的な特徴だけを整理します。

CAC40:ラグジュアリーの比重が大きい

LVMH・エルメス・ケリング・ロレアルといったラグジュアリー関連企業の比重が大きい指数として知られています。フランスという国の指数でありながら、実質的には世界のラグジュアリー市場の動向に連動しやすい面があります。

FTSE100:ポンド安が追い風になりやすい構造

ロンドン証券取引所グループ(LSEG)の解説によれば、構成企業の売上の大半は英国外で稼がれているとされています。つまりFTSE100は「イギリスの指数」でありながら、イギリス国内の景気よりもポンド相場や海外事業の業績に左右されやすい構造を持っています。

SMI:わずか20銘柄で集中度が高い

SMIは20銘柄しかなく、上位数銘柄(ネスレ・ロシュ・ノバルティス)で指数の約半分を占めるとされています。他の指数に比べて構成銘柄数が少ないぶん、上位企業の値動きが指数全体を大きく左右する集中度の高さが特徴です。

DAX:当サイトのドイツ株14銘柄がすべて含まれる

DAXは40銘柄で構成され、上位はSAP・シーメンス・アリアンツ・ドイツテレコムなどが占めます。当サイトが扱うドイツ株14銘柄はすべてDAX構成銘柄です(ラインメタル・アディダス・BMW・バイエル・アリアンツ・シーメンス・VW・メルセデス・ポルシェ・インフィニオン・ミュンヘン再保険・BASF・ドイツテレコム・MTU)。DAXの値動きは、そのままこの14銘柄の集合的な動きと言い換えてもよいくらい重なりが大きい指数です。

当サイトの42銘柄は、どの指数に何銘柄含まれるか

ここが本記事のもう一つの核です。当サイトが個別記事で扱う42銘柄が、それぞれどの指数に含まれるかを整理しました。個別株の記事を読む前に、この対応関係を知っておくと理解が早くなります。

指数当サイトの該当銘柄
DAXドイツ株14銘柄すべて
CAC40フランス株9銘柄すべて
FTSE100イギリス株4銘柄すべて
SMIネスレ・ロシュ・リシュモン・スイス再保険・チューリッヒ保険
ユーロストックス50フランス株9銘柄のうち8銘柄(ペルノ・リカールを除く)、ドイツ株のシーメンス・アリアンツ・インフィニオンなど、スペイン株のインディテックス・イベルドローラなど
STOXX Europe 600当サイトが扱う42銘柄の多くが構成銘柄に含まれる

特にDAX・CAC40・FTSE100は、当サイトが扱う該当国の銘柄が「すべて」含まれる点が分かりやすい特徴です。国別ハブ記事を読めば、その指数の主要な構成企業を実質的に一通り押さえられます。

指数に投資するか、構成銘柄を直接買うか

指数の中身が分かったところで、本題です。指数連動のETFや投資信託を買えば、その指数が対象とする国・銘柄に幅広く分散できます。しかし裏を返せば、「この企業に投資したい」という個別の選択はできません。

たとえば「ラインメタルの防衛需要に賭けたい」「エルメスのブランド力に投資したい」という考えなら、DAXやCAC40のETFを買っても、その企業への投資比率は指数全体の中の一部にとどまり、意図した通りには反映されません。特定の企業に投資したいなら、指数ではなく個別株を選ぶ必要があります。

なお、各指数に連動する具体的なETFの銘柄名・ティッカー・経費率については、当サイトではまだ調査できていないため本記事では扱いません。指数連動商品を検討する場合は、証券会社の公式サイトで最新の取扱商品をご確認ください。

個別株を買う場合、DAXやCAC40、FTSE100の構成銘柄はいずれも現地の証券取引所に上場しているため、日本の大手ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)では基本的に買えません。サクソバンク証券など、欧州の現地取引所に対応した証券会社の口座が必要です。証券会社の選び方は証券会社の比較記事で詳しく整理しています。

