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この記事の結論
- 欧州株の取引時間は日本時間の夕方16時〜翌0時30分(夏時間。冬は17時〜翌1時30分)
- 米国株(日本時間22時30分〜翌5時)と違い、仕事終わりの夜がそのままザラ場
- 夜中の引けまで起きている必要はない。指値注文+有効期限の設定で「予約」できる
- サマータイムの切り替えは年2回。2026年は10月25日から開場が1時間遅くなる
米国株の取引時間は日本時間の22時30分〜翌朝5時。真剣に付き合うほど寝不足になる時間帯です。
一方、ラインメタルやLVMHが取引されている欧州市場は、日本の夕方に開いて深夜0時半に閉まります。帰宅後の時間がちょうどザラ場の中盤。実は日本の生活リズムと最も相性のいい外国株市場です。この記事では、取引所ごとの正確な時間と、夜中に起きずに買うための注文方法を整理します。
欧州主要取引所の取引時間一覧(日本時間つき)
サクソバンク証券で取引できる7つの取引所の立会時間です。ヨーロッパにはサマータイム(夏時間)があるため、日本時間は季節で1時間ずれます。
| 取引所 | 現地時間 | 日本時間(夏) | 日本時間(冬) |
|---|---|---|---|
| フランクフルト(Xetra) | 9:00〜17:30 | 16:00〜翌0:30 | 17:00〜翌1:30 |
| ユーロネクスト・パリ | 9:00〜17:30 | 16:00〜翌0:30 | 17:00〜翌1:30 |
| SIXスイス | 9:00〜17:30 | 16:00〜翌0:30 | 17:00〜翌1:30 |
| ミラノ | 9:00〜17:30 | 16:00〜翌0:30 | 17:00〜翌1:30 |
| マドリード | 9:00〜17:30 | 16:00〜翌0:30 | 17:00〜翌1:30 |
| ロンドン | 8:00〜16:30 | 16:00〜翌0:30 | 17:00〜翌1:30 |
| コペンハーゲン | 9:00〜17:00 | 16:00〜翌0:00 | 17:00〜翌1:00 |
ロンドンは現地時間こそ違いますが、時差(英国は大陸より1時間遅れ)が打ち消し合うため、日本時間ではどの市場もほぼ同じ「16時開場・翌0時半閉場」(夏時間)になります。覚えるのはこの1パターンだけで実用上は十分です。なお多くの取引所では、立会終了後に数分間のクロージングオークション(引けの板寄せ)があります。
サマータイムの切り替わりに注意
ヨーロッパの夏時間は3月の最終日曜日に始まり、10月の最終日曜日に終わります(EU・英国とも共通)。2026年は10月25日(日)に冬時間へ切り替わり、翌週から日本時間の開場が16時→17時に1時間遅くなります。
「いつもの時間に注文を出したら市場がまだ開いていなかった」というズレは、この切り替え週に起こりがちです。3月末と10月末だけ意識しておいてください。
日本の生活リズムでの狙い目時間帯
- 16:00〜17:00(寄付き直後):売買が交錯して値が飛びやすい時間帯。成行注文は避け、様子見か指値が無難です
- 17:00〜22:00:値動きが落ち着き、板も安定。兼業投資家のゴールデンタイムです
- 22:30以降:米国市場が開き、欧州株も米国の地合いに引っ張られて再び動きやすくなります
- 翌0:30(引け):引けの板寄せで出来高が集中。ここまで起きている必要はありません(後述の予約注文で対応できます)
筆者メモ:ヨーロッパに住んで実際に欧州株を売買していると、寄付き直後の1時間は本当に値が荒れます。急ぐ理由がなければ、日本時間の17時以降にゆっくり指値を置くほうが、数十円単位で有利に約定することが多いです。
夜中に起きなくていい:注文方法と有効期限の使い方
サクソバンク証券の取引プラットフォーム(SaxoTraderGO)では、株式の注文に成行・指値・逆指値・ストップリミットなどが使えます。ポイントは注文の「有効期限」です。
| 有効期限 | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 当日限り(Day) | その日の取引終了まで有効 | 今夜のうちに約定させたいとき |
| GTC | 約定するかキャンセルするまでずっと有効 | 「この価格まで下がったら買う」を置いておく |
| GTD(日付指定) | 指定した日付まで有効(1週間・1ヶ月・任意の日付) | 決算またぎを避けたいときなど期限を区切る |