指数の注意点

構成比率は変動する。本記事の数値は「銘柄数」だけ

指数内の各銘柄が占める比率(ウェイト)は、株価の変動や定期的な見直しによって常に変わります。出典によって数値が食い違うことも多いため、本記事では構成比率や指数の現在値は扱わず、構成銘柄数・対象市場・算出方法といった変わりにくい事実だけを掲載しています。

同じ企業が複数の指数に重複して含まれる

たとえばシーメンスはDAXとユーロストックス50の両方に、LVMHはCAC40とユーロストックス50の両方に含まれます。複数の指数連動商品を組み合わせると、意図せず同じ企業への投資が重複することがあるため、分散させているつもりが特定企業に偏るケースがある点に注意が必要です。

よくある質問

欧州株全体に広く分散したいなら、どの指数を見ればいいですか?

カバー範囲の広さで言えば、17カ国600銘柄を対象とするSTOXX Europe 600が最も広範囲です。ユーロ圏に限らずスイス・イギリス・北欧の企業も含まれます。ただし本記事では指数連動ETF・投資信託の具体的な銘柄は扱っていないため、購入を検討する場合は証券会社の公式サイトで取扱商品をご確認ください。

ユーロストックス50とDAXは何が違いますか?

ユーロストックス50はユーロ圏全体から選ばれた50銘柄、DAXはドイツ一国の40銘柄です。ユーロストックス50にもドイツ企業(シーメンス・アリアンツなど)は含まれますが、対象範囲がドイツだけではない点が異なります。

指数連動と個別株、どちらを買うべきですか?

特定の投資法を推奨するものではありませんが、幅広い分散を重視するなら指数連動、「この企業に投資したい」という狙いがあるなら個別株、という使い分けが基本的な考え方です。当サイトは主に後者(個別株)の買い方を、実測した株価・PER・配当利回りとともに解説しています。

まとめ

  • 欧州の株価指数はカバー範囲が指数ごとに大きく違う(ユーロ圏のみ/17カ国/一国のみの3階層)
  • STOXX Europe 600が17カ国600銘柄で最も広く欧州株をカバーする指数
  • 指数ごとに「顔つき」も違う(CAC40はラグジュアリー、FTSE100は海外売上比率、SMIは集中度の高さ)
  • 当サイトの42銘柄は、DAX・CAC40・FTSE100・SMI・ユーロストックス50・STOXX Europe 600のいずれかに広く含まれる
  • 指数連動なら分散、特定企業に投資したいなら個別株という使い分けが基本

用途別のおすすめ

こんな人はやり方
欧州株全体の値動きを知りたいカバー範囲が最も広いSTOXX Europe 600の動きを参考にする
特定の国だけに投資したいドイツフランスイギリススイスのハブ記事から銘柄を選ぶ
特定企業に投資したい(例:ラインメタルの防衛需要)個別株の記事から直接購入を検討する
まず口座選びから知りたい証券会社の比較記事を確認する

指数ごとの詳しい解説

各指数の構成銘柄、日本から買える企業、指数と個別株の使い分けは、それぞれの解説記事で詳しく整理しています。

この記事の検証方法

  • 指数の構成銘柄数・算出方法・開始年は指数運営会社の公表情報で確認しています
  • 構成比率(ウェイト)は日々変動し、出典によって数値が食い違うため本記事では掲載していません
  • 個別銘柄の株価・配当は当サイトの個別記事で実測した値です(基準日は各記事に記載)
  • 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の指数・銘柄・証券会社の利用を推奨するものではありません。記載の指数の構成銘柄数・対象市場・算出方法は2026年8月17日時点で指数運営会社が公表している情報に基づいており、構成銘柄・算出方法は見直しにより変更される場合があります。構成比率(ウェイト)や指数の現在値は変動が大きいため本記事には含めていません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

Kawa
サイドFIRE生活中
ヨーロッパ在住30代。兼業投資家として株式投資、FX、不動産投資を行う。株式投資やFX取引では、ダウ理論とグランビルの法則を用いたテクニカル分析メインで、ファンダメンタルズ分析も組み合わせて投資判断を行う。欧州の不動産市場にも注力し、賃貸収入やキャピタルゲインを狙った長期的な投資を狙う。夢はボルゾイを飼うこと。
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