つまり、日本の昼間や市場が閉まっている時間でも、指値注文をGTC/GTDで「予約」しておけば、市場が開いたあと条件に合った時点で自動的に約定します。市場が閉まっている間に出した成行注文も、翌営業日の寄付きで執行されると公式ヘルプに明記されています。深夜0時半の引けまで画面に張り付く必要はありません。
1点だけ注意:米国株にあるようなプレマーケット・アフターマーケット(時間外取引)は、欧州株では利用できません。取引が成立するのはあくまで上の表の立会時間内だけです。
買う前に知っておくべき3つの注意点
注意1:現地の祝日は休場(国ごとに違う)
土日に加えて、各国の祝日はその国の取引所だけが休場になります。ドイツは開いているのにスイスは休み、という日が普通にあります。発注前に取引プラットフォーム上で対象市場の営業日を確認してください。
注意2:日本の祝日は関係なく動く
逆に、日本の祝日・年末年始でも欧州市場は開いています。保有銘柄は日本が休みの間も値動きします。連休前はポジションと逆指値の置き場所を確認しておくと安心です。
注意3:板の薄い銘柄の成行注文は危険
欧州株には、優良企業でも日本株ほど出来高が多くない銘柄があります。板が薄い銘柄に成行注文を出すと、想定より大きく不利な価格で約定することがあります。基本は指値と覚えてください。
よくある質問
サマータイムはいつ切り替わりますか?
ヨーロッパ(EU・英国とも)は3月の最終日曜日に夏時間開始、10月の最終日曜日に冬時間へ戻ります。2026年は10月25日が切り替え日で、翌週から日本時間の開場が16時→17時に変わります。
深夜の引けまで起きていないと買えませんか?
いいえ。指値注文に有効期限(GTC・GTD)を付けて出しておけば、寝ている間に条件が合えば自動で約定します。市場が閉まっている時間に出した成行注文も、翌営業日の寄付きで執行されます。
土日や日本の祝日は取引できますか?
土日は全市場が休場です。日本の祝日は欧州市場に関係なく、現地が平日なら通常どおり取引されます。逆に現地の祝日は、その国の市場だけが休みになります。
まとめ
- 欧州株の取引時間は日本時間の16時〜翌0時30分(夏)/17時〜翌1時30分(冬)。どの取引所もほぼ同じ
- 米国株と違って仕事終わりの夜がそのままザラ場。日本の生活リズムと相性がいい
- 寄付き直後は値が荒れやすい。17時以降の指値が基本
- 深夜まで起きる必要はない。指値+GTC/GTDの予約注文で寝ている間に約定できる
- サマータイム切り替え(3月末・10月末)と現地祝日の休場だけ注意
| こんな人は | やり方 |
|---|---|
| 仕事終わりにリアルタイムで取引したい | 夏16時/冬17時の開場後、日本の夜がそのままザラ場 |
| 取引画面に張り付きたくない | 指値+GTC/GTDで予約しておく |
| NISAの非課税で欧州株を持ちたい | IB証券という選択肢もある(比較記事へ) |
この記事の検証方法
- 各取引所の立会時間は、取引所の公式サイト(ドイツ取引所・SIX・BME等)で確認しています
- 注文の種類・有効期限は、サクソバンク証券の公式ヘルプで確認しています
- 日本時間への換算・サマータイム日程は2026年8月15日時点の制度に基づきます
- 筆者はヨーロッパ在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で欧州株を実際に保有しています
この記事を書いた人:Kawa
ヨーロッパ在住30代・サイドFIRE中の兼業投資家。日本の証券会社では買えない欧州株を、現地から実際の数字で解説しています。詳しいプロフィール
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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や証券会社の利用を推奨するものではありません。記載の取引時間・注文仕様・サマータイム日程は2026年8月15日時点で確認した情報に基づいており、取引所や証券会社の規定変更により変わる場合があります。祝日等の休場日は取引所ごとに異なるため、発注前に必ず公式情報をご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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